US Lacrosse 2015 annual report – 大きな転換点

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今日はUS Lacrosse 2015 Annual Reportで重要になりそうな内容をピックアップしてお送りします。

US Lacrosseはそのビジョンとミッションに基づいて、4年に一度Strategic Planを立て、毎年Annual Reportで報告しています。Annual Reportには取り組んだ施策内容と結果、年次収支が報告されています。世界のラクロスを牽引するUS Lacrosseがどのようなビジョンに基づき、どのようなアウトプットをしているのか、Annual Reportを読むことで理解できます。

前文

新ヘッドクオーターが竣工(*1)した。2016-2019 US Lacrosse Strategic Planの遂行のために重要な一歩だ。

競技人口については引き続き増加しているが、増加率は減少している。プレーヤーの安全面についての懸念がでてきており、年間を通したコミットが必要になるクラブやトーナメントの運営が閉鎖的な環境を作っている。

この環境に対応すべくLacrosse Athlete Development Model (LADM)を導入し、全体の参加者増加を図る。コーチとオフィシャルの質と量を高めることにもフォーカスする。コーチやオフィシャルがアクセスできるナレッジリソースを公開した。もっと多くのこどもたちにラクロスを知ってもらうためにFirst Stick Programを展開し、1百万米ドル相当の道具を含めた100以上のプログラムを提供した。

(*1)新ヘッドクオーター竣工費用のうち14百万米ドル(約14億円)は寄付金の積み立てにて賄われています。

戦略プラン

2015年度の大きな成果は2016年度から2018年度の戦略プランを策定したことだ。この戦略プランは1998年の発足以来4回目のプランとなる。4つのキーエリアで構成され、ラクロスの発展を達成するためのガイドとなる。(参考:2016-2019 US Lacrosse Strategic Plan)

ユースラクロスの再定義

LADM

競技人口分布を三角形から四角形に変えるプロジェクト(参考:US Lacrosse LADM ー4歳から94歳までを巻き込むアスリートプログラムー)。マルチスポーツアスリートの育成を促進し、こどもから大人まで長くラクロスに関わる構造へとシフトさせる。

プレーヤーセグメンテーションポリシー

プレーヤーの安全確保と競技レベル統一のため、年齢別セグメンテーションを導入。年齢確認のために登録システムをアップグレードした。

その他

その他にもSoft-Stick GrantやFirst Stick Grantといったラクロスの道具提供をとおした普及プログラムの体験談、オフィシャル(審判)プログラムの体験談などが紹介されていました。これらのプログラムは「ラクロスを広めたい」という情熱を持った人たちの意思を具現化するのに役立っています。

また、68の支部紹介、寄付者紹介、予算紹介(参考:US Lacrosseの予算は年間20百万ドル – 日本のトップリーグ登録競技の予算規模上位と同規模)、スタッフ紹介(86名)などもありました。

まとめ

以下のことから2015年度はUS Lacrosseにとって一つのターニングポイントと位置付けられそうです。
• ヘッドクオーターが竣工し社内コミュニケーションが円滑になった。
• ユース世代向けの戦略を掲げ、取り組みを大きくシフトした。

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Hayato Muramatsu

Hayato Muramatsu

投稿者プロフィール

①名前:村松 隼人
②職業:スポーツテックベンチャー
③出身:慶應義塾大学
④ラクロス歴:15年
⑤ラクロスで得たもの:アスリート思考

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