2016-2018 US Lacrosse Strategic Plan

US Lacrosseの2016-2018 US Lacrosse Strategic Planを紹介します(*1)。今回のStrategic PlanはUS Lacrosseが1998年に設立されて以来の4回目のプランになります。そのビジョンとミッションを体現するプランであり、プラン遂行のためにはボランティアとスタッフが正しくビジョンとミッションを理解し行動することが重要だと紹介されています。

(*1)記事画像のとおりUSLの添付しているpdfでは”2016-2019″となっていますが、正しくは3か年計画の”2016-2018″です。

US LACROSSE VISION
We envision a future that offers anyone the lifelong opportunity to enjoy the sport of lacrosse.

US LACROSSE MISSION
As the sport’s national governing body, US Lacrosse provides national leadership, structure and resources to fuel the sport’s growth and enrich the experience of participants.

プランを構成する4つの柱は1. National Governing Body, 2.Education, 3.Outreach and inclusion, 4.Volunteer and staff culture and structureです。その4つについての内容は以下のとおりです。

1.National Governing Body

USLは米国の競技統括団体として、そのプログラム、サービス、リーダーシップをとおしてラクロスの発展を促進し、ベストプラクティスを確立するとしています。ラクロスを全米に広める、ラクロスへの生涯参加を促す、ラクロスの歴史を保存する、などがゴールとして掲げられています。

具体的アウトプット:
ラクロス殿堂の管理、ミュージアム管理、FILとの協働によるIOCのラクロス認知向上

2.Education

USLは教育リソース・ツール・情報を提供することで、コーチ・オフィシャル・親・プレーヤー・運営者・ボランティアにラクロスコミュニティの質の高い経験を保証するとしています。プレーヤー強化育成のためのリソースを提供する、ラクロスとUSLを強化するような教育コンテンツを開発し提供する、などがゴールとして掲げられています。

具体的アウトプット:
LADM : ユース世代向けの発達プログラム。年齢別に6つのステージに分け、ステージに合わせて目標が定められている。生涯にわたってのラクロスへのインクルージョンを達成するために組まれている。

Mobile Coach : USLが蓄積してきた男女ラクロスの500以上の練習メニューにアクセス可能なアプリケーション。LADMの練習計画に則った練習プラン作成などが可能。

3.Outreach and inclusion

USLはプログラムとサービスを提供することで、ラクロスを知らない人にラクロスを紹介し、ラクロスへのアクセスが自立的に確立されるようにサポートするとしています。ラクロスがプレーされていない地域でプログラムを確立する、ラクロスがプレーされている地域で多様な参加者を巻き込む、などがゴールとして掲げられています。

具体的アウトプット:
First Stick Program : ラクロスのない地域でのラクロス発展を目的として、USLが2年間チームをサポートするプログラム。19歳以下世代が対象。道具の無償提供からプログラムは始まる。

リーグ・チームマネジメントアプリ(US Lax Teams.com powered by LeagueAthletics.com, LLC) : リーグやチームマネジメントを容易にするためのアプリケーション。スケジュール管理からボックススコア、スタッツまで幅広く対応。USLのブランドで提供。

4.Volunteer and staff culture and structure

USLは、コアバリューを体現しミッションを成功に導くための、ダイナミックで団結した組織と文化をボランティアとスタッフに提供するとしています。ボランティアやスタッフの採用・トレーニング・評価プロセスをリフォームする、ボランティア構造をシンプル化する、スタッフとボランティアのシナジーを引き出す取り組みをする、などがゴールとして掲げられています。

まとめ

US LacrosseはVisionとMissionを掲げ、ラクロスを発展させるための戦略を立て、ボランティアやスタッフと力を合わせてゴールに向かうことを強調しています。ラクロスが社会に根付くための施策を企画実行しており、今後どのような結果が出てくるのか注目です。

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