【インタビュー#6】関西学院大学 女子ラクロス部2016年度主将|成地夏美さん

今回は、関西学生リーグに所属している関西学院大学ラクロス部の2016年度主将、成地夏美さんにお話を伺いました。
関西学院大学ラクロス部さんは2016シーズン関西勢としては5シーズンぶりの学生日本一を達成されました!
おめでとうございます!!!

日本中の学生ラクロッサーが必死に目指す「学生日本一」。そこへの道のりは決して簡単なものではありません。
まずラクロスの学生リーグでは地区ごとに開催される学生リーグで優勝することが第一関門となります。
その後北海道・関東・東海・関西リーグの各優勝チーム、さらに東北・中四国・九州の3地区予選で優勝したチームの計4チームで争われる全日本大学選手権大会に進みます。ここでトップになったチームが「学生日本一」となります。

各地区で凌ぎを削ったチーム同士の戦いを制し、「学生日本一」の称号を手にした関西学院女子ラクロス部の強さの秘訣とは・・・
ラクロスが上手いだけではない、全ての面において日本一への高い意識をもつことで培われたチーム力が感じられる成地主将のインタビューを是非お楽しみください!

関学のラクロス部に入ることは高校時代から決めていました

まずは成地主将がラクロスを始められたきっかけを教えてください。

高校生の頃から、大学は関学に入って、その中でもラクロス部に入ると決めていました。何故高校時代からそう思っていたのかはあまり覚えていないのですが、親が体育会には絶対入りなさいという親だったので、体育会しか視野になかったという事と、あとは兄が関学に通っていたので勝手に憧れのような気持ちがあったのかもしれません。

全員が全てを出し切ることが日本一に繋がる

そんな成地さんが憧れの関西学院の体育会であるラクロス部の主将に就任した2016シーズン。
チームスローガンとして掲げられたのは「ALL OUT」。この言葉に掛けられた想いを教えてください。

今年は関学史上最多の90名の部員で日本一を目指しています。個人競技ではなく、チームで日本一を目指す以上、90名全員の、本気で日本一を獲りたいという気持ちと、日本一のために自分がチームにどう貢献するのか考え行動することが必要だと思っています。そこで、試合に出ていても出ていなくても、どんな立場であっても、全員がどんな時も常に全力で取り組み、全力を出し切る事が勝利に繋がると考えたので、ALL OUTのALLにはチーム全員が、という意味を含めて、全員が全て出し切るという意味のスローガンにしました。

日本一の組織力で真の日本一へ

そんな部員全員で目指したのは単なる日本一ではなく「関学日本一」。そこにはどのような意味が込められているのでしょうか。

関学というチームが組織としても日本一となり、そして真の日本一を達成するという、組織としても競技においても日本一になる、という意味を持たせるために、はじめに関学とつけています。
ラクロスで勝つには、技術だけではないという事です。今年大切にしたのは組織力です。今年1年間、日本一の組織で日本一になる、と言い続けてきました。

プレーにだけ注力して強いとしても、意味がないと思っています。社会人スポーツならそれでいいのかもしれないですが、学生スポーツとして私たちは取り組んでいる以上、そういった部分を大切にしなければいけないと考えています。また、理念として社会に出ても通用し活躍できる人間になる、という事があるので、文武両道、挨拶、礼儀など日頃の当たり前の行いを当たり前以上に徹底してやることも重要視しています。

また、組織力を高めるために、特に今年は部員同士の本音の気持ちを伝える、知る場を設けました。それによって互いの気持ちを知ることができ、より団結出来たと思います。また、互いがどのような気持ちで取り組んでいるかを知ることで、互いの取り組みにも影響を与える事ができたのではないかと感じています。

学年や立場関係なく全員が日本一を獲りにいく

部員それぞれが日本一への徹底した意識を持ち、高い組織力を誇る関西学院ラクロス部さん。学生選手権のみならず現在Bチームが挑んでいるチャレンジリーグ連覇へも王手ということですが、それによるチーム全体の雰囲気はいかかがですか?

関学日本一の目標の中には、全日で優勝して日本一になることはもちろんですが、チャレンジリーグでも、1回生の新人戦でも優勝するという事も含んでいます。その目標達成のために、Bチームも互いモチベーションで練習に取り組んでいますし、Bチームが驚異的な存在となってAチームを更に押し上げるという気持ちを持って練習しています。1回生もがむしゃらにチームを勝たせるために、という考えで最強の応援でチームを勢い付けてくれて、学年や立場関係なく、全員が日本一のために、熱い気持ちを持って取り組んでいます。

私たちは挑戦者である

それではここからは4連覇を達成された関西学生リーグでの戦いについて振り返っていただきたいと思います。
リーグ戦では2年ぶりの初戦黒星スタートも、見事4回目の関西学生リーグ制覇という結果でした。初戦からはどのように立て直したのでしょうか?

それまでは自分たちの力ではなく先輩方に勝たせてもらっていたのに、どこか、今年も大丈夫だろう、勝てるだろう、と緩んでいる部分があったのかもしれません。そこから、関西3連覇している去年までの結果とは関係なく、私たちは挑戦者である、という事を伝えて、全ては勝つためだけに、意識も行動も変えて取り組みました。負けを知ってそれが、自分たちと、チームと付き合うきっかけとなり、強くなれたと思います。

全員で掴んだ勝利でした

関西学生リーグの勢いそのままに全日本学生選手権決勝では明治大学へ見事昨年のリベンジを果たしました。お気持ちはいかかがですか?

本当に全員で掴んだ勝利でした。部員だけでなく、これまで3年連続であの舞台で負け続けてきた先輩方の想い、OBGの方々、保護者の方々など、応援してくださる皆さんと一緒に掴んだ学生日本一だと感じました。尊敬するチームである明治大学と対戦できたこと、それに勝てたことは嬉しかったですが、明治大学はここで終わらないと思うので、全日でもう一度戦って、関学は正真正銘日本一であることを証明したいです。

ラクロス界の概念を変えるために、もっともっと強くなります!

最後に記事を読んでくださっている方へメッセージと、日本一をかけた全日本ラクロス選手権への意気込みをお願いします。

関西の大学が学生日本一になれるという事を証明する事ができたのは、関西のチームにとっても自信になると思いますし、関西が強くなれば、関東を更に押し上げて、ラクロスがもっと面白いものになっていくのではないかと思います。私たちはラクロス界の概念を変えるために、もっともっと強くなります!どこまでも私たちは挑戦者なので、貪欲に泥臭く、真の日本一を目指します。そして、江戸陸の舞台で歴史を変えます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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