NLL2017シーズンプレビュー(12月29日開幕)

NLL2017シーズン開幕を12月29日に控え、各ラクロスメディアはNLLの話題で盛り上がっています。それらのレビューを纏めてお送りします。

12月29日開幕

12月29日にToronto Rock 対 Rochester Knighthawksで開幕し、Week1は12月30日にColorado Mammoth 対 Buffalo Banditsが行われる。

9チーム編成のNLLは今シーズンが最後

2016年1月9日にNLLコミッショナーに就任したNick Sakiewiczは、ヘッドクオーターのフィラデルフィア移転、ライブストリーム及びオンデマンド配信のNLL TV開始、新NLLロゴ公開など、積極的なマーケティングを行ってきた。高まるラクロス人気により来シーズンはチーム数が拡大する予定である。

レジェンドは引退し、期待のルーキーが参戦

NLLキャリアゴール数で3位のColin Doyleと4位のJosh SandersonはToronto Rockから引退した。42歳のJohn Grant Jr(Colorado Mammoth)がベテラン陣の筆頭となる。一方でToronto RockはMLLからTom Schreiber(2016MLL MVP)、 Kieran McArdle(2016MLL Rookie of the year)、Connor Buczekを獲得。新旧交代となった。

EAST DIVISION

1. NEW ENGLAND

Black Wolves (10-8, 2nd place) はオフシーズンに最も成功したチームだ。フリーエージェントでChad Culp、 Jay Thorimbert、Scott Selfを獲得した。特にディフェンス陣が補強され、経験値の高いPractice Playersの確保により選手層に厚みが出ている。2013年と2015年にNLL MVPを獲得しているフォワードのShawn Evansがキープレーヤー。

2016シーズンチーム紹介

2. GEORGIA

Swarm (8-10, 3rd) はオフシーズンにゴールテンダーの Mike Poulinを獲得しディフェンスで有効な補強をした。一方でリーグ屈指のオフェンスも健在。メンバーの大半は入れ替わったがMike Poulin や Jordan Hallといった新加入ベテランのリーダーシップによる統率に期待。2016 Rookie of the yearのフォワードRandy Staatsは2016シーズンでチーム最多ポイント獲得。Thompson3兄弟も所属。

Randy Staats

3. BUFFALO

Bandits (13-5, 1st) のオフェンスは、シングルシーズンのゴール数とポイント数記録を塗り替え2016 League MVPを獲得したフォワードDhane Smith を中心に、NLLナンバーワンでありゆるぎない。結果的にメンバーの大半は変更なしであるが、競争の激しいキャンプを経た上での決定であり、ベストメンバーが選出されている。

2016シーズンチーム紹介

4. ROCHESTER

Knighthawks (7-11, 4th) のオフェンスは昨シーズンNLL7位で終わった。シューターのCody Jamiesonは膝の手術により2017シーズンの序盤は戦線離脱。チーム若返りを図り、10名の新加入選手のうち4名はNLL entry draftで獲得。新人フォワードのJosh CurrierとKyle Jacksonはプレシーズンマッチ3試合で計20ポイントを挙げており期待される。 2012‐2014シーズン3連覇のチーム。

5. TORONTO

Rock (5-13, 5th) のオフェンスは昨シーズンNLL最下位。更にポイントゲッターのRob Hellyerが膝の手術により離脱し、Josh Sanderson と Colin Doyleは引退した。一方でMLLプレーヤーTom Schreiber(2016MLL MVP)、 Kieran McArdle(2016MLL Rookie of the year)、Connor Buczekを獲得。プレシーズンマッチは3勝0敗で終えている。スポンサーに三菱自動車。

スポットチーム紹介

WEST DIVISION

1. SASKATCHEWAN

Rush (13-5, 1st) は2015年と2016年シーズンのチャンピオンシップを連覇しており、オフシーズンのドラフトでも成功を収めた。ドラフト1位のフォワードRyan Keenanと同3位ディフェンダーMike Messengerは実力ある選手だ。若手中心の選手構成。2015 Champion’s Cup MVPのMark Matthews、 2015 Rookie of the YearのBen McIntoshなどフォワード陣は豊富だが、2016シーズンのパワープレー決定率はリーグ最下位。

Mark Matthews

2. CALGARY

Roughnecks (8-10, 3rd) は勝率5割を若干超える程度だろう。ゴールテンダーのFrankie Sciglianoは、昨シーズンナンバーワンゴールテンダーのMike Poulin (Georgia Swarmへと移籍) に匹敵する実力の持ち主。控えのChristian Del Biancoは19歳ながらプレシーズンマッチでは活躍している。

Christian Del Bianco

3. COLORADO

Mammoth (12-6, 2nd) の昨シーズンNLL6位であったオフェンスはオフシーズンのトレードによりに改善されるだろう。特にセカンドセットの充実は重要で、Jacob Ruest の加入の意味は大きい。Zack GreerはRushにトレードされたAdam Jonesの代わりにJohn Grant Jr. とうまく連携するだろうし、そのリーダーシップにも期待。Callum Crawfordは2016シーズンにNLLシーズンアシスト数記録を更新した。

4. VANCOUVER

Stealth (5-13, 4th) のオフェンスは昨シーズンNLL8位で特段陣容に変化なし。ディフェンスの要であるJeff Moleskiは引退しRory Smithは健康問題で離脱中。どうして上位に食い込めるだろうか。Stealthのオールタイムスコアで歴代一位のRhys Duchが引き続きオフェンスの要。

Rhys Duch

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