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女子ラクロス日本代表情報|W杯の仕組み

前回日本のW杯におけるブロックと対戦相手が決まりましたとご紹介をさせていただきました。
が、多くの人が「で、結局何を競っているの?何をどう目指すの?」と疑問にもたれたことでしょう。

今回はこの難解な2017年女子W杯トーナメントシステムがどのようなの仕組みとなっているかをご紹介したいと思います。

まず、第1にこのW杯で一番大事なポイントは
「出場国全部に順位がつく」
ということです。

ではどのようにして順位をつけるのかというと、、、、



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順位の付け方

下記の表を御覧ください。まずグループがプールA〜Eまでわかれていますね。この各プールごとに総当たりで試合を行い、順位を決めます。(7月12〜18日)

出典:2017年女子ラクロスW杯のHPより

そして成績がいい順からチャンピオンシップ、プラチナムブラケット、ダイアモンドブラケットとグループに分かれトーナメントを行います。(7月19〜21日)
チャンピオンシップでは、1位〜8位までの順位を決め、
プラチナムブラケットでは、9位〜16位までの順位を決め、
ダイアモンドブラケットでは、17位〜25位までの順位を決めます。
ただ、プールAは前回W杯の成績により既にチャンピオンシップトーナメントに出場する権利を持っています。
プールAには6チーム所属していますが、チャンピオンシップに出れる国枠は8国までですので、2枠余っていることになります。
この2枠には誰がはいれるかというと、プールB/C/D/Eの各プールで総当たりをした際の各プールの1位の4国がミニトーナメントをし、この中で1番〜4番を決めます。その中の1番と2番がチャンピオンシップに出場することができます。3番と4番は一つ下のトーナメントであるプラチナムブラケットに出場することとなります。

プールB/C/D/Eの中で1番になったがチャンピオンシップに行けなかった国や各プールで上位のチームは、プラチナムブラケットで試合をし、9位〜16位までの順位を決めることとなります。

また、プールB/C/D/Eの中で下位になったチームはダイアモンドブラケットで試合をし、17位〜25位までの順位を決めることとなります。




出典:2017年女子ラクロスW杯のHPより

以上、ざっくりとした全体像のご紹介でした。

では次に、肝心な「日本がチャンピオンシップで戦い、いい成績を残す為にはどうしたらいいのか」をご紹介します。

日本がいいランキングを取る為にどうすればいいのか

要は全て勝てばいいんです。
が、実際何試合勝てば、チャンピオンシップに行けるのでしょうか。
計算して見みましょう。。。

日本の所属はプールD。ドイツ、リトビア、スペイン、メキシコの試合で全勝する必要があります。なので予選で4試合。
もし、予選で全勝して、プールB/C/D/Eのトップが集まるミニトーナメントで2勝、少なくとも1勝をする必要があります。ここで2試合。

予選の4試合全勝、チャンピオンシップに行く為のミニトーナメントで1勝or2勝をすれば、チャンピオンシップに行くことができます!

チャンピオンシップに行く為には予選4試合+ミニトーナメント2試合=合計6試合 を行うこととなります。
1日1試合〜2試合と結構ハードですね。ちなみに日本チームのW杯中のオフは17日の1日だけです。

チャンピオンシップに行ってからは普通にトーナメント&敗者復活という形で全チームにランキングをつけることとなります。
順位が決まるまでにチャンピオンシップでは3試合を行います。

そうすると合計日本チームは6試合+3試合=9試合を行うこととなります。

W杯はあと4ヶ月後に迫っています!
是非日本チームには頑張ってもらいたいですね。
GO JAPAN!GO GIRLS!!!

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