イングランド男子ラクロスリーグ100年を超える伝統(チーム編)

前回はイングランド男子ラクロスリーグのリーグ構造について紹介しましたが、今回はチーム活動を紹介したいと思います。

Hampstead Black

僕が2014年6月にロンドン転勤になった際にまずやったことは、ラクロスチームを探すことでした。勿論ラクロス道具は手持ちでサービスアパートメントに乗り込みました。家を探す前にまずはラクロスです。そして僕の所属たチームがSEMLA傘下のHampsteadです。

SEMLAは4つのディビジョンからなり、通常のリーグ戦と、Flagsと呼ばれるトーナメント戦がそれぞれのディビジョンで行われます。Hampsteadの所属しているPremium Leagueは10チーム、リーグ戦はホームアウェイ総当たりで計18試合、下位2チームは下部リーグに降格となります。9月下旬から4月まで、バケーション期間を除いてほぼ毎週土曜日に試合が開催されます。各チームはホームグラウンドを確保しています。ウェールズ方面への遠征の際はLax Busなるものが手配されたりもします。

リーグ戦の運営

毎週試合が開催されるのでラクロスが好きな人たちにはたまりません。この運営が可能なのは、各チームがホームグラウンドを確保していることと、厳格なBy Lawsによるフレキシブルなリーグ運営が挙げられます。リーグ運営はBy Lawsにより管理されており、参加人数不足による試合順延申し込みなども可能となっています。

Hampsteadのプレーヤー

Hampsteadはロンドン中心部にホームグラウンド(人工芝のサッカー場)を確保しています。アメリカやオーストラリアでのラクロス経験者が多く所属します。日本人プレーヤーも多く所属しており(2015年12月時点では5名)、ある試合ではチームメンバー9人のうち3人が日本人で、かつ勝利を収めたことがあります。2015シーズンでプレーした元オーストラリア代表選手のWill Picket選手は、オーストラリアで活躍している山田幸代さんと当然に知り合いで、まさにLacrosse is small worldです。

試合後はチームで飲み会になります。ホームゲームの時はいつも同じピザ屋でスペアリブとピザを注文します。日本人ラクロス飲み会もやっています。

Hampsteadの歴史

Hampsteadの歴史はとても古く、設立は1882年とのこと。
1950年頃Hampstead vs Purley

1930年代の新聞記事にも載っています。内容はクラブチームの生い立ちとその歴史です。

まとめ

チームGMのDennisはHampsteadでプレーした後、GMとなり、GM歴は10年を超えます。彼のチームとチームメートへの愛は素晴らしく、面倒見が良く、リーグとのコミュニケーションも綿密にとっています。こういうラクロス好きな人がこのスポーツを支えているのだなと感じます。2017シーズンはなんと優勝したそうです!おめでとう!

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