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今回は明治大学ラクロス部男子のヘッドコーチをされている瀬名波 穣さんにインタビューをしました。

母校の明治大学ラクロス部男子のコーチをしている瀬名波さん。
LACROSSE PLUSをみてくださっている方の中には、母校を強くしたい、少しでも活躍できる後輩を育てたい、そう思っている方はたくさんいると思います。
その気持ちを体現しているのが瀬名波さんです。

是非たくさんの方にインタビューをみていただきたいと思います。

瀬名波 穣さんのラクロス歴のご紹介

プレー歴

明治大学:2008年〜2012年
クラブチーム「Advance-Hangloose」:2013年-2014年

コーチ歴

2014年 東京農業大学HC
2015年-現在 明治大学HC

HOW I COACH インタビュー

現在お仕事はどのようなことをされていますか?

VOYAGE GROUPという会社で新卒採用支援事業の仕事をしています。VOYAGE GROUP自体、IT業界以外の人からするとあまり馴染のない会社かもしれませんが、オフィスに社内barがあって定時以降お酒が飲めたり、Great Place to Workの「働きがいのある会社」ランキングで3年連続1位に選んで頂いたりしたこともあって、徐々に業界外の人からも知られる機会が増えてきたように思います。

その中で僕が働いている子会社はまだ立ち上がって5年目で事業も組織も急成長フェーズにあります。なので夜に中途採用面接が入ったり、メンバーとのMTGで何だかんだ遅くまでオフィスにいることが多いかもしれません。実際仕事はハードですが自分たちで事業や組織を伸ばしていくのは大学でラクロスをやっていた時の感覚と似ていて、同じような目的意識を持った仲間たちと切磋琢磨しながら働けている今の状況はとても幸せなことだと思います。

そういえばこの前「ベンチャー企業×ラクロス出身者」というマイナー同士を掛け合わせた飲み会があったんですが笑、皆さん同じようなことを仰ってましたね。ラクロッサーには良い意味で変な人が多いので、若いうちから自分でガシガシ仕事したい人や成長意欲の強い人には向いている業界かもしれません。

瀬名波さんにとってコーチの面白みを教えてください


面白いことは沢山ありますが「面白み」と聞かれると難しいですね。シンプルに選手、MGたちの成長に携われるだけでも面白いんですけど、彼ら、彼女たちにとってできなかったことができるようになることと、それによって想像を超える組織成長を感じられた時に面白みを感じます。

多分、本人たちが思っている以上に部員同士での影響力は強いと思っていて、誰か1人が劇的に成長するだけで周りには結構な刺激になるんですよね。だから部員1人1人の成長がどんどん広がっていって、結果的にチーム全体が思ってもいないような成長をする瞬間に関われるのは本当に面白いと思います。ただ僕がそういう瞬間を意図的に創りだせるほどのコーチでは全然ないので、もっと精進していかなければいけないです。

コーチをする上で大事にしていることを教えてください


最近になってやっと意識的に大事にできるようになったのはコミュニケーションの取り方だと思います。もともと自分の中で「専門外のことには直接口出ししない」「MGともよく話す」「Bチームで伸びている選手に声をかける」などいくつか決めていることはありました。それに加えて「目線を擦り合わせる」「文脈を意識して話す」ということが最近大事だと思ってよくやっています。

例えば、僕はゴーリー出身なので選手たちから「シュートが思うように入らない」という相談をもらった時に、すぐに解決策を提示するのではなく「どういう風にシュートを決めたいのか」という目線合せを心掛けています。シュートが入らないという事象に対して、選手はスピードに課題感を持っているのか、コントロールを磨く必要があると思っているのかは聞いてみないとわかりません。ただ、聞いたところで本人が目指しているプレースタイルに合致していない場合もあるので、その辺りも目線合わせをしてから何か言うようにしています。逆に目線合せを端折って「〇〇しなよ」と提案するのは、結果的に成長を遠回りさせてしまうことになると考えています。

「文脈を意識して話す」というのは目線合わせの延長線上のようなもので、過去にどのコーチとどんな会話があって、いつまでにどういう順番でスキルアップしようとしているのかを把握した上でアドバイスすることが大事だと思っています。一番ダメなのはとりあえず目についた点をダメ出しすること。僕もついやってしまうことはありますし、その後で結構反省するんですけど、もしかしたら自分なりのテーマを持って練習していたり、他のコーチから違った角度で指導を受けていたかもしれないので、ちゃんと確認してからアドバイスするよう意識しています。

コーチとしての目標・理想とするコーチ像を教えてください

チームを目標達成に導くことです。目標達成する上で必要な要素はどんどん取り入れたいと思いますし、自分なりの哲学を大切にしながらもチームのフェーズに適した指導をするのが理想です。

それ以外であるとしたら前回の柴田さんのお話でもありましたが、卒業後に社会人としても輝ける人材を輩出することです。

ラクロス部の一員である以上、どれだけチームの勝利に貢献できたかという観点からレギュラー選手だけがクローズアップされがちですが、MGという立場での貢献の仕方があったり、重たい怪我をしてプレーを断念せざるをえない場合でもスタッフとして下級生のコーチをしてくれたりと様々なチームへの関わり方があると思います。

大前提、その立場の中で努力の限りを尽くそうというメッセージはありますが、それを乗り越えた人たちは仮に4年間スポットライトを浴びなくても社会に出た時に活躍できる人になると思うんですよね。逆に現役時代にどれだけすごい人だったとしても、社会人になって会社や仕事の愚痴ばかり言うようは人にはあんまりなって欲しくないなとも思います。卒業生たちには「学生時代は輝いてました」ではなく、常に「今が一番輝いてる」と言える大人になって欲しいです。

最後にラクロスプラスを見ている方へメッセージをお願いします!


Advanceでプレーしていた時、人生の大先輩でもありラクロス界のレジェンドでもある岡部光人さんが「仕事と家庭以外にもマジになれたり悩めるものがあるって良いもんだよ」と話してくださったことがあります。

学生の方は大体「学校生活≒ラクロス」なのでラクロスが第一の居場所かもしれませんし、社会人の方は職場や家庭以外の第二、第三の居場所がラクロスになっているかもしれません。個人的には今後ラクロスが誰にとっても、人生のどんなフェーズにおいても戻って来れるような場所に発展していければ良いなと思っています。特に最近ではこのサイトの様にWEB上で情報を発信したり、子供たちにラクロスを体験してもらう機会も増えてきて、ラクロスへの関わり方も多様化してきたと思いますし、総じて業界全体が昔より良くなっているように感じます。

自分自身、将来的にラクロスとどういう関わり方をしていくのかイメージできていないのですが、少しでも普及活動には力になりたいと思っているので、そういう活動をされている方は是非お声掛け頂けると嬉しいです!みんなでラクロス界をもっともっと良くしていきましょう!

ーーーーー
以上、瀬名波さんのインタビューでした。

これから瀬名波さんのような熱い想いを持つコーチがたくさんラクロス界で活躍してくれることを期待しています!!!

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