【こぶ平コラム】 2017年ラクロスを振り返る①|Teen’sラクロス編

2018年あけました。遅くなりましたが謹賀新年ラクロス!

昨年は、男子ラクロスはFALCONSさんの10年連続日本一、女子ラクロスは慶應義塾大学さんの5年ぶりの日本一というメモリアルな年となりました。今年のラクロスを占う前に、昨年のラクロスを振り返る事により、2018年ラクロスを予想してみたいと思います。

昨年は、Teen’sのラクロス情報提供も増やしてきましたが、まだまだ情報が少なく、一般の皆さんに中高生ラクロスの情報をお届けするという意味ではまったくできませんでした。難しい問題ですが、今年はチャレンジしてみたいと思っています。

そして、Teen’s Lacrosse 2017を総括すると
・東日本は 東京成徳大学中学高校 の完全復活と、公立高校の台頭が見えた。
・西日本は 同志社高校 の1強 時代が続く。
という事でしょうか?

Teen’s Lacrosse は全国大会を通して見ると、東京成徳大学中高さんの連覇時代に、桐蔭学園さんの優勝。初の関西の同志社高校の優勝から、横浜市立東高校が全勝で駆け抜けた2016年を経て、東日本のTeen’sラクロスの4強、関西の同志社1強時代になってきました。

秋の大会で新チームになった各校で予選を戦った結果、東日本1位横浜東、2位伊奈学園総合、3位日大中高、4位東京成徳大中高。最終予選で大妻多摩が東日本5位に入り、復活の基盤を固め直しています。4強に迫る動きができて来ました。相対的に県立鶴見や聖ドミニコ学園、飛鳥高、桐蔭学園といった高校の活躍が見られなくなってきている状況です。
西日本は同志社が秋も大勝し、立命館宇治、関西大学中高が2位3位の構図は変わらず、それらを脅かす高校はまだ出てきていません。(どうやら個別には優れた選手も見られるようで、大学でも京都外大西高校の選手とかの活躍も見られるようになってきているようです。)

そういう状況下で行われた2017年3月の全日本中学高校ラクロス選手権大会は、2016年の秋の大会で東日本の4位となった東京成徳大中高vs同志社高校の1回戦が事実上の決勝戦となったように思います。

特に、関東にお目見えした同志社校のラクロスは、中盤のライドも大学の上位レベルであり、そこで奪ったボールの展開も早く、前半の試合を制圧しました。これは今までと異なる、衝撃的な光景といっても良かったでしょう。

しかしながら、東京成徳にも智将が居られるし、又同志社の主力が1人けがで離脱した影響もあったか、後半は逆に中盤のライドを崩した東京成徳が7対1と圧倒仕返し、辛くも逆転勝利をあげ、そのままの勢いで優勝まで駆け上がります。

決勝の横浜東vs東京成徳の戦いも接戦になったが、ラクロスの質的にはむしろ一回戦で負けた同志社高校が高かったように見えました。4年前に優勝した同志社高校の復活と唯一無二のラクロスは注目でした。

そんな同志社高校に追いつけ追い越せの姿勢が関西地区にも出てくると、関西の他の高校のレベルも上がってくるという期待が膨らむ大会であり、今年の同志社高校の全国での戦いぶりにも注目です。

春の東日本のリーグ戦では従来の8強に山村学園、目白研心といった旧来のハイレベル校に県立戸塚、県立熊谷女子、都立立川国際が台頭肉薄。ここ数年中位で確実に勝ち残った都立小石川中等教育校と大妻多摩は春の予選を抜けませんでした。特に先の公立3校の台頭はラクロスの経験者指導も加わり急速な進歩に繋がった例ではないでしょうか?そして、2017年のTeen’sの傾向がここに表れています。

そして秋のリーグ戦では、この新興公立校の台頭がさらに顕著になります。都立町田総合を加えた公立4校がそれぞれに結果を残しました。

県立戸塚は2部予選に完勝し、決勝トーナメントでは2部優勝の山村学園に肉薄しました。都立町田総合は予選で戸塚にビハインドしますが、決勝トーナメントでは小石川中等も圧倒し、2部の決勝まで進出しました。

初の1部へ挑戦した熊谷女子は4強の日大に7対8と肉薄し、伝統の慶應女子を破ります。決勝トーナメントでは伊奈学園に敗れましたが、1部の上位を伺う体制ができてきたことを印象つけました。
特に立川国際初の1部挑戦は、聖ドミニコ学園、県立鶴見といった強豪に快勝し1部5位6位争いにまで進出するという結果に結びつきました。3月18日に行われる全国大会東日本第5代表決定戦において大妻女子や山村学園、仙台育英を倒すと全国大会に進出します。やはり熱心な指導者に応えた選手の進化がもたらした典型的な成功例といえます。仙台育英学園の頑張りを始めとして、関東の各校のラクロスのレベルが上がってきています。

一方で関西地区はやはり同志社高校の1強を崩しそうな学校は現れていないのが残念です。大学生との交流はあると思いますが、厳しい戦いの経験値の多さが勝ち抜く力になるのは事実です。

ー【次ページ】今後のTeen’s Lacrosseについてー

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編集長LACROSSE PLUS
設立:2016年8月|ミッション:ラクロスに関わる人に有益な情報を届け続ける|ビジョン:ラクロスの人ってかっこいい|編集長:小野寺ひより

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