【こぶ平レポート】プレシーズン振り返り①関東あすなろ(男子)

日本では、アメリカンフットボールの危険なアタックの件で、アメフト界が揺らいでいますね。実際にラクロスも行き過ぎればこうなる、という要素も
含んでいるのですね。
闘志、勇気&負けない強い気持ちと、蛮勇は異なります。強くしていく過程で「気持ちで負けるな、相手をぶったおすくらいの気持ちで突っ込め!」とか聞きませんか?
ラクロスなら、科学的精神論で相手に立ち向かって欲しいですね。ラクロスではしっかりと、脳震盪の問題等選手に指導されているとお聞きしています。
何かが、起きる前に対策をして、観客が楽しめて、選手が安全かつ激しく、クールに行くのがラクロスではないでしょうか?
そういうスポーツである事を、世に知らしめる機会かもしれないと思っています。
(科学的精神論については又、別途語らせていただきます。)

そして、まだその領域までは達していないか?ラクロスが思うようにいかなくて悔しすぎるたり、一方で楽しすぎたりしている、新2年生だけでチームを組んで戦うCup戦が関東でゴールデン・ウィークに行われました。

あすなろCupです。(全国的な呼び方でしょうか?)

ラクロスは、大学から始める選手が90%以上というスポーツでありながら、1年生の夏(大体8月ごろ)には新人戦が行われます。そしてその新人だけによる戦いは、引き続き冬と、翌年の春(つまり2年生の5,6月)の3回に渡り行われます。
あすなろCupは新人の1年間の成長を比べる、新人だけによる最後の戦いの場となっています。

実際には、関東地区以外の新人戦の記録をまとめ切れていません。それは課題として、関東の新人戦事情を入れながら、最後の新人戦の様子をお伝えします。

関東地区の新人戦事情は、男女で大きく異なります。女子の場合、少ないとは言え、ラクロス経験者が複数存在する大学があり、特に夏の大会ではラクロス経験の豊かな選手が、チームのパフォーマンスを左右する傾向が強いが、1年経過すると育成力のあるチームが追い付き逆転する事が多い。
男子の場合は、慶應義塾大学が新人戦に塾高生を出しておられるのかわかりませんが、ほぼ未経験者が運動能力の高低で戦う夏から、育成されて差が付くあすなろまで優勝者が替わるケースが多い。

そんな事から、新人戦3冠(サマー、ウィンター、あすなろ)を取る大学は女子の方が多くなっていました。それでも最近五年間で、女子は早稲田、東海、男子は早稲田のみが新人3冠を獲得しています。
そして、男女同時3冠というのは過去にはありません。

しかし、今年。立教大学が男女アベック3冠に挑みました。立教大学の場合、女子は10年以上1部で、Final4の常連であり、それだけ新人の力も高い事は予想されますが、男子の立教大学は、過去10年間で1部は3期のみ。2013年のB組3位が最高位というチームだっただけに、驚きを持って受け止められていたという面もありました。実際昨年も2部からの新人戦優勝という珍しい状況を演じています。しかし、秋には入れ替え戦を勝ち抜き今期は1部チームとしてあすなろCupでの三冠に挑むわけですから実力校になった証なのではないでしょうか。
私が、知る範囲でも2016年から本格的なチーム改革に着手されてから精神的肉体的な進化が進み、戦術的な進化のフェーズに入ったのがわかります。逆に2年生のレベルでいくと、3冠を十分に狙えるチームとなっていました。

という事で、2018年あすなろCupは男女とも立教を中心にした戦いとならざるを得ない状況でした。個別に語りましょう。

男子ラクロス

立教大学は、順当に予選を勝ち上がります。一方で、東京大学は不参加という事態になり、何か例年にない雰囲気で始まったあすなろCup男子。

決勝トーナメント常連校の、早稲田大学は苦戦。一橋大学、東海&日体大といった常連校は予選敗退と各校の育成能力が高まってきた様子がわかる予選結果でした。

そして迎えた決勝トーナメント
1回戦で、早稲田vs慶應の激突は、予選苦労した早稲田が4対1と快勝。
その早稲田を準決勝で破ったのは、やはり立教大学でした(4対2)。3冠を手にする決勝戦は武蔵・東京農大合同チーム。
決勝トーナメント準決勝では学習院相手に0対0からのサドゥンVを経て勝ち上がったディフェンスからのカウンター、セットプレーの強いチームでした。

勝気に逸る立教に対し、必死に守って、チャンスを狙う武蔵東農 最後は守り切った武蔵東農が虎の子の1点で勝ち切るという劇的なエンディングで立教大学の男女3冠の夢は叶えられませんでした。

勝ち切った、武蔵東農。特に比率的にはディフェンスに多かった武蔵大学も小さいチームでありながら、選手の自覚の高さ、意識の高さが力になりつつ
あるのがわかった試合。今後、関東の男子も群雄割拠時代に入るのかもしれません。2年後の関東の男子ファイナルが、武蔵or東京農業vs立教なんてなっていたら面白いじゃないですか?注目しておいてください。

今年のあすなろCup男子はそういう意味で注目すべき年だったのかもしれませんね。東大が出なかったという点でも(その理由は????)。

Lacrosse makes friends!

次は関東あすなろカップ女子詳報をお伝えします。

こぶ平

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こぶ平
TwitterやBlogにてラクロス情報を発信しているラクロス情報ライター&コメンテーター|【コメント】長年、ラクロスの試合を観戦しながら試合のレポートをツイートするオヤジです。10年目の今年、200試合観戦を目指して、ラクロスの応援を続けたいと願うだけの人間です。ラクロスが、オリンピックで実施され日本がメダルを取るまで、熱い応援を続けます。

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