【熱中症対策】現場で使える熱中症対策(水分補給編)

熱中症の対応については次回のコラムで、、、

熱中症の予防

あたりまえかと思いますが、
皮膚表面の水分を気化させること」と「適切な水分補給」が練習中にできる予防です!

湿度の高い環境と汗で濡れた衣服は気化がしにくいため、注意が必要です。
運動を始めた最初の1時間が最も発汗量が多く1時間で最大2Lもの汗をかくことができます。
そのため、多量の汗をかいた場合は練習の途中で着替えるなどの対策をとりましょう!

 

水分はやはり水やお茶よりもスポーツドリンクの方が良いです。
水分は身体に吸収されやすい条件があります!

高校で勉強した「浸透圧」これが重要です。

胃を通過しやすい濃度小腸から吸収しやすい濃度があり、
糖分は2.5~5%、塩分は0.1~0.2%と言われています。
(糖分:ポカリスウェット6.7%、アクエリアス6.0%)
(塩分:ポカリスエットもアクエリアスも約0.1%)
そのため、運動中の水分補給に関して
糖濃度だけを考えると、
これらのアイソトニック飲料は少し薄めたもの(2倍以内)が適しています。

しかし、スポーツドリンクに含まれる塩分(ナトリウム)は0.1g程度のため、

薄めると不足してしまいます。
これが難しい問題。。。
そのため、練習前(速やかに吸収されなくても良い、塩分の貯蔵)は薄めないスポーツドリンク
練習中・後(速やかに吸収したい)はやや薄めたスポーツドリンクを摂取することで予防に役立つかと思います!

最も良いのはハイポトニック飲料というもともと糖濃度が4%未満と低いものを選ぶことで適切な糖分と塩分を摂取できます!
ハイポトニック飲料は薄めずにそのまま摂取してください!!

等張液(アイソトニック)と低張液(ハイポトニック)

身体の浸透圧同程度のスポーツドリンクを
アイソトニック飲料

身体の浸透圧より低張のスポーツドリンクを
ハイポトニック飲料といいます。
ハイポトニック飲料の方が効率よく素早く水分を吸収することができます!

そのため、最も良いのは練習中や練習後にはハイポトニック飲料を薄めずに補給することです!

アイソトニック飲料を使うのであれば少し薄めて、でもそのときは塩分が足りないことを頭に入れておいてください!
塩分が足りなくなると低ナトリウム血症になる可能性があります。

体液は5%ブドウ糖液と同じ程度ですので、
スポーツドリンクの「炭水化物」が100mLあたり5~6g程度のものはアイソトニック
4g未満のものはハイポトニックと思って成分表示を見てほしいと思います!

思い切って商品名を書くと、、、
アイソトニック:ポカリスエット、アクエリアス、ビタミンウォーター、グリーンダカラ etc…
ハイポトニック:イオンウォーター、アミノバイタル、スーパーH2O etc…
みなさんも水分補給するときに糖分(炭水化物)と塩分(ナトリウム)に着目してみてください!

【参考文献】
熱中症環境保健マニュアル2014(環境省)
能勢博 著:運動時の体液循環調節 (1997)
Gisolfi CC et al:Fluid homeostasis during exercise.(1990)

The following two tabs change content below.
MiyashiroYuki

MiyashiroYuki

①名前:宮代祐希 ②職業:こどもの支援とトレーナー ③出身:筑波大学大学院 ④ラクロス歴:3年(法政大学女子ラクロスTR) ⑤ラクロスで得たもの:ゼロからの創造とあたりまえからの脱却
1 2

3

関連記事

  1. 【クールダウン】ラクロスのプレー後にオススメのヨガ

  2. 腰痛予防・パフォーマンスアップのための【反り腰解消ストレッチ】

  3. 【体幹トレーニング】フェイントに振られない軸作り

  4. 【トレーニング】基本のトレーニング For Freshman

  5. 【ストレングストレーニング】ラクロッサーに必要な一瞬のスピードを高める力

  6. 【Welcome to Club Lacrosse】小笠原 唯さん|Stealers

  7. 【トレーニング】ゲーム感覚でできる体幹トレーニング

  8. 【動画】ラクロッサー必見!シュートを速く打ちたいなら肩の可動域を広げよう!

  9. はじめまして!TRの宮代祐希です!

  10. 【トレーニング】女子ラクロッサー向け|雨の日でもできる室内トレーニング方法

  11. 切り返しが鋭くなる“ファンダメンタル・オブ・アスレティック・ムーブメント”

  12. 【トレーニング】究極の追い込みトレーニング『10種のバービー』

LACROSSE PLUS DB

ラクロスチーム情報やラクロスの試合の情報等はこちらから↓

人気の記事

Twitter でフォロー