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【こぶ平レポート】クライマックスシリーズ11|全日本大学選手権準決勝の展望

ラクロス、全日本大会シリーズ1。
第10回全日本大学選手権 準決勝が今週末開催される。(有料試合)

対戦カードは
男子ラクロス
京都大学vs東北大学
名古屋大学vs早稲田大学

女子ラクロス
福岡大学vs関西学院大学
愛知学院大学vs慶應義塾大学     

となっている。

過去9回の大会において、この段階で関東、関西地区のチームを他地区のチームが破ったのは2012年の女子戦においてのみ。(金城学院大学が同志社大学を破っているのみ)その年は慶應義塾大学が女子として現行ラクロスとしてはクラブを破り初の学生の日本一を実現している。

そして今年。


女子展望  11月17日(土)14時30分ドロー

愛知学院大学vs慶應義塾大学   @愛知 港サッカー場

2012年決勝戦で金城学院に敗れたのが、愛知学院であり、なんと1995年以来の東海地区チャンピオンとして慶應義塾に挑む形となる。
昨年の慶應義塾は名古屋に乗り込んでの戦いも、先制されるも前半で7対1とし早々に試合の行方を決めてしまった。

今年、関東での試合は様子を見る形から入りがちだった慶應義塾も、決勝では最初から優位をトリに行っている事を考えると、この試合でも最初から優位を取りに行くと考えられる。
愛知学院としては、最初の10分で失点を最小限に抑えて、2,3点の優位を取りたいものだ。
昨年からの経験者がほとんどの愛知学院その経験を生かしたプレーで慶應の厳しいDFを凌いで8得点をできる攻撃力があるのかが焦点になる。
その為には、圧倒的な走力か、高度なロングパスかどちらかに強みが無ければならない。愛知学院大学がどれだけのポテンシャルがあるのか?
何も知らずに予想もないですが、今年の慶應は融通無碍だと考えて、10対3としておきます。
(愛知学院さんの事を知らずに書くなどありえないのですが、カンフル剤のようなものとお考えいただき、上回っていただければ幸いです。)

福岡大学vs関西学院大学   @大阪 ヤンマーフィールド長居
この試合の予想は難しい。シーズン当初には今年、昨年のリベンジがなされるのではないかと考えていたが、シーズン後半を迎え、関西学院の進化が著しいという、情報も入り、全国大会の決勝を知る大学だからこその強みを持ち合わす事から、関西学院の勝利は動かしずらいと考えることが、妥当だと思えてきた。
関西学院も福岡も基本的にアスレチックなチームである。どちらも自信を持って臨む攻撃が相対した結果がどちらかに有利と出た場合、前半で勝負がついてしまう可能性がある。
立ちあがりのパフォーマンスが低い傾向にある福岡大学の立ち上がり10分を注意深く見たい物なのだが。。。。。その為にも、ドローとドロー後のグラボの獲得が焦点となる。
関西学院がドローを取れなくて、五分、と考えると8対5で関西学院の勝利と予想する。
しかし、福岡大学のポテンシャルは高そうだ。開始早々から、しっかり戦える事を祈りたい。


男子展望 11月17日(土) 11時フェイスオフ(会場は女子と同じ)

京都大学vs東北大学
リーグ戦参加できなった年から、確信してきた事なのかも知れないが、1部復帰即全国大会への出場権をシーズンを通して進化する事で、勝ち取った京都大学。決勝の神戸大学戦を完勝して迎える全国大会。
精神的な充実度。何より、高いレベルの試合をできる事の喜びに満ち溢れている事は想像に難くない。
一方の東北大学も5年連続のチャレンジとなる今年、毎年の戦いで見出されたブレークスルーがあると考えても良いはずだ。
昨年は、大阪大学に4対10と負けている。今年は、、、、、

東北のブレークスルーがあったとしても、 9対6で京都大学が勝ち切る予想だ。

名古屋大学vs早稲田大学
関東で勝ち切った早稲田は、長い呪縛から解き放たれると考える。一方の名古屋。今年は不安定ながらも最後に勝ち切って掴んだ代表の座。2016年以来の参加だが、前回慶應義塾との対戦で7対9と迫れただけに、期待を持って臨まれるに違いない。ただ、前半の1対5というスコアが意味する物を考え、チームを変える意識が必要となりそうだ。
そこが、達成できたとしても、 10対6で早稲田大学の勝利と考える。

大いなる、ドラマを期待し得る全日本大学選手権 準決勝は 11月17日 大阪と名古屋で開催される。歴史の証人に成たければ、現地で観戦しよう。変わらない歴史はない。(私は行けない!  無念じゃ。)

正直、ほとんど各地の試合を観ずに予想する暴挙をお許しいただきたい心境だが、話題として、ご関心を持たれるきっかけになればと考えている。
Enjoy Lacrosse(の予想)!

Lacrosse makes friends and players.

こぶ平


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