【こぶ平レポート】U-19代表を狙う東日本Teen’sラクロス|関東編

唐突ですが、ラクロスって聞くと 何か高校生がチェックのスカートにポロシャツを纏って、太陽の下でキラキラ輝いているイメージありませんか?

オジサンでしょうか?

実際には、大学生がラクロスの選手の85%は締めているのですが、小学生、中学生、高校生でもラクロスチームはあります。最近はプレーヤーが増加しています。ただ、見る機会が少ないですよね。
このラクプラ上では、時々取り上げてきていましたが、今回は特に中学高等学校ラクロスの全国大会に向けた予選の結果についておしらせします。




先週、全国大会に向けた予選を兼ねた、関東中高ラクロス 秋季リーグ(通称 Autumn Cup勝手にACと略させていただきます)が最終日を迎え、高校3年生が引退した新チームの大会の優勝者が決まりました。
そこで、今回はACの結果をベースに中高生ラクロスについて詳しく語っていきたいと思います。
というのも、来年U-19の女子ラクロス世界選手権がカナダで開催されるのですが、その主力を担いそうな選手が多いので、ラクロスファンには覚えていていただきたいからです。

では、語ります。

関東中高ラクロスリーグ戦秋季|結果

関東中高ラクロスリーグ戦秋季 Autumn Cup(ACと略記させていただきます)

ACですが、今年で16回を数えるそうです。歴史を全て語るにはまだまだ、調べるべきことは多いのですが、東京成徳大学中高や、桐蔭学園、横浜市立東高 あたりがやはり歴代の優勝校に名を連ねているようです。これは、全国大会(3月)までには調べておきます。

ACというのは、春の大会で高校3年生が引退した後の中学生、高校1年、2年生で構成される新チームで争う大会となっています。関東のラクロス部がある高校は28校、合同チームの関係で今大会の出場チームは26でした。

大会は、新チームという位置づけから、自己申告による1部、2部分けを行い、1部Top4が全国大会(3月実施)への出場権を獲得し、1部ベスト6の残り2チームと、2部優勝チームと仙台育英学園チームが全国大会東日本第5代表決定戦(2月か3月)へ進出します。

11月23日には、2部決勝戦と1部3位決定戦、決勝戦が実施されました。振り返りましょう。




2部(13チーム)決勝戦  山村学園高校 vs 神奈川県立横浜国際高校
山村学園は数年前までは1部で戦ってきた高校だ。横浜国際高校(通称YIS;ワイズ)は、やはり数年前には2部で力を発揮していた高校だが、決勝戦に進出するのは初めての事である。

2部では、熊谷女子、立川国際中等教育が1部へと昇格していく中、強さを示していた小石川中等教育校を凌ぐチームが台頭してきた今年の秋。シード組の山村学園が、個の速さを持った選手(例えば25番さん)によるブレイクを軸に戦うチームに対し、個々の速さにパスを絡めてブレイクを狙う横浜国際の対戦はともに、軸となる選手中心に点の取り合いとなり最後まで目が離せないゲームとなった。

前半から、ボールを奪い合う激しい攻防が続くも、5分に好パスから、横浜国際が先制をすると山村学園もやはり、個の仕掛けからチャンスを作り、ドローからの速攻を決めるなど攻め合う形で戦いが進み、4対3で山村学園がリードする形で終了をした。

後半、山村学園が25番のハットトリックなどで、残り10分の段階で7対5とリードするも、そこからYISの怒涛のような反撃が開始された。残り6分までに24番の5得点目や、28番のドローからのブレイク等を含め8対7と横浜国際(YIS)が逆転すると、攻防に激しさはピークに達する。山村学園がターンオーバーからの21番のロングドライブで8対8の同点に追いついたのは残り3分。
山村学園の激しい仕掛けを凌いだ横浜国際、ゴール前で相てDFを引き付けた35番からフリーの38番にパスを通すと、実に落ち着いてショットを決めて勝利に近づいたのは残り1分。

必死の攻防で勝ち切った横浜国際高校が、史上初の2部優勝を勝ち取った。最後まで、相手の仕掛けに屈せず

神奈川県立横浜国際高校(写真提供:こぶ平)

逆に全員で走り勝ったラクロスは、爽やかな物だった。
山村学園のゴール前での仕掛けの強さは、伝統を示すものであり、2部のラクロスをリードするにふさわしい物であった。
結果 5点を取った横浜国際24番サワノ選手が2部MVP。3点を取った山村学園25番アサカ選手がVPとなった。

1部3位決定戦  大妻多摩中高 vs 東京成徳大中高
ともに昨年来関東Teen’sを牽引して来たチームで、個の力が高い選手を中心に激しい仕掛けで攻める大妻多摩にラン、パスの鋭さと、高い戦術の理解を求められた東京成徳との戦いとなった試合。
前半、大妻多摩の個々の仕掛けを抑えきった東京成徳が3対0とリードすると、後半も大妻多摩の強い攻めを凌ぎ切った、東京成徳が7対2で勝利した、

大妻多摩の強い個の攻めは、徹底したパスランの反復から生まれたものだと思うのだが、持ち過ぎた所をディフェンスに
狙われるリスクが多いもので、Topレベルの対決では勝ち切る所までは行けなかったのかもしれない。

全国大会では4位チームの大妻多摩が関西1位の同志社と戦い、3位チームの東京成徳が関西2位の立命館宇治と1回戦で対戦することが決まった。

BRAVE YOUTH(写真提供:こぶ平)

1部決勝戦   桐蔭学園中高(SERAPHS)vs日大中高(AQUA)
ベスト4の勝ちっぷりは、お互い苦手なチームとの戦いではあったが、得点力に一日の長を見せた日大中高に対し、全員の力の進化の結果を見せた形だった。決勝ではその進化を桐蔭学園が日大中高にぶつけるという構図だった。
開始、ドローの強い日大への対応が注目された桐蔭学園、12番が力負けせずボールをゲットするも、日大得意のチェックから、日大がボールを奪う展開に持ち込まれ、防戦が続いた。AQUAは全員が速く動き、止まらない攻撃でSERAPHSのミスを誘発、SERAPHS微妙な守備の破綻を付かれ、アタック全員からプレッシャーを受けた結果、0対7という前半を余儀なくされた。
後半も、AQUAの攻撃力は衰えなかったものの、SERAPHSも早めの球離れから、パスを繋いでゴール前へ進出再三のショットを見せるもショットへの焦りか枠外にも。結果的に15番のフリーショット等で2点を返すが、ペースを掴む所までは行けなかった。  2対12 日大中高AQUAが史上初のリーグ戦優勝を勝ち取り、史上最強と言われる強さを証明した。




日大中高のラクロスは、パススピード、精度、ランの持久力どれもが超高校級のもので、対抗するとなれば、超高校級の強さで守備を作りそこからのカウンターに磨きを掛けて行く等の事が必要なのだろう。
3月の全国大会に向けた、他の高校の進化に期待したい。

日大中高 AQUA(写真提供:こぶ平)

桐蔭学園 SERAPHS(写真提供:こぶ平)

この、日大中高の強さに関しては又、改めて書いて行くことになる。

結果 1部 MVPは日大中高 中澤こころ 選手 VPは桐蔭学園中高 蝦谷仁美 選手となった。

優秀選手 合同写真(写真提供:こぶ平)

この1部4チームの中心選手は、ともに非常に高い運動能力とスキルを持ち合わせていて、来年行われるU-19世界大会の日本代表として、戦える高い能力を持ち合わせている。例えば、ショットの力や、パススピードなどは大学のレベルを凌駕する物を見せてくれていた。
引退した高校3年生にも逸材が居る事を考え合わせると、今回のU-19は今までにないラクロスの経験も持ち合わせたチームを作れると考えられる。そして、日本念願のメダルを狙えるチームとなるはずだ。

ラクロスファンの皆さんも、U-19 世代(大学のウィンターステージも)のパフォーマンスに是非注目して欲しい。




■全日本中学高校女子ラクロス選手権大会
平成31年3月   開催予定       場所等は未定です。

出場校は
関東1位  日大中高 AQUA         関西1位 同志社高 BEAT☆BEANS
関東2位  桐蔭学園中高 SERAPHS     関西2位 立命館宇治高  Cherry’s
関東3位  東京成徳大中高 BRAVEYOUTH  関西3位 関大中高 KAISERS
関東4位  大妻多摩中高 コタッカーズ(KOTTACKERS?)
東日本 第5代表(未定)

となっています。

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こぶ平



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設立:2016年8月|ミッション:ラクロスに関わる人に有益な情報を届け続ける|ビジョン:ラクロスの人ってかっこいい|編集長:小野寺ひより

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