【こぶ平レポート】New Eraシリーズ1|大学新人戦・Winter Stage女子編

ラクロス2018年度は、クライマックスの全日本選手権と関西、関東の入れ替え戦を残すだけになりました。
2019年は1月1日から国際的にシニアラクロスが新ルールとなり、オリンピック参加に向けて大きく踏み出す年になります。
そこで新シリーズ ラクロス New Era を考える  を始めます。
オリンピック参加の夢を実現するために、選手の皆さんのみならず、ラクロスを応援していただく皆様に、どうなればいいのか考えるきっかけになればという思いです。
(日本全国で、ラクロスの事を知っていただければ、オリンピック参加に向けて日本がリードできると信じています。)

今回は、将来のラクロス界を背負う選手の戦いにスポットライトを当てるところから始めます。



オリンピックを目指して欲しい世代は、いかに戦ったか?
大学Winter Stage Report

ラクロスは大学から始める選手が95%以上と言われるスポーツだ。そのような団体スポーツは稀である。恐らく他には女子のタッチフットボールと女子ラグビーぐらいであろう。
ラクロスがラグビーに続いてオリンピック競技として進化するには、大学1年生から意識を高めて行く必要があると考えている。
そんな、1年生のラクロスの戦いは サマーステージ、ウィンターステージ、あすなろステージの3つの機会がある。この3つの戦いを通して、世界を目指す選手が生まれて来る事を願いながら関東中心ではあるが、レポートしていく事にする。

全国のWinter Stage の模様

東北地区
男子  優勝 東北大学A    準優勝 東北大学B
女子  優勝 岩手大学     準優勝 東北大学

関西地区
女子  神戸・京都合同、大阪・神戸女学院、関西・近畿合同、同志社、関西学院 他
決勝トーナメント?進出

中四国地区
女子  優勝 徳島大学     準優勝 岡山大学

九州地区
女子  優勝 福岡大学     準優勝 福岡女学院大学

北海道地区は 雪解けまでないようです。男子に関しては、これからの地区が多い。




そして、関東地区も女子のWinter Stageの予選リーグが実施された。

結果は下記の通りです。

12/15 @大宮けんぽグラウンドSにて決勝トーナメントが開催されます。

関東地区の新人戦は、Teen’sラクロス経験者を取り込んだチームが勝ちやすいサマーステージから、全体として進化を加速させたチームが、サマーステージ上位校をいかに脅かすかが一つの見どころであるが、今年は脅かす傾向が強くなったという印象を受けた。

その象徴が、中央・国士館大学合同チーム立教β明治αであった。

●中央・国士館はラクロス経験者も少なく2部の合同チームではあるが、中央大学が1部昇格を決めた勢いに、1部入れ替え戦に惜しくも届かなかったが実力のある国士館がうまく機能し、1部準優勝で、サマーも準優勝の青山学院&1部学習院合同チームを破った。

●立教βはラクロス経験者の多いαとは異なり、ラクロス未経験だがアスリート性の高い選手主体のチームだが、技術の進化が伴い、予選ではまだミスは多い物の完勝した力は基礎運動能力の強さの重要性を見せつけた。

●明治αには、瞠目すべき身体能力の強さがあった。夏の戦いでは、運動量の多さを見せていたが、スピード増よりも身体の強さが著しく進化していたように見えた。ラクロス経験の少ない選手のポテンシャルという物を、改めて見直す試合展開で、テンポも速くラクロスのプレーへの理解も進化を見せていたのも驚きであった。

勝ち進んだチームについては

・東洋に関しては、強いディフェンスが掛かるとその力の発揮度が大きく下がる点が課題。
・日大・大東文化合同チームに関しては、守備力の向上は高いが、得点能力という点ではショットの力等に課題がありそうだ。ただし、ゴーリーの、活動範囲の増加・パススピード&距離は夏より、Teen’s時代より進化が加わり最も高い評価を与えられるべきだろう。
・慶應義塾・東海合同に関しては、ショットはシンプルに枠内に打ち込めばいいのに狙いすぎて枠を外す機会やここで打てばいいのにという機会喪失が多かったのが得点不足の原因ではないか?
・立教αはTeen’s経験者が多い構成なのだが、そのTeen’sの経験でラクロスを進めている点が進化の遅れと見えた事が気になる点だ。
・日本女子体育・文教・TRUNDLE合同に関しては、運動量ベースのラクロスを進化させてはいるが、そこに注目すべき変化は感じられなかったのは残念だった。
・日本体育に関しては、サマーステージの優勝校であり、個人のパフォーマンス、組織だったラクロスも実戦経験に基づき進化してきたことは間違いないが、サマーの時のような驚きはなかった。強さは間違いないのだが、決勝トーナメントにおいても、圧倒的かと言えば、夏からの差は縮まったという印象だ。
・早稲田に関しては、夏以降の実戦経験が進化を促し、早稲田らしい粘りのラクロスを形成し、夏3位の東京女子体育に走り負けないパフォーマンスを見せたのは流石である。台風の目の一つになる。

このほか、予選で立教αと拮抗した成蹊・東京農業合同や、経験者を含む東洋に拮抗した東京学芸のパフォーマンスも育成面から見て次への進化を期待させるものであった。

掲載した通り、決勝トーナメントでは、どちらかと言えばF組からJ組の山はどのチームも特徴的で、印象的な強さを予選で発揮しただけに厳しい試合が続くと見ていて、日体大の夏冬連覇がすんなりと達成されるとは考えにくい。正直ベスト4の予想すら難しい。

昨年のウィンター・ステージでは立教αの圧巻のパフォーマンスが目を奪ったが、今年は決勝トーナメントに残った10チームがそろっている印象を受ける。

2月15日(土)決勝トーナメントである。

U19世界大会やオリンピックに向けてと考えた時には、明治や立教、日体大の選手の運動能力や、日体大の選手のスピードと上手さは、進化させて欲しい所であり、ショットを枠内に強く撃つという事をもっともっと突き詰めて行って欲しいと感じた。

1年生レベルから、全国交流を考えてもいい時期にきているのではないかな?ここでの地域格差があるのか?なければ育成の差は何か、分かりやすくなると思うのだが。

オリンピックに向けては、全国的なレベルアップ、人材育成がまずは大きな課題であるから。(それができない、ではなくて1年生からの育成交流をやると考え、何が必要か?お金が必要ならどうやって集めるのか?どのような育成計画を立てるのか?コーチは何人必要?等々の話に繋がる。それを避けるべきではないと思うのだが。)

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こぶ平

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編集長LACROSSE PLUS
設立:2016年8月|ミッション:ラクロスに関わる人に有益な情報を届け続ける|ビジョン:ラクロスの人ってかっこいい|編集長:小野寺ひより

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