
【トレーニング】ストレッチ|動的ストレッチと静的ストレッチ
みなさん、試合前のストレッチで柔軟体操をし過ぎていませんか?
実はそれが逆に試合へのパフォーマンス低下につながっていたりするんです…
今回は普段なんとなくしている「ストレッチ」について紹介していきます!
ストレッチがパフォーマンスを低下させる?
なぜ試合前にストレッチをしてしまうとパフォーマンスが低下してしまうのでしょうか?
それは試合前にするストレッチの種類に問題があります。
試合前にしてはいけないのは静的ストレッチと呼ばれるものです。
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静的ストレッチ
静的ストレッチとは筋肉や腱を数十秒間、可動域いっぱいまで伸ばす種目です。
座ってふくらはぎを伸ばしたり、アキレス腱伸ばしなどもこれにあたります。
ではなぜ静的ストレッチを試合前にやってはいけないのか
弾力のあるバネをイメージしてみてください…
このバネを限界まで、もしくはそれ以上伸ばそうとしてみます。
確かにバネの伸びる限界の長さは長くなりますが、その代わりに弾力性が失われます。
要するに筋肉が伸びきってしまい、自分が持っているバネ(筋肉)の力が最大限発揮されなくなってしまうのです。
静的ストレッチを行なうべきタイミングは?
静的ストレッチの効果としては
・筋肉に溜まった乳酸などの老廃物を流す
・柔軟性の可動域の向上
この2つが挙げられます
なので試合後のクールダウンとして行うか、お風呂に入った後などの体が温まっている状態で行うことをお勧めします。
では試合前にどんなストレッチをすればいいのか?
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動的ストレッチ
ここで動的ストレッチというものが出てきます。
動的ストレッチとは動きながら体のそれぞれの関節可動域を広げていくものです。
目的は筋肉を最大限に発揮できる状態にするという目的があります。
動的ストレッチの効果としては
・筋肉の柔軟性の向上
・体温の上昇
この2つが挙げられます。
これらを試合前に行うことによって怪我の予防、またはスポーツパフォーマンス向上が見込まれます。
日本サッカー協会が公開しているお勧めの動的ストレッチがこちらのリンクに載っています。
http://www.jfa.jp/football_family/pdf/medical/11plus_a4.pdf
ぜひこれを見て、自チームのアップメニューをもう一度見直してみてください!
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清水康平

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