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【こぶ平レポート】関東中学高校ラクロス|Teen’s Cup予選結果と決勝トーナメント

アメリカンフットボールの危険プレー問題が世間を騒がせていますが、ラクロスも同じ格闘系スポーツですが、女子ラクロスは厳格に試合の安全性を担保しています。
新入生の皆さんや、中高生の皆さんは、ルールとその意味を理解して楽しく、はげしく安全にラクロスしてください。

今回は、6月にスタートする、関東中学高校女子ラクロス Teen’s Cup決勝トーナメントの予定のお知らせと展望を少し。
改めて、予選結果 です。

シードリーグ


シードクラスは今年も4強が強さを示しました。A組の目白研心中高は、もう少しの所まで都立飛鳥高を追い詰めましたが、今年も勝利に届きませんでした。試合の経験の差が出ているように思えます。
B組では県立鶴見高が一時期の低迷から上向きになってきたと感じました。聖ドミニコ学園も以前の弾けるような感じが戻ってきています。流れるようなパスラクロスの復活も近いのかもしれません。
春は、横浜市立東高校が強さを見せるのが恒例ですが、Top4はかなり接近した様相を見せているのが今年の特徴です。東京成徳や日大高が若い選手の経験を積ませている事も要因ではないでしょうか?
非シードクラスからの底上げが見られる今年は、シードクラス下位の4校との、決勝トーナメントが大変楽しみです。


C組立川国際は中高一貫で鍛えるプログラムも定着したか?今春の全国大会東日本第5代表決定戦まで進出した力を進化させて、決勝T1回戦で、県立鶴見に挑みます。

D組慶應女子は久々に存在感を見せ、ここ数年の(昨秋も)普通の高校ラクロスから、劇的に進化した高校の一つです。エース7番に注目が集まりますが、13番21番のプレーもエースに迫る物になってきているようです。決勝T1回戦の都立飛鳥との戦いでも、その進化を見せる事ができるか?注目の1戦です。

E組1位の桐蔭学園は高3生が引退不在の中、全国大会に出場した大妻多摩(ここも高3不在)に対し強さを見せ、昨秋からの積極的な活動による強化と、新2年生の中学からの継続的な進化が実を結びつつあります。秋は大妻多摩に完敗していたので、その進化のレベルがうかがい知れます。
決勝Tは目白研心との激しい戦いになると思われます。目白研心93番、桐蔭学園15番のエース対決に注目がいきますが、全員の総合力で差を付けたいところでしょう。

F組の熊谷女子は戦慄の得点力でしたね。力の差があっても40分間で36得点というのは凄い事です。
エースは勿論ですが、全員の得点意識の高さは、指導の賜物なのかもしれません。決勝Tでは聖ドミニコ学園と戦うわけですが、そこでも攻撃力を発揮できるか、決勝T1回戦の最も注目すべき1戦に臨みます。

決勝トーナメントBracket



今年は梅雨入りの予想が早く、週末雨で流れるケースもありそうです。日程場所等は変更があればお知らせします。
当日にでも、当該各校にご確認いただく事をお勧めします。

決勝トーナメント1回戦は全てUp-setの可能性があると思っています。もしかしたら、Top4に迫るのはノンシード組のチームかもしれません。6月3日(日)のTeen’sCup決勝トーナメント1回戦、是非ご覧ください。
大学生チームの皆さんもご覧になられた方がいいですよ。大学ラクロスの事も教えてあげて下さい。

Lacrosse makes friends!

こぶ平

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