【こぶ平ラクロス】12月15日(日)ラクロス全日本選手権大会について

ラクロスの全日本選手権は今年で30回目を迎える。その中で、新制大学選手権が始まってから11年目。
2009年からの歴史が、新世紀のラクロス全日本選手権と言えよう。
しかしながら、30年目の企画は沢山用意されているようであり、女子が新世紀ラクロスとなった今年が節目である事は変わりなし。
先ずは、新制全日本選手権の振り返りから。

どうだろう?今年から全日本選手権はクラブ1位 vs 大学1位 の決戦のみとなったが昨年までは各2チーム毎出場の戦いの場であった。2012年という年がクラブにとっての受難の年となり、以降決勝へ大学も進出する事が当たり前となり、女子に至っては7年間で5回の大学の優勝が刻まれている。これにはいくつかの理由が考えられるが、大学チームの持つ運動量の向上が主たる要因と考えられるが、クラブの2位チームは総じて、土曜日の朝に試合を強いられるケースが多く、前日の夜遅くまで仕事を抱えるクラブ側の事情も関与しているというのが有力な見方だ。それだけに男子FALCONSの11連勝というのは偉業である。

しかし、昨年あたりから女子がLeadする形を取りながら、仕事から離れてラクロスに重点を置く選手群が増え始め平日の練習量も増えてきたクラブ優位が定着しつつある。

そして、今年。クラブ、大学の1位決戦のみとなった選手権。近年のクラブ優位が続くのか注目される年となった。

女子ラクロス|NeO(3年連続)vs 立教大学(初)

立教大学は2012年に選手権に進出した時は準決勝で3対12とFUSIONに対して力を出せなかった。当時の4年生に現FUSIONの水戸理恵選手が居られたのだが。
そして、今年大学界では成熟したラクロスで強さを見せてきた訳だが、そのチームは基本のアタック陣6名の内5名がTeen’sラクロス経験者で大学史上最もスキルフルなチームと言える。そして10人の構成で多い時は8人のフィールドプレーヤーがTeen’s Lacrosse出身者で占められるチームである。しかし、今年の快進撃は、ドローとアタックにいる大学史上最もアスレチックな選手とゴーリーというラクロス未経験者の進化が支えた部分も大きい。(実際大学選手権の決勝ではアタック#2櫻井選手(未経験者)の4点が光っていた。しかし、基本は攻守のバランス、Reloadの速さで大学ラクロスを制して来たと見ている。

それに対して クラブ代表のNeOも攻守のバランスが取れていて、Reloadも速いチームであるが、その一つ一つの精度と予測の良いDF力、Reload力で少しづつ立教大学を上回る力を持っているチームとなっている。
そういう意味では、NeOの優位は動かしがたい。しかし、クラブ選手権、準決勝決勝2試合で延長戦も含めて合計9点しか点を取れていない点には注目をしている。
クラブ選手権においては、FUSIONのゴーリーに妨げられた点は認められるが、立教のDFはFUSIONよりもしつこさを持っている。そこからの速攻という手段は立教にとっては一つのブレイクスルーになるかもしれない。
今年の立教はポゼッションからの狭いエリアでの勝負に強さを発揮してきた。裏からの捲りもしかり。しかしながらNeOはその攻撃に対しては高い予測による的確なポジショニングと前からのチェックによりブレイクをさせない可能性は高いと見ている。

ディフェンスからの速攻という点では、立教が優りうる点があると考えている。そして、もう1点はTopアスリートの想定以上の運動能力が発揮された場合(#2,#7,#10の運動量に注目して欲しい)、高いスキルが生きて来る。

先ずはドロー NeO#24 vs 立教#10 のドローに注目をして欲しい。何故なら最も運動能力の高い者同士の戦いに
なるからだ。

色々な想定からすると、 NeO 12 対 3 立教大学 という学生に厳しい評価を下したのだが、未来の日本ラクロスに思いを寄せた所もあるのだが。世界を見据えてこうあって欲しい。

男子ラクロス|FALCONS vs 早稲田大学

昨年と同じ FALCONS vs 早稲田大学 選手権決勝では4回目。準決勝も含めると5回目の対戦となるが、FALCONSの早稲田大学に対する、ゲームの入り方は常に厳しい感じがする。それだけ、容易ならざる敵だという認識があるのだろう。
クラブ選手権の決勝を前に今年のFALCONSは得点力がやや、低下した感があると述べてきた。故に相手にもチャンスがあるだろうと。それは早稲田大学にも言えるのだが、その早稲田大学も又昨年よりも得点力が低下しているように見えるのだ。リーグ戦決勝では守備力の高い東大から9点を奪ったが、決定力の点では昨年以上という物ではない。
故に、両チームの差が縮まったとは言いにくいのが現状だ。

大学選手権決勝から2週間。早稲田がどこまで追い込んできて1歩でもよりインサイドに入り込めるか?1Qが勝負だと思われる。
早稲田にとっては3点以上の優位が欲しい。

そういう想定からすると  FALCONS 10 対 4 早稲田大学 というやはり学生に厳しい見方をすることになった。

ま、こんな予想をベースに皆さん、色々予想をしてみて下さい。そして立教、早稲田の大学チームには怯む事のないチャレンジで予想を覆して欲しいのです。そういう意味でエールを送っているつもりです。

Lacrosse Climax

このままでは終われない。

こぶ平

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LACROSSE PLUS JAPAN ーラクプラー

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編集長LACROSSE PLUS JAPAN
小野寺ひより(編集長) <ラクプラについて>設立:2016年8月|ミッション:ラクロスに関わる人に有益な情報を届け続ける|ビジョン:ラクロスの人ってかっこいい

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