【Referee Spotlight】小鹿えりかさん
そんな全国大会の試合は、ほぼ1級資格保持審判員ということはご存知でしょうか?
今年のU22日本代表が参加した第8回APLUアジア・パシフィック選手権大会(ASPAC)に審判員として出場されました。
また、このASPACにて決勝戦の副審も務め、女子審判のスピリッツアワード(ゼブラ賞)に選出されました!
上写真:表彰式にて、スピリッツアワード(ゼブラ賞)に選出された小鹿さん
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小鹿 えりかさん|女子ラクロス審判員
【名前】小鹿えりか(おじか えりか)
【出身大学】北海学園大学
【年齢】36歳
【審判歴】12年
【審判をするラクロスの種目】女子ラクロス
【日本ラクロス協会における審判資格】1級
【出身地】北海道
【仕事】教育関係
【趣味】美味しいものを食べる&作ること、スポーツ観戦(特にフィギュアスケート)
【海外でのラクロス審判経験】
2017年 ASPAC (韓国、西帰浦)
チームで資格を取得する方針がきっかけでしたが、当時は地区内に4級審判員しかいなかったので
「自分が3級になろう!」と決意したことが継続のきっかけとなりました。
【審判の面白み】
①年代や国を問わず、世界中の審判とチームになれること
②プレーを一番近くで観られること
(観客席からの景色とは臨場感が全然違います!)
③常に学びとチャレンジ、新しい発見があること
【審判のスキルアップのために行っていること】
①国内外の試合映像を観て、プレーを学ぶこと
②試合毎に振り返りをし、できなかったことの原因や、疑問点を考察し、整理をすること
③他のスポーツ のルール、知識、文化を深めること
【あなたにとっての『いい試合』とは】
選手たちが集中してプレーができる試合。
【1級に昇級した感想】
すごく嬉しいですし、周りの方々へ感謝の気持ちでいっぱいです!
元々、地方のいち審判員だった私にとって、1級審判員は雲の上の存在でした。
今自分がそうなっているのは不思議な感じです。
昇級したとはいえ、まだまだ課題や悩みは尽きないので、精進しなければと思っています。
【審判としての今後の目標】
①信頼される審判員になりたいです。
そのためにも観ている方から納得してもらえるジャッジができるように、前向きに課題に取り組みたいです。
②東海地区にて育成班を担当しているので、今後、全国&海外で活躍する審判員を東海からたくさん輩出したいです。
③
LACROSSE PLUSの読者にメッセージ
『ママ、日曜日はラクロスー?』
シーズンインした週末は、いつも子どもからこう聞かれます。
私は、2人の子どもを出産後に2級、そして1級に昇級することができました。
審判に出かけるたびに、子どもをみてくれる家族と審判仲間には、とても感謝しています。
そして支えてくれる人がいてこそ、こうして審判活動ができているのだと痛感します。
子どもは文句なく可愛いですし、子育ては楽しい反面、
自分の時間が本当に少なくて、家事育児に追われていたので(お母さんあるあるですね。笑)
やりがい+楽しみを見出せる審判活動に、以前よりも夢中になりました。
また、昇級も諦められなかったので「うまくなるんだ!」
たくさんの出逢いもありました。
いつも一緒に頑張っている審判仲間や選手たち、
技術を上げるためにお力添えいただいた方、
新しい考え方や世界を広げてくれた方、
こうした出逢いがあったからこそ、大変なことや心折れそうなことがあっても
今もワクワクしてフィールドに立つことができていると思っています。
今は男女問わず人生の選択肢が多種多様にある時代です。
そしてライフイベントごとに環境は大きく変わります。
どんな生き方になっても「夢中になれる何か」があるということは、
それだけで人生を豊かにしてくれますし、素敵な出逢いをもたらします。
「夢中になれる何か」がラクロスに関わることであり、その中でも審判を選んでくれる人が1人でも増えたらいいなと思います。
そして、私自身から意識して発信したいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
Referee Spotlightにて紹介された審判員一覧