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【新入生向け女子ラクロスルール紹介】ラクロスの人数とポジション

GWが終わり、本格的に練習を開始した新入生も多いのではないでしょうか。
入部したからには、試合で活躍したり、チームの支えになりたいですよね。

「カレッジスポーツ」の代表とも言えるラクロスは、まだ身近にはないスポーツ。
そのため、名前を聞いただけでどんな競技か想像できるサッカーやテニス等と比べると、
保護者の方や年配の方も「うーん、網がついてるやつだよね」というイメージの人も多いです。

そこで、今回はラクロスの基本中の基本。
これは知っていないと始まらない!という情報をお届けします。

※以下でご紹介するルールは日本ラクロス協会が定めた日本でラクロスをプレーする場合のルールです。
海外では異なったルールが適用されていることがほどんどです。

試合に出る人数は?

サッカーでは11人。バスケでは5人。
ではラクロスは?

ラクロスは、「フィールドプレーヤー」と呼ばれる選手11人と、
「ゴ―リー」と呼ばれる選手1人計12人で行うスポーツです。

試合に出られるのは12人ですが、ベンチ登録として最大20人(12人+控え8人)行うことができます。
(※試合によっては最大登録人数が異なります。都度大会規約を確認してください。)

交代回数に制限がないため、戦略的な交代が何度でも可能です。

フィールドプレーヤー

まずフィールドプレーヤーは、
試合の花形になる点取り屋のAT(アタック)・・・通称H(ホーム)。
攻守ともに参加し、ゲームメイクを行うMD(ミディ―)/MF(ミッドフィルダー)
連携してゴールを守る縁の下の力持ちのDF(ディフェンス)・・・通称B(ボトム)。

と大きく分けると3つに分類されます。
それぞれの基本的な位置は下記のとおりです。

やけにカラフルだなあ~と思った方、ちゃんと理由があるんですよ~
まず、ATは赤色の位置におり、相手チームのゴールに最も近い配置です。

そしてMDは真ん中のサークル近くの5名です。
オレンジ色はAW(エーウィン)と呼ばれ、主に攻撃側に重点的に参加します。
黄緑色はC(センター)です。試合の最初にボールを触り、バスケでいうジャンプボールのようにボールを取り合う役割(=ドロー。詳細は後日の記事で)をします。
水色はDW(ディーウィン)と呼ばれ、AWに対して主に守備側に重点的に参加します。


(MDの中でさらに細かく分類があると考えてね)

そしてDFは青色の位置におり、自チームのゴールに最も近い配置です。

このように、11人いるフィールドプレーヤーにはそれぞれ役割があります。
もちろんチームによって多少呼び方や役割が異なることもありますが、
これを基本としてよいでしょう。

ゴ―リー

11人出られるフィールドプレーヤーと異なり、ゴ―リーは1人しか出ることができません。
ゴールを守ることが仕事のため、シュートを止めるたけでなく、
状況やDF陣を動かす力が必要です。
一番広い視野を持っているといっても過言ではありません。

そんなゴ―リーは、その装備から一目瞭然。

(写真:LACROSSE PLUS学生レポータ―:大沢かおり)

相手チームが打った渾身のシュートに対し、安全のためゴ―リーは1人だけ厳重な装備です。
シュートが決まるのは勿論盛り上がりますが、それと同じくらいシュートを止めたときも会場が湧きます。

おわりに

まず初めはクレードルやパスキャッチといった、共通の基礎を教えるチームが多いかと思います。
すぐに試合を経験する機会がない方は、先輩の試合観戦の際に
「あの先輩は〇〇のポジションなのか~」と頭に入れておくとグッと見る幅が広がりますよ。

次回は試合時間についてお届けします!
上級生でも引っかかる、タイムアウトやウォーターブレイクにも触れるので、
新入生の今から一歩先をいきましょう!

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