decoding

【こぶ平レポート】クライマックスシリーズ19|第10回全日本大学選手権・男子編

ラクロス、クライマックスシリーズ。
第10回全日本大学選手権について語ろう。

第10回大会といっても、特別何も記念らしきことは催されないのがラクロスらしい。
とはいっても、何もないのも寂しいではないですか。
せめて、ラクロスプラス上で、語り合ったり、又皆さんが今晩でも、前夜でもOBOGさんが集まって語り合って下さい。

第10回を記念して、私のラクロス観戦の原点であるこの大会を振り返っていきます。
昔の写真、私は残していないのですが、懐かしの画像とかお持ちでしたら、是非投稿して下さい。皆さんと一緒に盛り上がりたいのです。



第10回全日本大学選手権男子ラクロスについて語ろう

過去を振り返ると
【優勝・準優勝】 
☆女子ラクロス
2009年        東海大学 14 対 4 大阪国際大学
2010年      日本体育大学 12 対 7 同志社大学
2011年      関西学院大学  8 対 7 立教大学
2012年      慶應義塾大学 14 対 8 金城学院
2013年      慶應義塾大学 11 対 2 関西学院大学
2014年        明治大学 10 対 1 関西学院大学
2015年        明治大学  7 対 6 関西学院大学
2016年      関西学院大学  9 対 7 明治大学
2017年      慶應義塾大学 13 対 2 同志社大学

☆男子ラクロス 
2009年        一橋大学  8 対 3 関西学院大学
2010年       早稲田大学 12 対 7 京都大学
2011年       早稲田大学 10 対 8 京都大学
2012年      慶應義塾大学  7 対 5 京都大学
2013年       早稲田大学  9 対 6 神戸大学
2014年      慶應義塾大学 16 対 8 関西学院大学
2015年      日本体育大学  8 対 6 大阪大学
2016年      慶應義塾大学 13 対 4 神戸大学
2017年      慶應義塾大学 10 対 7 大阪大学

先ずは、全日本大学選手権をとても大雑把にまとめてみた。
 ●女子は関西学院大学 対 関東の大学との戦いの歴史。
 ●男子は関西の国立大学 対 慶應義塾大学、早稲田大学との戦いの歴史。
だと言えないか?

男子ラクロスのケース

女子で語ったが、男子も大学選手権の決勝が、大学ラクロスの時代を反映している。以前も語ったが、第1回の一橋大学の優勝でそこから、ポゼッションラクロスが多くなるが、それに対して、パワーアップをした攻撃ラクロスで、ポゼッションの外からも打ち抜いてきた早稲田大学に対し、流動性の高い動きで、ブレイクポイントを作り出した慶應義塾のラクロスをベースに強さを加えた早稲田大学が復活をした今年、東京大学が提示した、強固なディフェンスからの速い攻撃というラクロスは、攻撃力が加われば新しいジャパンスタイルになるかもしれない。

そんな、学生ラクロスだが、表題の「関西の国立大学 対 慶應義塾大学、早稲田大学との戦いの歴史。」という事に見方を変えてみたい。
関西の大学代表は、2回の関西学院大学を除くと、京都、大阪、神戸の国立3校が代表を分けていて、女子同様2点差以内の拮抗した試合を作れたのは京都と大阪だけなのである。
歴史的に遡ると、神戸大学がシャンパンラクロスで時代を作ったわけで、関西では国立大学の進化に賭ける度合いが高いのかもしれない。
それでも、過去1点差で試合を終える事はできなかった。女子のように勝ち切るところまでは行けなかった。

????何故だろう

女子以上に、大学の中で完結しているというか、閉じた環境にいるのが、関西の男子ラクロスではないのだろうか?最早それが関西の文化なのかもしれない。
そういう状況下では、自らブレークスルーを求めて、独自で海外から学ぶとか、画期的なラクロスを見つけてもらうしか方法は無さそうだ。

関西、関東地区以外の地域ではどうなのだろう?やはり、男子の場合プレーできるスポーツの数が多いので、学生数の多さが鍵になる。そういう意味では国立大学が力を発揮しやすい環境にある事は間違いない。今年東北大学が京都大学に肉薄したように、各地区の台頭が見られる時期は

そう遠くはないかもしれない。

それにしても、関西の1on1をベースにした、ラクロスの仕掛けでは、本当に卓越した個を作る育成プランができていないと、平均した強さは維持できそうにない。今年の京都大学はどのような個が存在するのか?

京都大学、2014年のブランクから今年ついに復活したチームの、モチベーションは高いはずだ。しかし、暴言を許して欲しいのだが、1部に上がったチームが、即優勝を果たす状況というのが関西地区の弱みを表していると言える。
この4年間、他の大学は進化の上で、下部にいた大学に抜かれてしまったという事。それが京都大学の画期的進化によるものかどうかは、決勝当日判明する。楽しみでもあり、又ラクロスってそんなに甘くないとも言える。

関東では、ここ、数年で1部に昇格できたチームは3校であり、それらのチームはやはり上位のチームに及ばない。中央、成蹊の進化は昇格から5年6年を要した。

京都大学が、決勝で見せるラクロスは、どのように進化したものなのか?刮目して見よ!

男子決勝の予想は  やはり早稲田の優勢と言わざるをえない。

ともに、5年ぶりというキーワードがあるものの、Topでもまれ続けて得た、今年の早稲田のラクロスは、京都を凌駕する。

10対5 という予想は 覆るのか?

11月25日(日) 10時半開場 11時半 フェイスオフ @東京駒沢オリンピック公園陸上競技場

どんどん語り会って欲しい。

Enjoy Lacrosse!

Lacrosse makes friends and players.

こぶ平



関連記事