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【こぶ平レポート】関東女子サテライトカップ

2017年度ラクロスも全日本クラブ選手権決勝と全日本選手権、女子全国Bリーグ選手権(実施は不明ですが)を残すのみになりましたね。(各地区のウィンターステージは2018チームと考えています。)
2017年度イベントの振り返りもすくなくなりますが、今回は11月25日に行われた関東女子サテライトカップについて紹介をします。

今回は大学の女子ラクロス第4のリーグとも言うべき、サテライトカップの紹介です。
サテライトカップは、東海大学の呼びかけでCチームやその他の試合に出られない選手をかかえる大学の交流を通じて育成、モチベーションアップを図ろうという意図があるようです。

サテライトカップ|主宰 東海大学

成蹊大学、日本大学、青山学院大学、東京学芸大学の参加になっていました。
決勝戦は東海大学 vs 青山学院大学
2年生主体の青山学院に対して、本当の最後の試合になる4年生を含む東海大学が執念で守り切り5対4で勝ちを納めています。
関東には女子ラクロスリーグが Aリーグ、B(準)リーグ;33校、Vリーグ;16校 と存在しています。サテライトカップがリーグ戦となるのもそう遠くは無いように思いました。
関東では、色々な育成実践の場があります。関西のBリーグは大学6校、高校2校、東海地区Bリーグは5校という少なさですね。
今年の決勝戦の差がそこに起因するわけではないですが、関西のみならず各地区で総合的な育成の必要性を考えて、このようなサブチームリーグも作れるような、新人獲得計画を地区で推進する事は必要ではないでしょうか?
各校で1学年12名、トータル48名でA,B2チームが切磋琢磨する、対外試合も増える事で、総合力も上がる物だと思います。

東海大学サテライトチーム他 総勢73名

1大学の突出で日本一になれても、長続きはしない、持続的な進化を考えながら、地域での育成計画を立てて、他地区と検証するような事も必要ではないでしょうか?
仮に今関西の1部リーグ7校と関東の1部リーグ9校がトーナメントで戦った時ベスト8は関東が独占してもおかしくはない。
そんな現状は、1チームの頑張りでは変えにくい。
そんな現状を踏まえて、協会では指導者の育成も進めているようですが、地域連盟の考え方、地理的ハンデをどのように乗り越えるかを含めて、を定めていく必要があると思います。

これは、女子の問題だけではない。

色んな意味で日本のラクロスの進化を願っています。次回は Another Sky(もう一つの日本選手権?)です。

こぶ平

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