【こぶ平レポート】秋冬のTeen’sラクロス
2017年度ラクロスも全日本クラブ選手権決勝と全日本選手権、女子全国Bリーグ選手権(実施は不明ですが)を残すのみになりましたね。(各地区のウィンターステージは2018チームと考えています。)
2017年度イベントの振り返りもすくなくなりますが、今回は11月26日に行われた関東Teen’sの決勝とTeen’s交流戦について紹介をします。
2017年関東中高ラクロス秋のリーグ戦(Autumn Cup)決勝戦(実際の観戦はできていません)
2018年シーズンが最も早く開幕したのがTeen’s女子ラクロスです。
関東30校26チームが参加して行われたリーグ戦も、雨の為の順延を繰り返して決勝戦は11月26日(日) 全日本大学選手権決勝より1時間早くドローになりました!
実は、この大会には特別ゲストとして プロラクロッサー 山田 幸代さんが来場されTeen’sの試合を観戦されたそうです。
ツイート上ではラクロスプレイヤー山田 幸代 @lacrosseSachiyo 11月26日
昨日はありがとうございました^_^ 素晴らしい試合のレベルで、未来のスーパースターたちの将来が楽しみになりました!
7:21 – 2017年11月27日
Inspire the next Teen’sの皆さんのモチベーションが上がるきっかけになったのではないでしょうか?
【第1試合】 2部|山村学園 LIBERTYS 対 HEARTIES 都立町田総合高校
今季2部登録から始めた山村学園に対し、2年ぶりに決勝に駒を進めた町田総合は今後1部も狙う者同士の戦いで、勝った方が全国大会への予選に進出できる事もあり激しい試合が行われた模様です。
結果的には、昨年1部の山村学園が勝利し、3月に行われる、第10回ラクロス全日本中高選手権関東第5代表決定戦に駒を進めました。
予選では、1部5位決定戦 大妻多摩vs立川国際 の勝者対 山村学園vs仙台育英学園(東北代表)の勝者が代表を争う形になるはずです。
【第2試合】 1部|横浜市立東高校 East Girls(昨年秋優勝) 対 BRAVEYOUTH 東京成徳大中高(17年度日本一)
文字通りのライバルの一騎打ちとなったこの試合は攻撃の切り返しの早い、速い流石の試合になったようです。
結果は 7対8 東京成徳が秋10度目の優勝を飾ったようです。
横浜東には#63、東京成徳には#61 というエース的な選手がいるのですが、東のエースは成徳のDFに対して仕事をさせてもらえず、無得点に抑えられたのも影響はあったのでしょうか?ただ、エースを抑えられて7得点しているのはチームとして強くなってきたなと思わせるものですし、エースを封じた東京成徳のアクティビティは気になる物がありますね。
という事で 中高ラクロス関東秋のリーグ戦結果は
優勝(10回目) 東京成徳大中高/BRAVEYOUTH
準優勝 横浜市立東高校/East Girls
3位 県立伊奈学園総合高/GRASSHOPPERS
4位 日本大学中高/AQUA
5,6位 大妻多摩中高/Kotackers or 都立立川国際中等教育校/K.L.C.
2部1位 山村学園高/LIBERTYS
2部2位 都立町田総合高/HEARTIES
上位5校が全国大会へ進出します。
そんなTeen’sラクロスに24,25,26日と台湾(Chinese Taipei)のTeen’s代表が来日し、交流をしています。
http://www.taiwanlax.org/
台湾女子チームは仙台育英学園(英語を取り入れて練習をする学校)との交流や関東の学校との交流を行っています。台湾女子チームは結成されてから1年の、まだまだこれからのチームが日本に遠征に来ることができるというのが凄い事ですね。(引率の方は日本語も堪能で、この方の呼びかけもあって、女子ラクロスのプログラムが台湾で始まったようです。)実際には単独で、スポンサー的な助けがあった事がポイントのようですが、中国圏では豊富な資金を持つグループが単独でもサポートしてくるようなダイナミックさがあります。
もし、オリンピック種目にラクロスが選ばれるようになれば、そのようなサポート体制の中国に一気に追い抜かされる可能性もあるのではないかと考えさされる経験でした。
選手としては23番の選手やゴーリーさんからは気持ちが出ていて、これは来るな!と思わせられました。
2014年に協会ができ男子ラクロスが先だったのですが、今年女子も歴史をスタートしています。バスケットのような形になるのか?日本ラクロスの進化とサポート体制が問われているという事でご紹介しておきます。
台湾ラクロスチーム(青)と東京成徳大中高 @東京成徳
こぶ平