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【Welcome to Club Lacrosse】入山 隆明さん|PHOENIX

様々な環境で社会人クラブチームでラクロスを続けているラクロッサーの方々へインタビューを行い、「社会人クラブチームでラクロスをする」ということの、学校の部活とは一味違った魅力をお届けしていくWelcome to Club Lacrosse!
今回は、ラクロス草創期のレジェンドにして、東日本クラブリーグの最年長得点記録保持者!ブランクを経ても、何歳になってもラクロスを愛し、楽しみ続けるこの選手にインタビューをしました!

入山 隆明さん|PHOENIX

【名前】入山隆明
【年齢】48歳
【所属クラブ】フェニックス(2015~2017年は休部、2018年から復帰) /協会非加盟のクロスジャム
【出身大学】慶應義塾大学
【ポジション】アタック
【所属チームSNS】FBページのみ(フェニックス)
Facebook: https://www.facebook.com/PHOENIX-LACROSSE-291241220964007/
【所属クラブ連絡先】Facebookのダイレクトメッセージにてお願いします。

【クラブでラクロスを始めた理由】
2011年に東日本チャンピオンリーグとファンリーグの両方に出場する初のクラブとしてフェニックス創部メンバーとして参加しました。
さらに昔、大学を卒業した1992年から3年間は東京ラクロスクラブ(TLC)に所属していました。当時はまだ学生優位の時代で、学生と互角に戦えるようなクラブチームを作っていきたいという気持ちでした。


(慶應義塾大学所属時の1991年全日本選手権決勝。14-4で早稲田に勝利し優勝。5ゴール決めてMVPになりました。)

【クラブラクロスを長く続けられている理由】
途中に15年ものブランクがあります。
24歳の時、仕事と怪我の後遺症で一旦フェードアウトしました。それから15年後、39歳になって再びプレーを再開しました。
人によってプレーを続けられるかどうかの環境はまちまちだと思いますが、長い目で見ればその環境も変わります。自分のスタンスや技量にあったクラブを見つけられれば、長くプレーできるかと思います。

【所属クラブの魅力】
2014年まではチャンピオンチームとファンチームの2チーム体制でクラブリーグに参加していました。2015年からはファンリーグに参加しています。元日本代表から単純にラクロスを楽しみたい人まで在籍していて、色々な意味で幅の広いクラブチームです。

読者にメッセージ

2013年のスティーラーズ戦の写真です。相手チームのマークDF、ゴーリーともに日本代表選手でしたが、そんな中1点取ることができました。

大学を卒業し社会人になると、学生時代と比べてラクロスに使える時間が圧倒的に少なくなります。それでもやり方、工夫次第なんでしょうね。練習量の限られたクラブチームでも日本のトップまたはトップレベルの結果を出しています。私が社会人になったばかりの1990年代前半とは違って、クラブチームの運営ノウハウやプレーヤー自身の意識、努力のレベルが大きく向上していると感じます。ある意味、社会人でラクロスを続けやすい環境が整ってきていると言えます。
とはいえ、関東と関西以外のエリアはクラブチームの数が限られているので、そこはこれからだと思いますが。
あと、トップレベルでやるだけがラクロスではないと思いますので、気楽に楽しくやるラクロスもありだと思います。
今は私だけでなく40代のプレーヤーはどんどん増えています。未だに高いレベルでプレーできている40代もいるので、それには感心しています。
でも自分の体力、技量にあわせたラクロスもいいものです。ここ数年は協会非加盟のクロスジャム(X-JAM、エックスジャムではありません笑)でお世話になってますが、40代のオッサンプレーヤーがたくさん所属していて、みなラクロスを楽しんでいます。
長いブランクからラクロス復帰した人もたくさんいます。大学卒業後に一旦ラクロスから離れたとしても、今ならそういう受け皿になれるクラブチームはクロスジャムだけでなく東日本ファンリーグ加盟のクラブチームにもいくつもあるかと思います。
あと数年で50代になりますが、これからもラクロスを続けていきたいと思っています。そのうち、マスターズリーグを国内でやれるようになったらいいなと思います。
そのためにもたくさんの方々に生涯ラクロスにジョインしてもらいたいですね。

次回のWelcome to Club Lacrosseもお楽しみに!

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