【こぶ平レポート】関東Teen’s Cup Lacrosse 決勝は 大学の2部を超えた!

(2018.7.3訂正)この記事に関しまして訂正があります❗関東中高ラクロス春季リーグ Teen’s Cupの主催はラクロス協会。運営はラクロス協会のティーンズ班が実施をして下さっているというのが正しい情報です。ラクロス協会ティーンズ班の皆様失礼しました‼️審判の方々の支援も含め、統一的なサポートがあります❗

4月8日から始まった、関東中高女子ラクロス春季リーグ Teen’s Cup。

6月23日3位決定戦については前回レポートしました。

今回は 「中高(Teen’s)ラクロス 本当に 半端ねぇ!決勝戦」

春のティーンズ カップ ラクロス 正式には

23回目を迎えた 関東女子中高生ラクロスリーグ 。日本ラクロス協会の主催で、ラクロス協会のティーンズ班の皆さんが運営をされています。審判も支援をしてくださっています。大学とティーンズの繋がりが進む機会になるようですね。閉会式の表彰には協会から表彰状とカップ、ボールが提供されていました。

Teen’s Cupについて、ラクロス協会のHPにその最初の情報が載っていました。
1996年に第一回が始まって 初代チャンピオンは慶應女子高Crushers 
二位 国本女子高 GRIFFINS と記されています。やはり高校も慶應の優勝
から始まったのですね。
http://www.lacrosse.gr.jp/history/repo/id=585
ラクロス協会HPからの引用。

東京成徳大中高の顧問先生から頂いた情報によると、春の最初は8チーム東京成徳も最初から参加されているようで、秋にもTeen’sCupとして開催されています。秋には参加校も増えているようです。ただ秋は2回だけの開催で、後は中高ラクロス連盟の主催という形で、Autumn Cupとして開催されるようになったという事です。

そして、東京成徳大中高は春22回、秋2回の合計24回のTeen’sCupの内1996年秋優勝を皮切りに、8連覇を含む14回の優勝を飾っています。しかし、2012年からは、横浜市立東高校が6連覇中です。
(東京成徳大中高の富田先生、情報ありがとうございました。)

過去24回のTeen’s Cupの内20回は 東京成徳と横浜東が優勝している訳で決勝戦でこの2校が、合いまみえるのも必然だったのかもしれません。

そして、この2校の対決は2016年から3年連続になります。つまり、横浜東の3年生はTeen’s Cup負けなしで終えるのか?東京成徳の3年生は、初のTeen’s Cup優勝で有終の美を飾るのか?そういう因縁も含めた戦いでした。

決勝戦

横浜市立東高校(East Girls) vs 東京成徳大中学高校(BRAVEYOUTH)

先にも紹介した通り関東女子中高ラクロスのTop2を形成する両校が関東、いや日本の中高生ラクロスを牽引してきた訳ですが、その両校の戦いは、超高校級の戦略、戦術を理解した選手、チームのトータルな戦いであり、それ故に大学の2部レベルを超えるレベルにあると見ていました。

先ずは、簡単な総括です。

試合開始時は、雨が降り続き、会場の駒澤オリンピック公園第1球技場は滑り易い状態で、1on1でのステップを使う率が高い、EGのマイナス面が大きいかもしれないとか、グラウンドの固さからパスがバウンドをすると高く弾みすぎてオーバーする事になる影響が高くなる等考えていました。その影響は、やはりEGの方に少しだけ多く現れたように思います。

大きな、パス展開で今までだとバウンドしても受け手に入るパスが、大きく弾んで頭を越えるシーンはロングパスを武器とするEGに多かった。又ゴール前ではステップから抜けようとする動きが多いEGにとっては、滑る影響が大きかったように見えました。

ただ、BYの方が細かなステップを使わない訳ではないのですが、準決勝からの選手の入れ替えを見て、ステップとかゴール前での細かな動きで対応する2年生とは異なる2年生を先発さたのは、戦術の変更に合わせた部分があったのではないかと、穿った見方をしました。それは、BYの戦術にはそのような使い分けの緻密さがあると見ていた為です。

【得点経過】
最初の5分間の攻防は、手探りながら、カウンター気味の一気の縦攻撃を狙うEGに対して、中盤より後ろ目でディフェンスを取るBY。BYの攻撃はどの部分のディフェンスをどういう動きで突くか、心得た攻撃で、無理強引さとは無縁なラクロスを展開しゴール前ボールホルダーに対して2人の オフボールプレイヤーが時間差で飛び込で後からスペースを取った11番へ‘61番から供給されたパスも決まりズバッとショットを打ち込んだ。
しかし、EGもドローから一気に21番がブレイクし直ぐに同点に持ち込む展開。
EG63番からのパス速攻や、自らのショットでいったんは逆転するも、前半終了間際ゴール前の全員の動きでスペースを作り11番のドッジランショットで3対3の同点で前半を終えます。

東京成徳BYは11番のハットトリック。東EGは63番のショット、パスからの攻撃とやはり対照的。BYはゾーンディフェンスに絶対的に自信があるようで、敢て中盤では強いチェックはなく、8人目のディフェンダーとしてのゴーリー33番の動き、セーブからのロングパスも秀逸で、一進一退もやや、東京成徳のポゼッションが上回った前半でした。

後半
お互いのディフェンスが固く膠着状態ながら、EG54番のフリーシュート、BYアタックのマーク外しの動きからショットで4対4の同点になるころには、BYの守備に対し
EGのロングパス、速攻が不発になり、ポゼッションはBYが70%近くに押し込む形になってきた。

そこからは、BYの攻撃が目立ち、ゴールエリアでの7人の動きが、アンマッチを作り出す形で、インサイドからの51番のショットや、61番の思い切りの良いショットで

一気に7対4として、終盤をEG63番の強さを示すディフェンスを物ともしないショットの1点に抑え、7対5で試合を制する形になった。

勝った東京成徳BYのポゼッションからのアタックは、かなり論理的で、どのように動くとどこで、ブレイクできるかをはっきりと理解された物だと見ました。これは大学の2部でも中々見られないものです。
ゾーンディフェンスの中で、ゴーリーの秀逸な動きが加わり数的優位を保つ守備はどのように対応するかを研究しないと得点が難しい物まで仕上がっていたように見えました。
かくして、Teen’sの決勝戦は、大学の1部レベルに匹敵する内容のものとなり、戦術の理解と実行に優れた東京成徳が7年ぶりに春の王者を奪還し終わった。
雨の中の試合となったが、一瞬も目を離せない見どころの多い試合は決勝戦にふさわしいものだった。

東京成徳は通算15回目のTeen’s Cup優勝。横浜東の7連覇を阻止し、逆に又東京

聖徳時代を築くのか?それとも東が巻き返す?又他の学校の台頭があるのか、これからの中高ラクロスから目が離せません。

Teen’s Cupの最終結果です。


春のリーグ戦で、高校3年生は引退し、秋のリーグ戦からは高2&1年と中学生を吹く新チームが3月の全国大会を目指します。
ただ、この春でトキワ松学園、都立第3商業の選手が不在になり活動の停止が噂されています。
実力者の横浜東も新入部員が少なく、チーム力の低下が懸念される中、ラクロス協会の社団法人化による、中高ラクロスへの取り組み、サポートが増えて行く事も予想されています。
一説には、中高ラクロス連盟もラクロス協会の準加盟になって、一貫した強化プログラムが敷かれる方向に向かうというような状況も見えてきています。
公的な公認が得られる形になれば、中高教育の場でも取り組みやすくなってくるのではないでしょうか?今年が新Teen’s Cupになったと、後々言われる大会だったのかもしれません。秋にかけては、中高チームの個々の紹介もしていきたいと思います。

春の新シード校は 東京成徳、横浜東、日大、伊奈学園総合、目白研心、立川国際、慶應女子、熊谷女子となりました。第1回優勝の慶應女子の復活は、新時代到来を予感させます。

いやー、ラクロスってホントに素敵ですね。

こぶ平

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ラクロスを見続けて10年目。中高ラクロスの進化に驚きながらそのキラキラに魅了されているオヤジーレです。
ラクロスの色々な事をお伝えできるように、毎日情報を集めています。皆さんからの情報をお待ちしています。
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設立:2016年8月|ミッション:ラクロスに関わる人に有益な情報を届け続ける|ビジョン:ラクロスの人ってかっこいい|編集長:小野寺ひより

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