【女子ラクロスU19日本代表コーチ・スタッフ紹介】マネージャー|平田 有希さん ーYuki Hirataー
写真:Akie Umeda
今年8月にカナダで開催される女子ラクロスU19世界大会の女子U19日本代表のコーチ・スタッフをご紹介します。
今回は代表チームをマネージャーとしてサポートを担当している平田さんをご紹介します。
LET’S GO JAPAN!!!
マネージャー|平田 有希 ーYuki Hirataー
【名前】平田 有希(ひらた ゆき)
【職業】会社員(製造業(化学工業)/人事)
【チーム内役割】マネージャーとして、チームが円滑に練習に取り組めるように、グラウンド内外で動き回っています。
【ラクロス歴】
<マネージャー歴>
2010〜2013年 東京農業大学農友会ラクロス部女子
<強化部/日本代表スタッフ歴>
2011年〜 強化部安全対策担当
2011,2013,2015年 関東ユース選抜女子マネージャー/マネージャーリーダー
2013年 女子U21日本代表マネージャー(第6回アジアパシフィック大会・優勝)
<審判歴>
2012年〜 女子競技審判員
(現在、2級審判員。関東地区育成班&ゼブリーダーとして活動中)
<学生連盟歴>
2011年 全日本選手権スタッフ
2013年 日本学生ラクロス連盟東日本支部執行部
U19の活動に込める想い
ラクロスを始めた頃は4年間で終えるものと思っていましたが、気付いたら夢中になり、社会人になった今でもラクロスの虜です。ラクロスに真剣に取り組むうちに『日本代表チームの一員としても、審判員としても、世界を見てみたい』という想いを抱くようになり、今回縁あってチームに加わることになりました。
18年12月に選考会を開始し、早3ヶ月が経ちました。スタッフや選手と接する中で、それぞれの熱い想いに触れ刺激を受けています。選手が自主練の様子を報告するツールがあるのですが、行き詰まった時はそれを見て、自分を奮い立たせています。
村松GMも書かれていますが、活動する中で予定通りに行かないことが多々発生するでしょう。そんな時にスタッフが動揺していては、選手に悪影響を及ぼしかねません。今後どんなハプニングがあっても落ち着いていられるように、熱い心と冷静な判断を忘れずに行動していきたいです。
世間では『マネージャー=雑用係』と思う方もいらっしゃるかもしれません。確かに雑務もありますが、それ以外にチーム運営に関わることが数多くあります。私は企業で人事として働いていますが、人事の中で有名なモデルの一つに、ミシガン大学のデイビッド・ウルリッチ教授が提唱した『人事の4つの役割』というものがあります。(詳細は割愛しますが、気になる方は調べてみてください。) それを見た時に、人事とマネージャーは通ずるものがあると感じました。ただ、言われたことだけをやるのではなく、チームの目的達成のためにどうすべきか考え、行動していくことが大切だと思います。まだまだ書き足りないのですが、このままだと超大作になりそうなので、この辺りにしておきます。
選手のパートナーであると共に、戦略実現のパートナーでいられるように、受け身ではなく攻めの姿勢でマネージャー業に取り組んで行きたいと思います。
ラクロス界の方々へメッセージ
日頃より女子ラクロスU19代表活動に対して、沢山の温かいご支援やお声かけをいただき、ありがとうございます。また、本活動はラクロス協会関係者・他チーム・審判員・外部施設の方を始め、多くの方々の協力の下に成り立っています。この場を借りて、御礼申し上げます。今回、LACROSSE PLUSさんとコラボレーションし、広報活動を行うことになりました。今後、様々な情報を発信出来ればと考えていますので楽しみにしていてください。
『日本代表』とはいえ、毎月2週末という限られた時間しか、チーム全体での練習時間を確保出来ません。ですが、全体練習だけではなく、各々が時間を捻出して U19代表活動に臨んでいます。自主トレーニングに励む選手、SNSや動画サイトで海外のラクロスを知識を得ようとする選手、体質改善に取り組む選手、他大学の練習に参加し経験を積む選手・・・各自が何をすべきか考えながら、U19代表活動に真剣に取り組んでいます。スタッフ陣も最高のチームにすべく、入念な準備を行っています。
今後、世界大会に向けてチームとしてさらなる成長を遂げる予定なので、その姿を見届けていただけますと幸いです。今後とも応援宜しくお願い致します!