【ラクロスルール】 ラクロス審判試験のオススメ勉強法
ラクロッサーの皆さん、オフ期間はいかがお過ごしでしょうか?(オフ期間でない人はすみません)
期末テストであったり、遊んだり、アルバイトしたり、ラクロスしたりなど人それぞれだと思いますが、来月に控える“審判試験”の勉強を早速始めている方もいるかと思います!
そこでLACROSSE PLUSでは、審判試験に役立つルール勉強情報をお届けしていきたいと思います。
以前Referee Spotlightで紹介した学生審判員の方(今回は4名)、そして筆者を含めた審判資格保有のラクプラ学生メンバーの勉強方法を聞き、どのような勉強法が多く行われているのか分析し、まとめました。
男子競技審判員|渡邊 照之さん
実際に行ったのはルールブックを読んだだけです。でもただ読むだけではなく、ルールブックにある実際の状況判断のところ(AR)で、その場面をイメージすることが大事。それで、問題で出た時にその状況をイメージするとわかりやすいです。
ただ眺めるだけじゃなくて、状況をイメージしながらルールブックを読んでみてください。去年審判試験に受かった友人は、自分の苦手なところ・テストに出そうなところをノートに書き写していました。
審判になって新しい目線でラクロスを楽しみましょう!!
男子競技審判員|原 拓輝さん
ひたすらルールブックを読み込みました。学校の試験が終わって時間に余裕ができたので、暇な時はルールブックを読んでいたらだいたいのことは理解できました。それでもわからないことは先輩に聞いて勉強していました。
ルールブックを読みましょう。実際のジャッジはルールブックだけでは補い切れませんが、試験はルールブックに書いてあること以上のことは出ないのでそう考えると簡単ですよ。
チームの事情などで絶対合格したいという人もいるかと思いますが、ラクロスに対する理解を深める程度の感覚で勉強した方が気楽に臨めると思います。頑張ってください!合格したら一緒に審判しましょう!
男子競技審判員|山本 明日香さん
私は「模擬問題・練習問題を解くこと」を何度も行いました。
この際に正解か不正解かを考えるだけではなく、「
「ルールブックは読みましたか?」とよく聞かれますが、
改めて審判試験の対策をするというより、
私は現役の頃、
実際にプレーしている選手と周りで見ているスタッフではどうして
また、スタッフは練習や試合ではマネジメントの効率・
どのように試合展開がされているのか、選手・
審判資格を取得し、試合で笛を吹くことは、選手はプレー面で、
ぜひ試験に合格し、チームへの貢献を目指して頑張ってください!
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女子競技審判員|菊池 晴菜子さん
まずルールブックを丸暗記しました。(結構数字とかひっかけが多いので)
一度過去問を解いて傾向を掴んで、ルールブックを読む時に「ここでそうだな」とか考えながら読んでいました。
あとは覚えたことを人に説明したり、自分で問題と答え作って合っているか他の人に聞いてました。
→過去問と模試を一通り解き終わっても不安だったので、シグナル、ファール処置などいろんな問題を出してもらってました。分からないことがあればその場で聞くようにしていました。
②練習中のファールを見る
→審判試験に合格するためにはルールブックを覚える必要がありますが、合格した後実際に吹く時にルールブックの丸暗記だと全く吹けないので…笑
審判資格を持つ人がたくさんいるチームは、ファールやプレーのことを考えられる分強くなれると思います。ぜひ1人でも多く審判試験に合格できるよう頑張って下さい!
ここからは、LACROSSE PLUS学生メンバーの2名です!
女子競技審判員|山田 真由
→女子ラクロスルールBOTを更新してくれています。彼女の処置問題を参考にしている人もいるのでは?
(1)実際に行った勉強方法
①「ルールブックを見て」、知識を詰めた後に②「過去問を解く」作業を繰り返しました。
数年分過去問を解くと、「これはよく見る問題だな」とか「この言葉がよく変えられてるな」(例えばゴール内側から1.83m⭕️→外側から1.83m❌)とか、問題の傾向が見えてきます。
すると、①を行う時も注意しながら読むようになるので、②の正答率も上がるようになりました。
処置問題については、過去問が1番の参考書になると思います。ルールブックでは知識が得られるけど、処置問題はその知識を前提の上で問題にしているので、自分が苦手な部分を確認することもできます。また、処置問題はポイントを抑えれば文面が変えられても根底は同じなので、ルールBOTの処置問題の解説もぜひ参考に!
アームシグナルとファール名、どの分類か(メジャー、マイナー、ゴールサークル)の3点はセットで覚えましょう!友達と問題を出し合うと、より記憶に残りやすくなるのでおススメです♩
(3)審判試験に向けて頑張るラクロッサーに一言
フィールドの中に立てるのは2チームと審判員です。そのため審判員は、最も広く客観的に試合を間近で見ることができる、唯一の存在になります。ぜひ試験に合格して、ラクロスに対する思考幅を広げていきましょう!
女子競技審判員|金田 郁美
→このコラムとReferee Spotlightの筆者
東海地区で行われているルールテストのルール資料と自チーム作成の資料でルールとシグナルを覚え、その知識を元にひたすら過去問を解いていました。特に過去問は完璧に理解できるまでは解き続けました。
ルールブックに関しては、実は審判試験に受かってから初めて読んだくらいなので、実際に試験勉強には活用していませんが、なぜおすすめなのかというと、ルールブックを読まないと知らなかった知識があり、その知識が実際の試験問題に出題されていたためです。1度目の審判試験で4点足りずに落ち、2度目の審判試験でようやく受かった身なので、みなさんがそうならないことを願います。。。
審判試験に合格するだけが目的ではなく、そこから先審判員として活躍するための第一段階が筆記試験だと思うので、より多くの人が審判員として活動してほしいなと思います。
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まとめ
ルールブックは現在、日本ラクロス協会のホームページにてPDF形式のファイルでダウンロードできますので、そこから印刷してみてください。(小冊子で印刷すると良いですよ♪)
過去問題は配布されていませんので、受験経験のある先輩などから問題用紙をもらいましょう。問題はスキャナーなどで読み取って保管するなどと、今後審判試験対策をするときに共有しやすいです。
もちろん勉強方法は人それぞれだと思うので、今回紹介した勉強方法を参考にしてもらいながら、自分にあった勉強方法を見つけて筆記試験合格を目指してください!
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