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【女子ラクロスU19日本代表コーチ・スタッフ紹介】トレーナー|羽田圭宏さん ーYoshihiro Hanedaー

写真撮影:Akie Umeda

今年8月にカナダで開催される女子ラクロスU19世界大会のU19日本代表のコーチ・スタッフをご紹介します。
今回はトレーナー(フィジカルセラピスト)として選手の体のコンディションをケアしている羽田さんをご紹介します。

LET’S GO JAPAN!

トレーナー|羽田圭宏さん ーYoshihiro Hanedaー

【名前】羽田圭宏(はねだ よしひろ)
【職業】大学教員
【チーム内役割】トレーナー(フィジカルセラピスト:理学療法士)として、選手の身体ケアを中心に担当。 

U19の活動に込める想い

ラクロス競技に初めて関わり、スピーディな展開が魅力的でとても面白い競技だと思いました。しかし、選手個々の身体ケアに対する重要性はトレーニングなどと比較して低く、十分に行われてないと感じています。

[身体ケアの必要性]
練習後、身体のケアを行うことは、身体の疲れ具合や障害を予防することに繋がります。洋服をその辺に置いたままにしておけば、シワになります。それを毎日繰り返していけば、そのシワはその洋服に刻まれそれがあることが自然の形になってしまうと思います。身体も同じこと、練習終わりにそのまま放置しておけば気が付かないうちにパフォーマンスは低下していきます。その中でどんなに頑張ってもいい状態にはなりませんし、その動きを身体は学習してしまいます。選手には自分の身体に耳を傾けること、もっと日々の身体ケアに時間をかけることをお願いしています。

[大会に向けて]
世界選手権大会での連戦では、パフォーマンスを維持できる力を培うことが世界と戦う上ではとても重要になってくると思います。1試合戦える力だけでなく、それを重ねていけることを選手1人1人が自ら考え、主体的に実行してもらえる力をつけてもらい今後の選手生活に繋げていって貰いたいと考えています。

ラクロス界の方々へメッセージ

写真撮影:Akie Umeda

はじめまして、今回 選手の身体ケアを中心にチームに参加することになりました羽田です。ラクロス競技の関わりは初めてで、今まではハンドボール競技を中心にトレーナー活動をしてきました。その他に、理学療法士として教育に携わったり病院で理学療法などを行っています。

[身体への問いかけ]
今回、チームでは主に選手の身体ケアを行っていくことになります。世界と戦う上で、戦術やトレーニングと合わせて、いかに使える身体を準備していくかが大切になってきます。これは、代表チームに限ったことではなく、ラクロス活動をされているすべての選手方々に当てはまるのではないかと思います。怪我には未然に防げるものと防げないものがあります。未然に防げる怪我をどう減らすかはチームとしての熟成を図る上でも重要な戦略の1つになります。言われたからやるのではなく、身体ケアを通して主体的に自らの身体に問いかけてみる機会を作って頂きたいと思います。

今回の代表活動をきっかけに、身体ケアの必要性に関して発信していきたいと思ってます。また、チームの見学に多くの方に訪れてもらい違った角度からも見て頂ければとも思います。大会に向けて皆様の応援が選手の力になります。よろしくお願い致します。

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