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【こぶ平レポート】ラクロス全日本選手権の準決勝を観に行こう|男子編

12/9(東京),10(大阪)日 ついにラクロス2017年度公式戦 ファイナルステージ 全日本選手権が始まります。
まず、東京と大阪で準決勝が開催されます。昨日の女子編に続き男子の見どころを紹介します。

そういう部分もあるのかと感じていただけると幸いなのですが。

第28回ラクロス全日本選手権男子編

慶應義塾大学(学生1位) 対 Stealers(クラブ2位)

昨年全日本選手権準決勝の再演。昨年は13対7で慶應義塾が前半を圧倒(6対1)し逃げ切る形で勝利している。
先発予想は以下
【慶應義塾大学】
ゴーリー#2杉本 DF#5片山,#21原,#47細川 LMF#54竹内/慶應湘南・2年 MF/FO#63青木/早稲田,#15杉山/日比谷、AT#3井上/日本代表,#48立石/1年,#90浅岡/2年

【Stealers】
ゴーリー#2安藤/慶應義塾 DF#19吉田/神戸,#30河村/慶應尾義塾,#88中里/千葉 LMF#5山田/早稲田 MF#23細梅/千葉,#12田村/法政 AT#14池川/成蹊,#42清家/日本福祉,#17倉島/成蹊
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慶應には2年生2人になんと1年生も登場します。#48は高校時代から日本代表練習にも召集され、2017年U22代表にも選ばれている選手ですから納得です。この選手については後で少し語ります。今年の慶應は、昨年の強力な攻撃陣から#3,#15の2名しか残らずリーグ戦も得点力の低下が見られ苦戦していました。リーグ戦準決勝あたりから、US遠征を経て改善を見せていますが、大学選手権決勝においては、又大雑把なゲーム運びで得点を逃すシーンが多く見られました。
全日本選手権にはリカバリーをしてくると見られますが、昨年より進化の著しいStealersのDFを抜けられるかが一つのポイントとなりそうです。
Stealersには昨年からG#2#17#42といったメンバーも加わりゲームメイクのバリエーションが増えています。さらに中間のライドに厳しさを増しており、クラブ選手権決勝のFALCONS戦でもその進化の度合いが測れます。
昨年の7対13の敗戦にはやはり、#14頼みの傾向が見て取れますが、今年はある意味#14を生かすプレーで他の選手の得点が増えています。厳しいDFからの速攻にも磨きがかかり昨年とは別のチームになっています。
今年は、逆にStealersが開始から流れを一気に持っていく可能性もあります。フェイスオッファーは慶應#63 Ste#12と変わりません。
フェイスオフの進化も見ておきたい部分です。ここでしっかりボールをキープできれば慶應の戦術も生きて来るものと思われます。
開始早々から目が離せない展開になりそうです。

注目選手は
慶應義塾 #3井上選手:慶應義塾のビッグシューター
ここで、慶應義塾#48 1年生立石選手について、観客的印象を少し。まず、立石選手はラクロスが好きな選手だなっ!というのが第一、そしてシュートが好きな選手で、だからこそシュートが上手い。ただし、そのシュート巧者ぶりは、DFに付かれると半減以下のパフォーマンスになるように見えます。恐らくそれはまだ、1年生で体ができていない部分もあるとは思います。DFを抑え込んででもショットが打てるというタイプにはまだなってはいません。しかしながらセンスを感じさせるプレーが、クラブ相手に通用するか?注目して下さい。

Stealers #50AT 山下選手:大阪大学出身
先日、京都で行われたWorld Crosseのゲームで多くの得点を生み出したショットがさく裂するようだと、Stealersのゲームなのでしょう。

勝ちだけにこだわった試合にはしてほしくないが、日本選手権は別でしょうか?

ー次ページ:大阪大学 対 FALCONSの見所を紹介ー

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