【プラキャリ】ラクロスメインの社会人活動は可能か?|キャリアアドバイザー 山浦
毎週水曜日12時〜13時にInstagramで、LACROSSE PLUS CAREERで転職・新卒就職のキャリアアドバイスをしてくださっている山浦さんに出演いただきキャリアアドバイスをしています。
今回は2020年5月6日(水)のライブでお話しした内容をまとめてご紹介します!
マイナースポーツにおけるアスリート雇用
夏のオリンピック競技やプロスポーツを除いて、大企業によるアスリート雇用や支援はかなり厳しい現状があります。トライアスロンも大手損保会社が連盟のサポートを始め、現状3名のアスリート社員がいますが、オリンピック競技以降の話です。では、どうすればいいのか?マイナースポーツのアスリート雇用や支援の大半は中小企業のオーナーによる「一存」であることが多いのが現状です。
どのように企業にアプローチすべきか?
「大企業に300通のDMを送りました」という美談もよく聞きますが、あらゆる手段を使うことが大前提ではある一方、センターピンがどこにあるかを考えながら企業探しをすることが近道です。前述したような、「中小企業のスポーツ好きなオーナーとの出会い」を増やすためなど具体的な支援先のペルソナを設定するといいと思います。具体的な成功例としては「エージェント経由」や「アスリートと経営者との交流会」などがあります。
リスクと対処方法
中途採用の多くは「経験者・即戦力採用」。引退後のキャリア(転職)を考えると、社会人が毎日バリバリ働く20代を、トレーニングや遠征に費やす分、相対的にビジネス経験は得にくく、転職先が減ったりなくなるリスクがあります。対処方法としては、「限られた時間でどんな社会経験を積むか」や「転職市場に合わせて引退期限を決める」などがあります。
最後は「覚悟」と「意志」
人と違う生き方をする上でリスクはつきものです。それをリスクと捉えるかどうか、リスクはあるがそれでもやらずにはいられないのか、最後は本人の覚悟次第だと思います。
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