【海外遠征】慶應義塾大学・女子のアメリカ遠征のまとめ&感想
こんにちは!慶應義塾大学ラクロス部女子3年、海外遠征係の川藤里瑳子です。
ボストン、ニューヨークでの7泊9日に渡る海外遠征??無事に帰国して参りました!
遠征での試合結果は以下の通りです?
10/8 vs Merrimack University
30分流し: 3-3,4-6,5-1
10/9 vs Brown University
25分流し: 1-6,2-5
vs Boston University
30分流し: 4-3,2-6
10/10 vs Yale University
30分流し: 3-8
25分流し: 3-9
10/11 vs Hofstra University
30分流し: 1-5,3-9
10/12 vs Army West Point
25分流し: 1-2,6-1
30分流し: 3-5
10/13 vs Manhattanville College
30分流し: 13-1,5-1
10/13 KEIO NY ACADEMYと交流会
試合だけではなく、キャンパスツアーやTailgateを開いてくださり、お土産を交換するなど相手チームの選手たちと交流することが出来ました?
試合前にみんなでダンス対決をして仲良くなったり、アメリカ式の過ごし方を楽しみました?
アメリカ式といえば、日本のラクロスとアメリカのラクロスで違うことがいくつか有ります?
まず、ルールが日本とは異なります。日本では審判のホイッスルが鳴ったらスタンドと言って立ち止まりますよね。アメリカではスタンドがなく、ボールマン以外は自由に動き回ることが出来ます。この違いが選手にとっては1番慣れるのに苦労すると思います?もう1つ、自チームのリストレエリアに入ってから90秒以内にシュートを打たないと相手ボールになるというルールも日本には有りません。
また、日本では1部リーグから3部リーグという分け方ですが、アメリカではNCAAという組織によってD1、D2、D3といったディビジョンごとに分けられます。このディビジョンというのは単純に競技としての強さだけではなく、大学の練習環境や学力、奨学金制度なども考慮され分けられています。つまり、D1はオールマイティーということです?
シーズンも日本とは異なります。アメリカでは9月からシーズン開始、次の年の5月に終わり、シーズンオフとなります。そしてレギュラーシーズンは17試合と決まっています。だから、今回の試合は親善試合として公式にスコアは記録せず、自チームで各自記録するという形を取る学校が多かったです。
今回、私たちが訪れた大学はどこも設備の整ったステキな施設でした。スポンサーから提供された用具や用品、立派な放送席のあるスタジアム、広いロッカールーム、トレーニングセンター、医療チームによるバックアップ。安全対策がバッチリの環境で、勉強もきちんと行うことを前提としてディビジョンを決めるアメリカはスポーツ先進国であると実感しました?
Taiigateの際に、チームメイトだけではなく、高校生の子達も参加していたのですが、その子たちは既に大学からスカウトされていて、練習に参加している子達だそうです。このような制度も整っているのも日本にはあまりないことですね?
さらに、私たちは今回大学だけではなく、Army West Point、日本でいう陸軍士官学校にも行きました。将来の陸軍のエリートを養成する学校です。ここでは、通常の大学教育の他に、軍事訓練を受けて、理系分野から人文科学まで幅広い分野を学ぶそうです。至るところに、”BEAT NAVY”と書いてあり、ライバルの海軍を意識してました?
私は今回が海外遠征2回目となりますが、行くたびに学ぶことが多く、とても密度の濃い、充実した1週間でした?
IVY LEAGUEとも呼ばれる大学にもいくつか試合を行いキャンパスに足を踏み入れたことで少し頭が良くなった気がします?
さて、私たちは10/27(土)に東日本学生リーグ戦FINAL4を控えております。この海外遠征で得たことを発揮できるよう頑張ります。ぜひ、駒沢第1球技場へご来場お待ちしております?♀