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【こぶ平レポート】FINAL4予想!関東学生女子・プレーオフ準決勝

ラクロスは、全日本大会へ向かっていますが、今週末学生リーグ3地区のプレーオフが開催されます。全国各地区の注目の的だと思います。
そんな中、関東学生プレーオフ。
勝手に、そして大胆に、批判覚悟で予想します。
選手の皆様はなんじゃこれでしょうが、そうじゃない事を証明していただければ,それに越した事はありません。

全国注目の関東地区Final4

会場:駒沢オリンピック公園第1球技場
10/27(土) 10:30ドロー 慶應義塾大学(A組1位昨年日本一)vs東海大学(B組2位昨年のセミファイナリスト)
10/27(土) 13:00ドロー 日本体育大学(B組1位)     vs青山学院(A組2位)

☆彡 慶應義塾vs東海はこうなる!
昨年日本一に輝いた慶應義塾大学。今年も全勝で昨年からの無敗記録を更新中。連覇を狙う準備は万全といっていい。大きなけが人もなく、今年も走れるのが普通。相変わらずDFは固い。記録を見てみよう。慶應義塾の1試合平均失点は3.4点。A,B 2組12チーム中唯一の3点台の平均失点。(2位は今年Final4に残れなかった明治大学の4.0)しかし、得点を見てみると1試合平均7.0点。A組では断トツだが、全体では4位の記録に留まっている。相対的な数値なので、決めつけられないが、A組の慶應以下のチームは
得点平均が5点以下であることを見ると、やや、攻撃力が弱くなっていると見る事もできる。

一方東海は、平均得点8.2点(1部1位タイ;明治と同じ)平均失点5.0とファイナル4に残ったチームの中では最悪の数字。 平均得失点差慶應 3.6点、東海3.2点と数値的にはやや、慶應義塾有利という事が言える。
ただ、盾矛の関係で、お互いのぶつかり合いの中で、どちらが優位になるかは、これまでの進化に掛かっている。春先の練習試合では、東海が優位に立っていたようだが、シーズンイン時、東海は最悪の状態だった。そこからの進化と、春からの慶應義塾の進化の結果がここでぶつかり合う訳だ。

因みに、昨年からの慶應義塾の戦いで、唯一勝てなかった(引き分け)のがリーグ戦時の東海である。そして、選手個々のポテンシャルは東海の方がやや高いとみる情報もある。

両チームの戦い方は、好対照でいて同じなのではないかという見方をしている。そこで問われるのはあらゆる状況を想定したDFに対し、東海が得意の速攻や個々の突破力をブレイクスルーにできるかという事だろう。そして、東海の攻めが50%以上の時間を獲得できるようなら、東海有利となる。東海こそ、攻撃が最大の防御というラクロスの体現者であるとみて 8:6で東海がUp-set という予想とする。

実際には、US遠征も実施し、万全の体制の慶應義塾の優位は揺るがないという見方は、的を射ている。そして、勝ち方を知り、備えをしてきた、慶應義塾を破れるとしたら、こういうストーリーなのかな?

☆彡日本体育vs青山学院はこうなる!
得点、失点を見てみよう。日体 7.2得点 4.4失点   得失点差平均2.8点
青学 5.8得点 4.4失点   得失点差平均1.4点

意外だったのは、日体大の得点力が思ったより低かった事である。得失点差平均だけでみると、日体大の優位は動きそうにないが、絶対的な攻撃力ではなさそうだ。ラクロスのタイプが異なるだけに、守備力が優ったチームが勝ち残るそんな事を想定している。
注目は 日体大 山田 青学大 小峯のマッチアップである。 お互いディフェンシブなMFとして、日本代表を形成する2人が攻撃参加すると得点力が上がる事は知られている。

そこで、優劣がつくのか?

2012年のファイナル4超えを目指す青学大の気持ちが優って、5対4で青学大が勝つという予想だが。ポイントは、2012年の時のようなひた向きさだと見る。

日体大は、昔のスタイルから個々の強さに、システマチックなゲームプランと若手の育成も含めて、次世代まで繋がるチーム作りがなされている。そういう意味では2010年以来の優勝に一番近いチームともみられている。(そういえば、2010年のHCもM井氏だった)

会場が、駒沢第1球技場という環境での試合。バウンドボールの処理が明暗を分けたりするかも知れない。

Enjoy Lacrosse
Lacrosse makes friends and players.

こぶ平

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