【こぶ平コラム】“ラクロスを楽しむ”シリーズ①
4月になり、新入生を迎える大学ラクロス部さん、クラブラクロスの皆さんもお忙しい日々をお過ごしだと思います。
本格的ラクロスシーズンは4月8日の関東中学高校女子ラクロス春のリーグ戦Teen’s Cupにて開幕します。
そんなラクロスシーズン前に3月に行われたラクロスのイベントを振り返りながら今年のラクロスの展望を述べて行く“ラクロスを楽しむには”シリーズのコラムを連載していきます。
“ラクロスを楽しむには”シリーズ①
Pre Seasonはこんなイベントがあります。
1) アイドル戦という名の、ほとんど女子オールスターラクロス戦
3月25日(日)の夕方に、初の試みとして、ほとんどオールスター戦が行われました。
ラクロスの認知度向上と大学ラクロスの先、国際的な競争力を獲得するためのHow toを供給する機会として、現役の日本代表選手が自ら呼びかけて大学の選手を含めたTopプレーヤーが集まりました。
夕方のからアイドル戦士によるクリニックとエキシビションゲームを開催するというチャレンジャブルなイベントでしたが、クリニックには70人に及ぶ中高生から大学クラブ選手が集まり、最新のクロスワークやボディコンタクト時の相手との距離感について等を学び、エキシビションゲームには1000人近い観客を集まり、今までの女子ラクロスには見られない、スピーディで楽しいラクロスが繰り広げられました。
<Team RED>
谷山なつき(FUSION/慶應義塾大学)
高橋実緒(FUSION/日本体育大学)
寺西志保美(FUSION/明治大学)
小西那奈(NeO/学習院大学)
稗田早織(NeO/明治大学)
小川絵里子(NeO/慶應義塾大学)
廣瀬藍(NeO/上智大学)
松本理沙(MISTRAL/明治大学)
大沢かおり(慶應義塾大学4年)
関口紗生(東京農業大学4年)
小峯祥子(青山学院大学4年)
☆権藤眞美(神戸大学新卒)
高橋美帆(MISTRAL/慶應義塾大学)
橋爪さくら(青山学院3年)
岩田菜央美(早稲田大学新卒)
友岡阿美(慶應義塾大学4年)
<Team White>
岩田麻衣子(FUSION/東海大学)
水戸理恵(FUSION/立教大学)
佐藤智美(FUSION/東海大学)
剱持真衣(NeO/明治大学)
高野ひかり(NeO/横浜国立大学)
多賀麻文(NeO/明治大学)
緋田江身(明治大学新卒)
森岡友菜(明治大学新卒)
抜井愛海(東海大学4年)
影山乃依(東海大学4年)
田中希実(立教大学新卒)
井上果歩(立教大学4年)
井畑美咲(MISTRAL/学習院大学)
西村佳子(慶應義塾大学3年)
西村沙和子(慶應義塾大学4年)
鈴木佳奈(青山学院大学3年)
昨年のワールドカップ代表メンバーを含め、すべての選手が何らかの代表経験があったり日本一を経験した選手で構成された豪華メンバーでした。
結果は 7対5 でREDの勝利となりましたが、点数以上にパスのスピード、展開の速さ、ショットの瞬間を逃さない高速判断等を含め、個々の高い技術は会場を寒さを吹き飛ばし会場を沸かせるに十分な素晴らしいゲームでした。
実際に、試合を観たプレーヤーの皆さんの刺激となった事は間違いなく、試合をしてた選手も楽しめた事でしょう。
ハーフタイム時にコーチの柴田さんからの、試合の見どころ説明などは、今までのラクロスの常識を覆すようなものだっただけに、観客席にいた選手の皆さんには得難い機会になった2時間半でした。
試合中、魅せるラクロスを展開され、BTBパスからのショット等USのUWLXやWPLLを見ているように思わせました。
そして、3点を取った、RED高橋実緒選手も新しい境地を示したのですが、注目を持って行ったのは水戸選手/FUSIONのバックアンダーショット。
近年、ゲームメイクに関わる事が多かった、水戸選手の真骨頂を観た思いでした。今年も活躍されそうですね。
こうして、ドリームマッチはあっという間に終了し、中心となって動かれた、MISTRAL松本選手からは、「継続的なイベントにしていきたい」という言葉もいただけました。
次回の開催も期待したいし、関西におられる代表も参加してもらえるように、関西で実施されたりもするといいですね。
こういう機会を下さった、選手の皆さん、お手伝いいただいた、アイドル戦運営の皆さんに感謝したいです。ありがとうございました。
こういう機会を通じて、こんなに面白いラクロスが、クラブに行くとできるんだというような思いが広がるとよいのですが。 May the Lacrosse be with us!