こぶ平コラム

【こぶ平レポート】大学ラクロス全国大会への道。西日本でも歴史が動いた 〜九州地区編〜

女子決勝戦で福岡大学を追い詰めるチーム — 九州大学の進化

九州地区では近年男子の九州大学 女子の福岡大学 が強さを見せる構図が続いてきた。男子では北九州市立大学、福岡大学の台頭、女子では西南学院に加え福岡教育大学、昨年は筑紫女学園大学が台頭したが、男子は2013年から女子は2017年から両雄の連覇が続いているのが現状だ。そんな状況が続く中全国大会ではベスト4の壁を破れない歴史を重ねているというのが実情であり、1強が続くことが原因で、拮抗した戦いを重ねる関東や関西との差を埋めきれないのではないかと考えていた。それでは今期についてみてみよう

男子ラクロス

九州大学が、独自の強化策で進化を加速しつつあり、2019年には南山大学を破りベスト4に進出した。2020年には1点差で涙を飲んだがその進化が全国レベルの強さをもたらしている事が伺える。そして今年も決勝戦で福岡大学を7対0と完封し、リーグ戦を通して8試合を11失点で勝ち抜いて来た。この守備力が全国大会で未経験の攻撃力に対して効果を発揮するかが1回戦 対 関東第2代表 戦のポイントなる。

女子ラクロス

今年の決勝戦は九州の覇者 福岡大学vs九州大学の顔合わせとなった。しかし、リーグ戦におけるブロック戦では 11対6 順位決定リーグ戦では 18対5 と決定的な差をつけて今年も福岡大学の優勝は決定的と考えていたが、試合の様相は全く異なった展開となった。九州大学は福岡大学に対してひるまず1on1を仕掛けると積極的にショットを打ち立ち上がり福岡を圧倒する。中でも35番梶原選手の動きは福岡を凌駕するものだった。開始早々3点を先取し有利に進めると3Qぎりぎりまで福岡に対しリードをする強さを見せた。しかし福岡も3Q最後に追いつくと4Qには攻撃の強さを見せ一気に逆転し、九州の反撃を抑えて11対10で勝利した。

スタッツは以下参照

九州大学のショットの決定率の高さは評価に値する。ただ、経験不足からか、1Q 3対0 とリードしてからのミスで2点を返された所やインザクリースによる得点の無効等が結果的に響いたのは悔しかったはずだ。この結果を是非来年の戦いに繋げて欲しい。

それでも福岡大学をここまで追い詰めた九州大学の戦いぶりには福岡大学と同等の強さを感じた。こういう戦いが毎年繰り広げられるようになると九州地区の全国優勝も近づくはずだ。

全日本大学選手権 1回戦は11月12日(土) 佐賀県 SAGAサンライズパークボールフィールド で開催予定

西日本ラクロスのこぶ平‘sView

全国大会に向けた代表決定戦は、白熱した、拮抗した戦いが多かった。これは指導者の開発プランの成功が寄与したものと思われる。その例が女子の九州大学であり女子の南山大学や、男子の獨協大学も又その代表例と考えられる。関東で昨年ブレイクを果たした男子の武蔵大学もその典型例だ。そして、今年行われた男子U-21世界選手権代表に全国の地区から集められた事で、最新のラクロスの考え方が所属するチームに持ち帰られた事も想像に難くない。来年行われる世界大会への選手選考に際してもぜひ全国の大学から有能な戦士を見つけ出して欲しいものだ。

2022年ラクロス全日本大学選手権

LIVE配信について:大学選手権大会の全試合を Japan Lacrosse Live by rtv にて放送予定とのこと。11月1日から全試合無料視聴可能(チャンネル登録必要)チケット情報等詳細は後日の協会からの情報又は各大学のSNSを参照して欲しい。

今回はここまで。

直ぐに 全日本クラブ選手権の情報を提供したい。

やっぱりラクロスは最高!

こぶ平

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