decoding

【こぶ平レポート】全日本中学高等学校女子ラクロス選手権結果①

今年で8回目を迎えた、全日本中学校高等学校女子ラクロス選手権。この大会の主催は全国中学校高等学校女子ラクロス連盟 後援 NPO法人 日本学生スポーツ・音楽振興協議会 です。
今回の大会の場所は川崎市にある、富士通スタジアムに変えて27日から29日までの3日間の熱戦を繰り広げました。

これから3回に分けて、この大会の詳細をお伝えしたいと思います。

この全日本中学高等学校女子ラクロス選手権、過去7回の歴史は下記の通りです。
※敬称略

第1回2009年 東京成徳大中高 
第2回2010年 東京成徳大中高
 (2011年不開催) 
第3回2012年桐蔭学園中高 
第4回2013年同志社中高 
第5回2014年東京成徳大中高 
第6回2015年日本大学中高、
第7回2016年横浜市立東 
第3回以降は毎年優勝校が変るというTeen’sのラクロスもルネサンスが来ています。

今年第8回は、過去東京成徳大中高のみが達成した連覇に横浜市立東高校が挑む形になっていました。

今大会の出場校(関西3校関東5校)

<関西代表>
同志社高等学校/Beat Beans(関西1位/2013年優勝)、関西大学中等部高等部/KAISERS(関西2位)、立命館宇治高等学校/Cherry’s(関西3位)

<関東代表>
横浜市立東高校/East Girls(関東1位/昨年優勝)、埼玉県立伊奈学園総合高等学校/Grasshoppers(関東2位)、日本大学中学校高等学校/AQUA(東日本3位/2015年優勝)、東京成徳大学高等学校/Brave Youth(関東4位/過去3回優勝)、埼玉県立熊谷女子高校/US.movers(東日本5位/初出場)

今大会の試合結果

不動に近い関西3強関東4強に、初出場の熊谷女子高が加わり果敢に挑戦する形となった今年の大会は、27日連覇を狙う横浜東vs熊谷女子の試合で開幕しました。

結果は 12対1 熊谷女子のディフェンスを大きく崩される事もなく#56の果敢な挑戦が実を結んだ確度無から決めたショットも良かったのですが、やはり横浜東の個々の力、スピード、パスワークは高いレベルにあり、特にキャプテン#6の6得点に#63の3点は止めるのが厳しかった。特に#63は高1というたった1年の経験でかくや!というハイパフォーマンスを見せて、将来的にも大きなプレイレーヤーになりそうな予感すら覚えましたね。

第2試合は 日大中高vs関大中高 似たような環境の高校の戦いでしたが、関東で激しい試合を繰り返す日大中高は関西大中高には荷が重かったか?ただ、3点を許した日大中高のDFには不安が残る印象でした。しかし、開始二分でハットトリックを決めた日大高#3のプレーはやはり超高校級であり、#40中3のプレーは強さが付けば、次の日大中高をさせるだけではなく将来の日本代表に可能性を持たせるような感じまで受けました。 結果は14対3と日大高が勝った訳ですが。

第3試合は伊奈学園総合高校vs立命館宇治高校でした。
驚きは、開始早々から。厳しく行く伊奈学園のスタイルからパスランを速くする、かなり洗練された動きが加わりその変貌ぶりに驚かされました。結果も前半13対0という形でした。立命館は肝心の所でのパスミスも重なり、ショットへの機会まで行きにくい状況が続き苦しむことになりました。

結果は15対3となりましたが、点差以上に差ができた試合になりました。立命館宇治は、走る事、パスを投げる事、パスを受ける事、基本のチューンアップから、それは走りながら、ステップしながらのパスとパスキャッチの繰り返しのような形で続けて行かれる必要があると思います。

そして第4試合
同志社中高vs東京成徳大中高  1回戦のハイライトは 次のコラムで。

Have a nice Lacrosse!!

以上です。

こぶ平

関連記事