【こぶ平レポート】Teen’sラクロス|今週準決勝の前に…
遅くなりましたが、今週の関東Teen’s Cupの前に先週の振り返りをお伝えします。
先週 埼玉県民活動センターで行われました、関東中高ラクロス春季リーグの準々決勝。焦点は、長年続く横浜市立東、東京成徳、埼玉県立伊奈学園総合、日大中高のTop4という構図を崩すチャレンジャーが現れそうだ⁉️ ということでした。
実際、従来の伝統シード校から都立飛鳥、聖ドミニコ学園、県立鶴見を崩した 慶應女子、県立熊谷女子、立川国際は指導が行き渡った好チームとなり挑戦者として十分な力を有して来たように見えました。
関東Teen’s ラクロスがルネサンスを迎え その流れが加速されるのか注目の準々決勝は
1) 横浜市立東EastGirls vs 都立立川国際中等教育K.L.C.
春には絶対的な強さを見せる横浜東に対して5ヶ年計画?で進化中の立川国際。
昨秋は横浜東の圧勝でしたが、この春、進化したKLCがEGを苦しめます。一進一退で前半残り1分 3:3 EGエース63の豪快なショットを決められるも、KLC粘り強く、走り負けず、グラボも対等に進め、72番のスクープショット、32番のバックアンダーのランシューなど実に多彩な攻撃を見せ迫りました。
しかし、連覇中のEGここからが凄かった。1番のフリーシューをきっかけに、各個の突破や正確なパスの繋ぎで90秒間で4点を奪い主導権を握り前半を終えます。
後半は、開始早々のEG63番の圧巻の3ドッジランからのショットで流れを与えず終わってみれば、15対5 東校21番63番の4得点は圧巻でしたしかし、立川国際も進化を見せた試合でした。
2) 県立伊奈学園総合Grasshoppers vs 慶應女子Crushers
秋から進化が一気に進んだ慶應女子。伊奈GHの運動量豊かな攻撃を7番のバッカー中心に崩されず、前半を0:2と拮抗で終えると、後半開始早々に攻撃の主軸9番がカウンターからインサイド反転からのショットで迫る展開。ここまで、慶應女子の7番がショットには行かず耐え続けた局面からの見事な得点でした。
しかし、この機会に7番が攻撃に加わり勢いを付けたい慶應女子でしたが、伊奈学園それを許さず、86番の獅子奮迅5得点の活躍もあり反撃を許さず、6対1で伊奈学園が勝ちきりました。しかし、慶應女子の戦術理解と実践力は秋以降の個人技の伸びを加わえる事による進化に期待が膨らむ試合でした。
3) 東京成徳BRAVE YOUTH vs 目白研心WhiteEyes
1回戦で難敵 桐蔭学園を破り2年連続のシード権を守った目白研心WE。93番中心に献身的な守備で対抗を試みたが、成徳BY63番10番の圧倒力の前に1得点に終わり、1対12でベスト4へはLong&Winding Road を思わせました。東京成徳は現時点ではTeensとしては戦術理解が一番高く、実力をしっかり発揮するチームです。
4) 日大中高AQUA vs 県立熊谷女子USmovers
昨年秋 同じグループで6対7と日大中高をあと一歩のところまで追い詰めた熊谷女子は予選リーグ、決勝トーナメントと圧倒的な攻撃力で雪辱を期すことができる所まで上ってきた。対する日大中高は秋TOP4のなかでやや水を開けられかけた所でラクロスの向上心が高く、何よりもラクロスが好きな若手の押し上げが高三選手の最後に賭ける思いと融合し、進化を続けている。お互いの努力と賭ける想いがぶつかり合った試合は、立ち上がり3分想定外の展開により一気に片方に流れが傾いてしまった。
AQUAは11番の圧倒的ドローから、22番のドライブで3分間で4点(1点目は22番のドローブレイク狙いからのインクリ リスタートからの混乱OwnGoulにも見えた、4点すべてに絡んだ22番)をあげた。
その後、熊谷女子の攻撃を1点に抑えて前半を終えると、後半は11番21番32番のトライアングルがリードをして得点を与えず、点を重ね、最終的には10対1で勝ちきりました。
しかし、熊谷女子も前半のポゼッションは70%近くを取れた運動量に裏付けられたラクロスはシード組での経験を積むことでもっと強くなりそうです❗今後に期待したいチームです❗
結局、今年もTOP4は崩れませんでした。しかし、シード組に3校が昇格するなど、「Teen”sルネサンス」始まったのではないでしょうか?
これで、16日の準決勝は
1) 横浜東 vs 伊奈学園総合
2) 東京成徳中高 vs 日大中高 となります。
準決勝は 再び埼玉県民活動センター にて16日の10時半 ドロー です。(雨が心配ですが)
過去、横浜東 東京成徳の有利が続いていますが、ヘッドコーチ先生が9
年掛けて強化した伊奈学園総合や、上り調子の日大中高にも期待が集まります。
是非ご覧ください。
ラクロ~ス