【こぶ平レポート】関東女子ラクロス・準リーグ
11月6日。 4月に始まった、日本最長のリーグ戦。関東女子ラクロス準リーグ戦が決勝を迎えました。決勝戦にふさわしい、暖かな日差しの元、予選を勝ち抜いた、立教α、β、慶應義塾、明治の四校が残ったわけですが、これは昨年と同じ顔ぶれ。
昨年は慶應義塾が明治との激闘を制して優勝しましたが、今年は?
準決勝第1試合 立教β 対 慶應義塾
(写真:立教大学)
前半開始早々から慶應の高さとスピードのある攻撃陣がドローを取って優位に進め3対0とリードも、ホームでの熱い応援に応えた立教の攻めが勢いを増し、前半終わってみれば3対3の同点。ボルテージMaxで後半を迎えた。
後半開始早々慶應の#72のドローブレイクも、立教がすぐさま反撃#33のロングランからのドッジショットやパスで5対4と逆転した。
しかし、タイムアウト後の10分以降#32#65#66#72を中心とした攻めで慶應がゲームを支配、#66のフェイク2発のショット等で8対5として勝利した。
準決勝第2試合 立教α 対 明治
(写真:明治大学)
前半、明治のFS先制で始まった試合は前半10分過ぎまで2対2の接戦も、立教新人カルテット5点ゲットの活躍で9対4と勝利し昨年の雪辱を果たした立教大学αが決勝で慶應義塾と雌雄を決する事になった。
決勝に先駆けて行われた3位決定戦は、連戦となった明治の尽きないエネルギーによる頑張りも、届かず6対4で立教βが勝利した。
準リーグ2016 決勝戦 立教α 対 慶應義塾
ともに、Aチームが敗退し、タイトルを是が非でも勝ち取りたい両校の戦いは、前半から火花を飛ばし合う激しい戦いになりました。
準決勝と同様前半開始早々から仕掛ける慶應はこの日も好調の#72のランシューで先制をするも、5分、8分と点を重ねた立教が逆転。
しかし、慶應も#65のショットで追いつくと最後ノータイムで慶應#98がショットを決めるまで息も付かせない攻防で会場は大盛り上がりの前半は5対5にイーブンで終わった。
後半は前半終了間際30秒で2点を返した慶應の勢いが続き#72のショットでリードする展開で進むも、立教は一年生トリオの得点で追い付き後半18分で8対8という激熱の展開が続き、場内は両校のサポーターと選手の応援で、沸騰状態に。
しかし、そんな状況に終止符を打ったのは、慶應義塾。 19分に#32、23分に#66が1on1からショットを決めて10対8とリードし、立教の必死の攻めをしのぎ切って勝利。
慶應義塾大学が2連覇となった。
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両チームここから、来季のAチームに多くの選手が参加しそうな雰囲気で、目が離せませんね。
特に立教の1年生カルテット #90~#93 来年は背番号が変わるでしょうが、きっとAチームで戦いそうな強い動きでした。 特に#91番稲木柚香選手はこの試合も3点、2試合で5点を取り、#90番桑島響子選手とのセットで8点とアンファンテリブルな活躍でした。
優勝した慶應義塾さんは二年連続で、チーム全員の応援を受けての勝利はThe慶應を示したものでした。12月に行われる予定の準リーグ日本一の獲得に向けてまだ、戦いは続きます。