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【女子日本代表情報】観客から見た選手紹介⑤|現役大学生編

暑い日が続きます。7月12日から英国 London 郊外 Guildford Surrey Sports Park で女子ラクロス ワールドカップが開催されます。

大会プレゲームも始まり、USAとは8対18で敗れたとはいえ、本番に向けて良いチェックができたのではないでしょうか?応援用のFaceBook https://www.facebook.com/WJapanLax/ でも出ない選手情報をお伝えする応援企画⑤。

ラクロス女子日本代表応援ページ
https://www.facebook.com/2013japanlacrosse/?fref=ts
ラクロス女子日本代表応援ページ. 382 likes. ラクロス女子日本代表の選手/スタッフへ皆様からの応援メッセージを受け付けるページです。たくさんの応援メッセージをお書き込みください。女子代表の活動情報も発信します。

ラクロスファンに贈る応援企画として、選手の皆さんの観客から見た紹介(多少の歴史も)をさせていただいています。

嘘はなし、でも多少の歴史的な間違い(不明点)があるかもしれませんがご容赦下さい。

今回は現役大学生の3人です。

女子W杯代表は、大学生が選ばれる数は比較的多い方でした。第7回2005年は6/16(今回豪代表の山田幸代選手が社会人1年目で選出をされています。(なんと、FUSIONさん登録) 第6回2001年は12/22  第5回は日本で行われた。
(その時はUSAと2対12)第4回初参加と合わせて、参加選手の情報はわかりませんが、学生選手も多かったはずです。

第8回2009年大会の学生選手は2名だけ。今回WorldGames日本代表の水戸選手(当時立教大学2年/20歳です)と今回も選出されたゴーリー岩田 麻衣子選手は既報の通りです。第9回2013年も5/18となり、社会人プレーヤーの経験の国際経験が必要とされる時代に入ったのでしょうか?今回は3/18という学生選手にとっては狭き門となりました。そんな中で選ばれた3選手だけに個性豊かな3人になっています。

背番号#10  野尾(のお) 明日佳選手  

同志社大学 4回生 (コートネーム あすか?)

出身高校はわからないのですが、個人的にはてっきり同志社高校でラクロスをやっておられたような気になっていたのですが、やはり、大学から始まられた選手です。3年生時にはもう、関西を代表する選手になられていましたが、私が関西で観戦した時にはちょうど後述の権藤選手が所属する神戸大学とのリーグ戦@関西外語大で、脚を怪我されるという出会い?が印象的でその時の中盤の支配力から、一転の切れあるカットインは大学レベルを超えておられましたね。(前半途中で抜けてしまったのですが。)昨年日本一になった関西学院を唯一破ったのが、野尾選手が率いた開幕戦の同志社さんでした。
    
そんな彼女も、2015年U19W杯では5位決定戦vsニュージーランド戦で延長敗戦を経験しておられます。大会を通じてゲームメイク、得点も重ねたのにわずかに届かなかった。そんな経験をすぐに生かす機会があるのは、今の主力のNeO軍団と同じ。
その時の思いを糧に、若い力を発揮して下さることでしょう。

プレーの特徴

1)視野の大きな、プレーでゲームをメイクする力。
2) バランスのとれた体躯からキレのあるランでDFを引き付ける。
3)確実に決めるショット力

だと、思います。実際には稗田選手とダブル形に見えますが、もう少し前でのプレーが生きる選手です。ここぞという時のパス、ランは
は局面を変えてくれると思います。彼女が出てくるとき何かが起こる。こうご期待。

背番号#11 権藤 眞美選手  

神戸大学 海事科学部 4回生 (コートネーム まみ?) 
           
まず、海事科学部所属というのが異色ですよね。日本で唯一の学部に所属するラクロス選手というのも異色ですが、それにも増して今回のRealシンデレラガールが権藤選手です。

先の野尾選手の時に書きましたね、昨年8月に観戦時の対戦相手の神戸大学に所属して、ようやく関西選抜に選ばれた選手でした。
当時は長身からの攻撃力はあるが、ランや、ターン、スピンの質、体幹の強さではまだまだ進歩の余地があるようでした。そしてチームは2部に陥落。苦渋を飲まされた彼女は今年に入りU22代表候補に選ばれ、覚醒します。

チームメートに伺うと、向上心の塊みたいですが、他の人からのアドバイスを素直に受け入れてそれをひたすら磨くことを厭わない選手だそうです。それが、彼女の才能を開花させたのでしょう、4月にはU22ではなく一気に日本代表候補に選ばれ、代表練習でも持ち前の吸収力で物にしたした力を新しいランニングと切り返しのスピードに昇華させて代表の座を得たわけです。

もちろん、高校時代はラクロスをやっておられた訳ではありません。大学3回生までは、地方の選抜選手だった彼女が日本代表となり拓くのは、文字通りプールAへの道なのでしょう。

プレーの特徴

1)海外の選手と引けを取らない、ダイナミックな動き
2)ガゼルのような走りから、1on1を制する
3)日々成長する底知れないポテンシャル

だと、思います。とにかく日本人の規格を変えた選手として、今回活躍が期待される選手の一人であることは間違いない。
シンデレラ・ストーリーはハッピーエンドで終わるはず。とにかく背番号⑪が目立つとき、日本の勝利が近づくはずです。

背番号#13 抜井 愛海選手  

東海大学 3年生 (コートネーム 釈迦) 山村学園 LIBERTYS 出身
           
今回最年少のワールドカップ代表選手。抜井選手はTeen’s時代からそのドライブ力には定評があり、突破する馬力、力強いが柔軟なラン&ドッジには、目を覚まされる事がしばしばありました。先の野尾選手の時にも触れたU19 2015年W杯に1年生で参加悔しさを味わったお一人でもあります。

2015年大学入学のTeen’sラクトレスさんは、ひそかに黄金世代と呼ぶ方もおられるぐらい、人材も豊富な世代ですが、その中で磨きを掛けた、突破力が世界に通じるのか、2年間の成長を見せつける大会になりそうです。

プレーの特徴

1)とにかく、力強くしかも柔軟なラン&ドッジ
2)1on1を制する、決めるぞの強い意志と一体化した強いショット
3)チェックを交わす、巧みなクロスワーク

だと、思います。彼女も日本人の規格を変える選手の一人として、今回覚醒して欲しい選手です。彼女が混戦を抜けて来た時、勝負を決するショットが放たれる事になります。
ラクロスの王道を進む彼女が世界の舞台でどんな驚きのプレーを見せるか楽しみです。

今回はこんな感じ?大学生トリオの活躍にご期待下さい。

そういう見方もできるのか?というような形でW杯 Lacrosse 見てください。

次回からは 攻撃のキーマン編です。

凄いプレーを見たい。

こぶ平

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