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【こぶ平レポート】全国クラブリーグのいま。

5月20日に東日本クラブファンリーグの開幕から4か月が経過して、全国の学生リーグでは3年以上に渡る、ラクロスのプレーヤーとしてのキャリアに一区切りをつけられた方々も増えてきていますね。
そんな中、先週は全国各地で今シーズンの動向を決める動きが続出しましたので、皆さんと共有をしていきたくて、書いてみました。

ルネサンスは起こったのか?下剋上は?テレビドラマにならないドラマがあった

先週末各地で行われたラクロスで、今シーズンの行方が決まったところとほぼ決まりつつあるところとカオスになったリーグとありますが、全国に影響がありそうな部分と、個人的な共感部分を紹介させて下さい。

まずは、リーグ戦の行方が決まってプレーオフに入るクラブリーグからおさらいを兼ねて。

今、クラブリーグは 西から九州(一応男子のみ/中四国と九州リーグ合体型)中四国、関西、東海、関東(東日本)で実施されていて、今東北や北海道で男子の活動が増えてきています。
女子は今年、関西でToy Lacrosse Club、関東で MSpirits というチームが発足して増加傾向かと思うきや、中四国ではCURIOUS が活動休止、関東2部や東海地区でもぎりぎりの人数での活動を余儀なくされているチームも多いです。

願わくは、大学でクロスを置かずに、月1回でもいいからクラブでのラクロスを続けて欲しいのです。それはTeen’sの皆さんも同様です。大学の体育会気質が嫌でやりたくないなら、クラブチームでやっていく方法もあります。クラブに入っても、大学1年の皆さんと合同で、サマー大会やウィンター、あすなろにも出場できるので。

っと お願いモードから入りましたが、東海地区男子で 結成3年目で初年度クラブ選手権まで進んだWOLVESがOPEC VORTEXとのリーグ最終戦に勝ちリーグ1位でプレーオフに進むことが決まっています。
東海地区はリーグ結成3年目ですが。色々な難問を解決されながら、全日本クラブ選手権での打倒関東をテーマに進化されています。
東海地区に就職される方も多いと思います。是非東海地区クラブで、世界を目指して欲しいのですが。

そして、ドラマにもならないドラマ1)こんなシナリオじゃ現実味がないじゃないかと思われるようなドラマ。

東日本というか関東クラブリーグでは男子チャンピオンリーグの下剋上が今年もありました。10/1に行われた、1部3位 VALENTIA 対 ADVANCE HANGLOOSE 2部1位(入れ替え戦でVIKINGSを破った)の試合は、前半1部の歴史VALENTIAが35歳のアタック宇秋選手(法政)のハットトリックに39歳のゴーリー篠原選手(東大)のリードで7対1と大差で折り返しました。この時点では、会場の雰囲気も静まり返るほどで、いつも
のヤジすら滑ってしまう状況でした。
所が、3Q3点で再点火したADVANCEの攻撃が、4Q15分まで空回る中、#44 3X歳のMF長谷川選手のビッグショットで一気に燃え盛り、残り1秒の#12 3X歳の岡部選手の倒れこみながらのショットで追いつき、延長1stブレイクで一気に決めきったADVANCE HLの大逆転で会場はHeat Up ラクロスって30後半で円熟期を迎える事を証明したゲームを見せていただきました。
関東男子クラブの試合は、学生リーグと異なり、ポゼッション確保より、スピーディーな展開で局面を打開するメジャーリーグラクロス流で、とても面白いですよ。是非観戦に行ってください。

関東男子プレーオフは
10/21がCLのプレーオフ2位決定戦 Stealers対ADVANCE HL(1位FALCONSは確定済)
10/15にはファンリーグ決勝が フクダ電子スクェアで開催されます。SugarRays対横浜LCを予想しますが僅差のFinal4は何が起こるかは分かりません。

女子クラブも、プレーオフシーズンなのですが、関東(東日本)2部では ORCADEAがVEUZZを10対4で破り1部6位のWISTEREAとのリベンジマッチを迎えます(11月予定)。
そして東日本クラブ1部のプレーオフは FUSION,MISTRAL,NeOで総合順位を決める本格的プレーオフを迎えます。10/7@フクダ電子スクェア 10時ドロー MISTRAL(リーグ戦2位)対FUSION(リーグ戦3位)

クラブが3年連続で遠ざかった日本一の座を、取り戻しに行くのは関東の3チームに東海、関西、中四国の各1チームです。どこが勝ち残ると思いますか?

予想を楽しむのも、スポーツ文化の醍醐味です。

大学編は分けて書きます。
ご意見、予想を教えて下さい。

こぶ平

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