【Referee Spotlight】金子 剛之さん
このオフシーズンに学生のみなさんであれば期末試験はもちろん、審判筆記試験に向けて勉強されている方もいるかもしれませんね。
また金子さんは関東地区審判部・男子ラクロスの次長を務めております。
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金子 剛之さん|男子ラクロス審判員
【名前】金子 剛之(かねこ たかゆき)
【出身大学】 東京学芸大学
【呼び名】カネコ、ネコ、カネゴン
【年齢】37歳
【審判歴】15年
【審判をするラクロスの種目】男子競技
【日本ラクロス協会における審判級】1級
【出身地】千葉県
【仕事】学校事務職員
【趣味】サッカー・野球観戦、4歳の娘と遊ぶこと
【海外でのラクロス審判経験】
2007 ハワイトーナメント
2010 世界大会フェスティバル(イングランド・マンチェスター)
2012 U19世界大会(フィンランド・トゥルク)
2014 世界大会(USA・デンバー)
【ラクロスの審判を始めたきっかけ】
練習試合で審判をしていたら面白さを感じて、大学4年の冬に受験した審判試験に合格できたことです。社会人になってから審判員としての活動が始まりました。
【審判の面白み】
審判チームや選手達と一緒にゲームを創りあげていくことです。
試合ごとにゲームプランや自己の目標を立てる、試合中に刻々と変わる状況を把握する、良いゲームにするための手だてを考え実行していくことにやりがいを感じています。
審判活動を通じて、様々な世代や地域の審判仲間が増えていくことも楽しいです。
【審判を行う際のこだわり】
選手、コーチ、観客の皆さんに審判員のジャッジ、判断が分かりやすく伝わるよう心がけています。
【審判のスキルアップのために行っていること】
自分が吹いた試合や海外の試合のビデオを観ることです。
リーグ戦開催期間はたくさんの試合があるので、自分が審判した前後のゲームを観ています。
他の審判員と相互に技術査定をし、意見交換をすることでレベルアップに繋げています。
【あなたにとっての『いい試合』とは】
リズムよく進み、集中力やプレーの質が高まり、時間が経つのをあっという間に感じるゲーム。
「激しい」と「危険」の線引きができ、危険なプレーによるケガ人を出さないゲーム。
【2017年ゼブラオブザイヤーに選ばれた感想】
一年間の審判活動や技術向上が評価されたことが嬉しいです。また、自分が運営に関わっている審判部関東地区男子の発展が評価されたことが何より嬉しいです。
【審判としての今後の目標】
笛を吹く一つひとつのゲームを大切にして、全国大会や全日本選手権、国際大会で活躍できる審判員をめざしていきます。
LACROSSE PLUSの読者にメッセージ
読んで頂きありがとうございます。
男子ラクロスの審判は、試合のスピード感や激しさを引き出すのと同時に、安全確保が求められています。80分の試合時間をフライ無しで選手と一緒に走りながら適切なジャッジをしていくことは、審判員としてのやりがいの一つです。
試合中は頭と体をフル稼働してゲームに取り組んでいます。試合を通して良いパフォーマンスが出せたとき、良いゲームを創れた時に感じる達成感は審判員ならではの感覚だと思っています。
審判資格を取得したばかりの時は不安が先行するかと思いますが、先輩の審判員と一緒に審判をして経験を積むことでどんどん上達できます。
選手やスタッフをしながら審判をしている方もぜひ積極的に審判活動に参加して頂き、審判の楽しさや充実感、審判をすることで見えてくるものを感じてもらえると嬉しいです。
ラクロスは日々進化しています。審判員がレベルアップしていくことで、ラクロスのゲームをより良いものにしていきましょう!
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