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【他大から学ぼう】立教大学・女子ラクロス|サブリーグ運営

近年ラクロス協会が主催しているリーグ戦以外にも学生自らが運営している”サブリーグ”(名前はリーグごとに異なりますが)というものが全国的に増えつつあり、学生選手が ”ラクロスのプレー機会を増やす” とても素敵な機会となっています。

立教大学女子も準リーグというサブリーグを運営しており、今回はその運営方法のコツなどをシェアしていただきました。
Bチーム以下の選手の活躍機会が少ない・所属大学のラクロス部の人数が少なくてラクロス協会のリーグ戦に出られない・もっとラクロスのプレーがしたいなと思っている方々、
そしてすでにサブリーグがあるが運営がうまくいっていなくて困っているという地区、
のみなさんへ参考になればと思います。

※準リーグとは
関東地区にある大学チームの女子ラクロスチーム・1部から4部&準加盟の大学が、今ラクロス界ではメインの試合となっている日本ラクロス協会主催のリーグ戦に出ていないサブメンバーの育成や試合の機会として各々目的を持って参加しているリーグです。
<詳細はこちら>

<サブリーグ運営の際のポイントはこの3つ>
①ルールがある
②リーグが盛り上がる仕組みがある
③責任の所在がある

それぞれ説明していきましょう。
①ルールがある
▶︎参加ルールの設定
どんなチーム・人が参加できるのかが明確なので参加しやすい。

<準リーグの参加条件>
・1チーム18人以上。上限なし。(合同チームはチームを組んでから応募してください)
・グラウンド(試合ができる程度のサイズ)を提供できること
・グラウンド提供時に会場責任者を1名出すこと
・積極的に審判を派遣すること
・オフィシャルグッズ(イエローフラッグ、レッドフラッグ、得点版、タイマー4つ以上)、ラインカーまたはラインテープを開幕戦までに用意していること
→これがチームに1セット用意できていないことが判明した場合、その時点で今年度は不参加扱いになります

▶︎審判員への報酬ルールがある
審判がいないと試合が成り立たないのですが、日本において審判員の数は豊富ではないので、報酬を払って審判員を確保しています。

審判派遣交通費支給一律1試合1800円
・ 1試合担当→1800円支給
・ 2試合担当→3600円支給
・ 3試合担当→5400円支給

②リーグが盛り上がる仕組みがある
開会式、閉幕式、ウェブサイト、インスタグラム、ツイッター、ブログを立ち上げ、準リーグについての情報をシェアしている。
ウェブサイトやSNSなどを通して、いつどこで誰が試合をするのか、現在の状況がどうなっているのか、注目選手はだれなのか、などしっかり状況をクリアにすることによって盛り上がるベースができています。

<2017年度開幕式>

<2017年度閉幕式>

<準リーグウェブサイト>
ウェブサイトには準リーグについての情報がまとめて掲載されています。
参加申し込み方法や試合日程、ゲームレポート、SNS情報が掲載されています。
http://subleague.grupo.jp/

<準リーグツイッター>
Twitter アカウント:https://twitter.com/lax_subleague

<準リーグインスタグラム>
インスタグラムアカウント:https://www.instagram.com/subleague.rikkyo/

③責任の所在がある
主催である立教大学の中でしっかりと担当者がいる、また参加チーム毎に担当者をおき、連絡が回るような仕組みになっています。
なにかわからないこと、困ったことがあった際にどこに何を問い合わせたらいいのかが明確なので運営がスムーズになります。

以上3つのポイントが準リーグではしっかりと整っており、今まで8シーズンの準リーグ運営が成り立っています。
ぜひ全国でサブリーグ運営が活発になって、もっとラクロスのプレーを楽しむ人が増えることを期待しています!

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