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【文武両道系ラクロッサー】江成 萌さん|NeO

”ラクロスと勉強を両立して活躍しているラクロスの人” を紹介する文武両道系ラクロッサー!
今回は、一度は医学部進学を機にラクロスを諦めるも、「ラクロス」「日本一」への熱い思いから強豪社会人クラブチーム、NeOへの入部を決意!厳しい状況でも、自分のやりたいことを追い求めて輝き続けるこの方です!

江成 萌さん|NeO

【名前】江成萌
【出身チーム/現所属チーム/現所属大学】慶應義塾女子高校/NeO/東京医科大学
【職業】学生
【年齢】19歳(大学1年生)
【現在のラクロスとの関わり】NeOにプレーヤーとして所属
【勉強して取得したorしようとしている資格・成績】医師国家試験に合格し、医師免許を取得するために勉強をしています。

【勉強開始時期】
医学部に行くために勉強を始めたのは高校3年生になってからです。大学では第1学年の後期から基礎医学の授業も始まり、これからより専門的な学習に入っていきます。

【その勉強を始めた理由】
医師とは、病気の身体的・精神的苦しみから人を解放することができる唯一の職業だと思い、憧れを持ったのがきっかけです。私の親戚には医師は一人もいないので、私が医師という職業に興味を持ったのは本当に偶然だと思います。

【勉強を頑張れた理由】
医師になりたいという強い気持ちと、家族の支えや、共に勉強する仲間の存在が一番大きいと思います。

【将来の夢】
病気自体を治すことはもちろん、病気による患者やその家族の精神的負担を出来る限りなくすことができるような、「心」に寄り添える医師になりたいと思っています。

【ラクロスをしていて勉強に活かされたこと】
座学に直接活かされるということはあまりありませんが、ラクロスというチームスポーツをやることで培われたコミュニケーション能力が、実技で患者さんとお話をする際等に活かされているのではないかと思います。

【勉強をしてよかったと思ったこと】
毎日とても忙しいので、やるべきことをやるために、自然と時間の有効活用ができるようになりました。

【オススメの勉強方法】
医学部では膨大な知識の暗記が必要とされます。紙に書いて覚えるのでは時間がかかるので、私は難しい単語など必要最低限しか紙に書かず、ひたすら眺めたり、声に出したりして覚えるようにしています。
あとは、長時間集中して勉強し続けるのは難しいので、自分で目標を決めて少しずつ休憩を挟むようにしています。
たくさん勉強をしていると辛くなることもあると思うのですが、私は勉強なんかに屈しないぞ!という気持ちを持って勉強するのが大切だと思います。一度きりの自分の人生を一瞬でも勉強なんかにつまらなくさせてたまるか!勉強自体も楽しんでやる!くらいの精神力があるといいと思います。


読者へメッセージ

私は慶應義塾大学でラクロスを続けて日本一になることを目標として慶應義塾女子高校でラクロス部に所属していましたが、実際に進学した東京医科大学にはラクロス部がなかったため、勉学に専念しようと一度はラクロスを諦めました。
しかしやはりラクロスが好きで、日本一になりたいという気持ちは捨てることができませんでした。そしてそんな時に出会ったのがNeOです。
今の私の夢は、立派な医師になることと、そしてNeOで日本一になること、それに何らかの形で貢献することです。
人生は選択の連続で、選択とは選ばなかった道を捨てることです。進めば進むほど選択肢は狭くなり、険しい道のりになっていきます。私にとって、勉学とラクロスの両立はたいへん厳しいものですが、私はどちらも捨てずに選んで良かったと思っています。
もし私と同じような状況の人がいたとしたら、自信がなくても、自分がしたいことのために諦めずに頑張ってほしいと思います。
NeOは、技術だけでなくラクロスに対する意識や仲の良さなどを取ってみても最高のチームです。こんな素敵なチームに所属できていることを誇りに思います。そして、応援してくれる方々に感謝の気持ちを忘れず、観客を沸かせられるような魅力的でパワフルなラクロスをできるよう頑張るので、これからも是非応援宜しくお願い致します。


(写真左から2番目)

次回の文武両道系ラクロッサーもお楽しみに!

文武両道系ラクロッサーの連載記事一覧

1)吉岡 美波さん|慶應義塾大学(女子ラクロス)
2)川口 遥加さん|一橋大学(女子ラクロス)

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