【インタビュー#2】FOに特化したクリニック開催!FOGOjapanさんにインタビュー!
FOGOjapanさんの代表者の方の自己紹介をお願いします!
陣野クリスです!僕がFOGOjapanを立ち上げました!
(本人:写真中央)
ラクロスは慶應義塾NY学院で中3の時にはじめました。壁宛てが楽しすぎて高1の時にラクロス部を創部しました。最近、母校出身の後輩たちが慶應大学で活躍中ですが、僕が立役者ですよ!部活だよ!サークルじゃないよ、剛志君!(内輪ネタ)
そしてまぁ、大学でもラクロス部に入団した分けですが、当時慶應には強いフェイスオフ選手がいなかった為、当時大3の時に全部員対抗トーナメントで僕がたまたま抜擢されたのが始まりです。The rest is history…. (訳:後の話は知っての通りだ)
FOGOjapanさんの設立のきっかけを教えてください!
大学当時、フェイスオフに関する知識が国内に少なかった為、他大の選手は「フェイスオフが強い」と言われるチームに武者修行に行くという形で技を覚えるのが習慣でした。実は、全国にいるフェイスオフ選手のLINEグループが存在して、そこを介して連絡をしあったりしてチーム関係なく一緒に練習してます。
なので設立のきっかけはどちらかというと、「クリスが練習会開くってよ!」より「FOGOjapanのクリニックいこうぜ!」の方がプロフェッショナルに聞こえるから?!あとはかっこいいロゴを作りたかったから?!ぐらいですかねw
FOGOjapanさんの名前の由来はなんなんでしょうか?
FOGOとは Face Off Get Off という言葉の略なのですが、フェイスオファーはフェイスオフをしたあとすぐにフライ(コート外に出る)のでアメリカで皮肉に使われてた言葉です。でも逆に我々フェイスオファーは逆にプライドとして使ってたりします笑
それの日本バージョンといういう意味合いです。
FOGOjapanさんの活動内容を教えてください!
現在の活動は3本柱で動いています:
a. 国内の練習会を通した、フェイスオフレベルのボトムアップ
主に東京と関西で練習会を開かせていただいてますが、実績として札幌、徳島、愛媛、福岡、仙台と、北から南まで行ったことがあります。ラクロスというスポーツは大学生から始めるスポーツで全員スタートラインが一緒なので、ノウハウを各地に共有すれば全体的にレベルが上がる!!と考えたわけです。
b. MLL選手・指導者を招いたクリニック
ご存じの方もいると思いますが、MLL選手を呼んだクリニックを日本国内で開かせて頂いてます。日本ラクロス界のガラパゴス現象を止めるべく、”Go Outside!”だけでなく、”Come Inside!”の取り組みも大事かと。インサイドジャパンだけで盛り上がってちゃ世界においてかれまっせ。
c. 世界各国のオープントーナメントの参加
“Go Outside”の取り組みの一つとして世界各国で開催されているオープントーナメントへの参加のとりまとめをしています。世界中でたくさんのラクロスの大会が行われているのに、日本だけ日本内で盛り上がってちゃもったいない!!っていうより日本意外と強いんだぞ?!?!って知ってもらいたく、活動しております。実績として去年2015年はGCC (Greater China Cup)という中国、香港、台湾の3チームで行っている大会にゲストチームとしてお招きいただきました。今年はシンガポールに行く予定です!来年はアメリカ西海岸とかベルリンとか行ってみたいな・・・・
(上記写真:中国・上海へいったときの写真)
FOGOjapanさんのクリニックのポイントはなんですか?
FOGOjapanのクリニックでは基礎をすごく大事にしています。日本のラクロス界は全ポジション共通して言えるのは基礎を学ぶ時間が短すぎて、上級生になった時に変な癖がぬけなくなってしまうのが現状だと思っています。なので、FOGOjapanでは各選手のフォームを直していって基礎を覚えていただいた上で各自応用に展開してほしいと思っています。
なので、クリニックは基本的にはフェイス技術の講習をベース行ってるのですが、結局後半は実戦形式になってしまう実情。本当は空手のお稽古で行う正拳突き100本!!みたいなのをやりたいのですが、学生さんたちは飽きちゃいますよね・・・
なぜクリニックをスタートされようと思ったのですか?
日本のフェイスオフの方向性を示して、ワールドカップで通用する選手を生み出したかった?とか言ってみますが、本当は地方のラクロッサ―達にお尋ねして地方ラクロスの現状が知りたかったのかもしれないですね。ラクロスってスタートラインが全員一緒なのに地方の方が弱くなってしまうのは新しい知識の疎通が良くないからというのが僕の結論です。なので、ノウハウを提供できるクリニックを開催してボトムアップを試みています!
クリニックでは海外の選手を招いて行われていますね。海外の選手から学ぶスキルはどのようなものなのでしょうか?
色々ありますが、海外の人たちが考えるメニューは面白いですね!僕なんかだとフェイスに直結するような練習しか考えれないのですが、彼らはゲーム要素であったり、やって楽しい!って思えるように設計されてるところは見習わないとな~って思ってます。
クリニックに参加した選手からはどのような反響をもらっていますか?
東京の人は「楽しかった!」、「為になった!」と言ってくれるのですが、関西の奴らは「クリスさん、ヘッドくださいよぉ~」、「鞄ください~」っていつもグッズ狙われてます。
今後の活動内容を教えてください!
まだ何も確定してないですが、呼んでいただければいつでもどこでもいきますよ!!
フェイスオフだけでなく他のポジションの選手も呼べるように調整します!
情報があったらフェイスブックを通して発信してますのでよかったらフォローしてください~
http://www.facebook.com/fogojapan
ラクロッサーへメッセージをお願いします!
上達に近道なんてないと思います。だからといって愚直に練習しても上達しません。
なので練習するときはちゃんと目標をもって行いましょう!