【文武両道系ラクロッサー】西郷 雅美子さん|京都大学(女子ラクロス)
”ラクロスと勉強を両立して活躍しているラクロスの人” を紹介する文武両道系ラクロッサー!
入学前の初めての京大模試ではA判定を出すほど勉強熱心!その勉強熱心さは今でも変わらず現在は京都大学の薬学部に所属、それにプラス今はラクロスもしているスーパー大学生!将来は薬剤師になることを目指しているこの方をご紹介します!
西郷雅美子さん|京都大学(女子ラクロス)
(写真左:本人真ん中、写真右:写真中央、オレンジアイガード)
【名前】西郷 雅美子(さいごう まみこ)
【年齢】20歳
【ラクロスでのポジション】プレーヤー(DF)
【所属・出身大学&学部まで】京都大学薬学部薬学科
【今勉強をしている分野の詳細】
京大薬学部は薬学科と薬科学科の2つの学科に分かれていて、私は薬学科に所属しています。
薬学科は6年制で、薬剤師免許を取得する勉強ができます。
今は薬科学科とほぼ同じ授業を受けていて、その内容は有機化学、放射線、生薬、薬理学(薬の名前やその作用機序を学ぶ分野)など物理、化学、生物のかなり幅広い分野の勉強をしています。
3回生では、午後に実験をしています。
その内容は有機化合物を合成したり、これからはマウスを使った実験も入ってくるようです。
【その勉強を始めた理由】
高校では化学、生物が好きで実験も好きでした。また、医療に携わりたいと思っていました。
薬学はこの2つを兼ねる分野なのではと思い、薬学部に入ろうと思いました。
小学校の時に聞いた薬剤師の方の講演の内容が印象に残っていて、その時から少し意識はしていたと思います。
【自慢できる勉強関連記録】
初めての京大模試でA判定
中学受験、大学受験含め落ちたことはありません
【ラクロスを始めた理由】
一つはパスキャッチを体験した時、ただ単純に楽しかったのと、何回かやるうちにもっと上手くなりたいと思ったからです。
もう一つはラクロスをしている人たちの人柄や雰囲気に惹かれて、この人たちと一緒にプレーがしたい、この人たちみたいになりたいと思ったからです。
【ラクロスと勉強を両立させるコツ】
切り替えることです。
ラクロスをする時にテストのことを考えたり、授業中にラクロスの作業をしたりすると、どちらも中途半端になり、どちらかのことを疎ましく思ってしまいます。
今やるべきなのはどちらなのか判断してそれに集中する、また片方をもう一方の言い訳にしないようにもしています。
【ラクロスをしていて勉強に活かされたこと】
自分の意見を常にもてるように意識すること
ラクロスでは意図を持ったプレーが必要になりますが、それは勉強でも必要なことだと思います。問題に対して根拠のある意見をもつことは重要で、その根拠にどれくらい自信が持てるかは知識によると考えています。
ラクロスでのこの”知識”にあたる部分は練習と経験かなと思います。
【勉強をしてよかったと思ったこと】
過去に勉強したことと今勉強していることが繋がったときです。
特に2回生の時はかなり細かい部分の内容を勉強しましたが、それが3回生になって、あぁここをあの時勉強してたのか、とかここと繋がっているのかと感じるのが楽しいです。
そこから、他にもこういうのないかなーってまた勉強することができます。
【オススメの勉強方法】
あと何をやるべきかというのを考えながら勉強を進めることです。
それを1つ1つ潰して全て完了した時、達成感と自信が得られます。
【将来の夢】
病院薬剤師
LACROSSE PLUS読者へメッセージ
文武両道ということで取材を受けさせていただきましたが、本当に私が文武両道なのかというところにあまり自信は持てていません。
どっちも中途半端なのではと思ってしまいます。
私のチームは何かと両立しながらラクロスをしている人ばかりです。
留学、院試、就活、研究室、実習など、目的を持って両立している人ばかりで、私が特別だとは全く思いません。私より大変な思いをしている人も何人もいます。
私はこの部活に入ったことを後悔していません。
大変だとは思いますが、大変だからの一言で片付けられないような学びや、大切なものを得ることができています。
チームのために、自分でない他の人のために動くこと、目標を達成するためにどうするかを真剣に考えること、それをどうやって実践するか考えること、ただ闇雲に勉強するだけだと絶対に得ることのできないものでした。
また、初めて心の底から尊敬できる人に会えたのもラクロスをやってきておかげです。