【Team Spotlight】2021年新クラブチームGRIZZLIES(グリズリーズ)|社会人若年層ハイレベルプレーヤーが所属

2021年に立ち上がった男子ラクロスチームで今話題のチームといえばこのチーム、GRIZZLIES(グリズリーズ)!ラクプラではGRIZZLIES(グリズリーズ)さんにチーム立ち上げの背景から所属選手の想いをインタビューしました。

<今回お話を伺ったGRIZZLIESメンバー>
金山 暖選手(主将・’17年東京大学卒)/尾花 一輝選手(AT幹部・’19年早稲田大学卒)/青木 俊汰選手(AT幹部・’20年早稲田大学卒)/後藤 功輝選手(MF幹部・’19年早稲田大学卒)/金谷 洸希選手(MF幹部・’21卒千葉大学院卒)/嶋田 育己人選手(FO幹部・’19年早稲田大学卒)/服部 俊介選手(G幹部・’15年早稲田大学卒)/渡部 桜さん(ST幹部・’18年国士舘大学卒)/福田 沙織さん(ST幹部・’19年早稲田大学卒)


自分たちがやってみたいラクロスに挑戦できる場所を作った

ーGRIZZLIES設立の背景を教えてください

金山 暖選手(以下:金山):今回の新チーム結成というのは、単純に自分たちがやってみたいラクロスに挑戦してみたい、という純粋なラクロスへの追及からでした。2020年の11月末あたりにシーズンが終わり、たまたま青木俊汰(早稲田大卒、’20年までFALCONS所属)と松本友祐(青山学院大学20年卒)と廣津泰雅(明治大学20年卒)4人でご飯いった時にラクロスのスタイルの話になり、そこで火が付き、日本ではまだどのチームも取り入れていないスタイルのラクロスをやってみたいという想いで、チーム結成を決断しました。そこでやるとなったら今すぐチーム発足の動きを始めないとということで、スピード感をもって一緒にプレーしたい仲間に連絡を取り、チームメンバーを集めにいきました。

ーGRIZZLIESの目標とするラクロスについて教えてください!

金山: “相手に合わせたどんな形にも対応ができるラクロス” をしたいと思っています。オフェンスでいくと、人も球もよく動き、その場の相手のディフェンススタイルに合わせた1番良い効率の良い点の取り方ができる。ディフェンスは1対1のセットが6つになるのではなく、個人の1対1の強さはベースとしてある上で、6対6やゴーリーを入れた6対7でどう球を奪っていけるかという、球を奪える効率を1番上げるというディフェンスを目指しています。その結果オフェンスとディフェンスを繋きから、海外のNCAAのDivision1の上位チームに対してもロースコアで勝つんじゃなくて、10点以上取るラクロスをして勝ちにいくというプレーをしたいと思っています。

高い個人スキルがあるのはベースで、そこから発展するチェスの駒の進め方(オフェンスセットとディフェンスセットの駆け引き)について的なプレーを詰めていきたいなと思っています。例えば、「今のプレーのこういうオフェンス/ディフェンス シチュエーションは相手の動きが○○だったからこういう選択肢ができたよね」「それはいいね・悪いね」っていう、 より “ラクロス自体” を見つめなおして考え、オフェンス・ディフェンス共に状況に応じた選択肢を広げていくようなラクロスをしたいと考えています。

ー チーム始動約4カ月。チームの現状を教えて下さい

金山:GRIZZLIESのメンバーは今までチームにプレーで貢献するというメンバーが集まっており、運営面を中心にラクロスライフを送ってきてなかったので、グランドを取って、備品を整理してという “チーム運営の部分” をチームとしてまずはやらなければならないとなった時に大変だったというフェーズもありましたが、今はいろんな人の助けもいただきながらうまくいっています、また今まで別のチームでプレーをしてきたメンバーなので、プレー面でのコミュニケーションの調整は絶対的に必要なのですが、やはり社会人なので休みの日だけの練習だけだと、まだまだコミュニケーション量は増やさないとというのは課題だなと思っています。

ー GRIZZLIESとしてプレーをしてきて、ラクロッサーとして強くなっている・うまくなっているという実感はありますか?

金谷 洸希選手(以下:金谷):今年新チームで自分が幹部となり、チームとしても個人としてもラクロスがうまくなる・強くなるということを意識せざる負えない環境に自分を置いたこともあり、ラクロス強化面でいい方向に向かってきていると思います。この状況は自分の学生時代を思い出し、楽しんでできています。個人的にはパスに対してのこだわりや人を動かすプレーへの意識が高まったと思っています。クリース付近でのプレーがうまい選手がいるから自分はその選手を生かした上でより別のプレーに集中してみたり、人を動かす動きなんかも、周りが動くからこそ、そこにマッチしていく動きなど、今まで以上に意識ができるようになりました。このチームでのプレーに可能性を感じています。

尾花 一輝選手(以下:尾花):過去早稲田大学時代や日本ラクロス協会下の強化指定選手活動を通して一緒にプレーをしてきた選手が多かったのですが、年々プレーが上がってきている選手それぞれの特徴をキャッチアップするのが最初は大変でしたが、次第にその選手間のケミストリーが増してきて面白いラクロスができ始めてきているなという実感はあります。

ー 4カ月始動してきての改めてGRIZZLIESの強みを教えてください

青木 俊汰選手(以下:青木):「柔軟性」ですかね。この新チームを発足 or 所属するという新しいことにチャレンジしてきた人が集まってきているチームで柔軟に様々なことに対応して、そしてラクロスのプレースタイルも相手に合わせたプレーという対応力というのが大事にしているので、このチームの強みは人もラクロススタイルも “柔軟性” が強みだと思っています。

ー 若手が多く集まるこのチームで不安なことなどはありましたか?

青木:自身としては社会人1年目の年で最初新チーム発足を決めて、不安もありました。正直、他の社会人ラクロッサーの人たちにもっと色々教わることとかまだあったのかなと思いつつも、その中で自分の描くラクロスが表現できていないもどかしさもあって、このままの自分の状態だと日本代表選手になれないっていうのもありますし、日本代表選手になれたとしても世界大会で活躍できないなっていうのは感じてたので、自分を成長させるためにいい機会だと思って新チーム発足をしました。最初はなかなか思うようにいかなくて、人の集まりだったりとか自分が求められるプレーとかもやっぱり以前よりも多くなってるっていうところで難しさはありましたが、だんだんチームの仲も良くなってきて、社会人なりたてで忙しい人とかも多いんですけどコミュニケーション量は増えてきてになってきてるんじゃないかなと自分的には思ってます。

ー 新チーム発足メンバー以外で現在所属をしてチームをリードしているお二人、新チームに所属した流れや理由を教えてください

服部 俊介選手(以下:服部):新チームが発足するから一緒にやりませんか?と暖から(金山暖選手・主将)から声をかけられたのがきっかけでチームに参加したのですが、このメンバーの中では一番世界大会を通しての経験(2014年@アメリカ&2018年@イスラエル)はあるので、プレーを通しての経験をチームに還元しながら、一緒に成長して行けたらいいなと思ってます。

嶋田 育己人選手(以下:嶋田):GRIZZLIES入部は、大学同期の後藤に声をかけてもらって参加しました。実は2019年の早稲田の卒業生で新チーム創ろうとなっていたのですがその時にはタイミングを失いできず。。。今年また新チームができるということになり、そこは新チームを作るというめったにできない機会となるということもあり、参戦しました。現状FOの選手は人は足りてないのですが、コンディションは試合に向けて整ってきているという感じですかね!GRIZZLIESの目標は米DIV1の大学にハイスコアゲームで勝つという目標があるのですが、フェイスオフのルールが違うことは困りそうだなっと今からどうしようか困っています(笑)。ルール上の違いはあるとはいえ、ポストコロナでチームとして海外遠征を挑戦できるタイミングになった時に、アメリカの大学生との対戦を楽しみにしています。

ー GRIZZLIESの海外挑戦計画を教えて下さい

金山:世の中の状況次第ですが、来年くらいからいけるのであれば、しっかり準備をした上で、行きたいなと思っています。9月に遠征に行きたいなら4〜5月くらいには積極的に動いていないといけないとFALCONS時代に関根さんの動きをみていて知っているので、準備面でもしっかりして臨みたいと思っています。

ー 2021年新チームとして東日本リーグのチャンピオンリーグ2部で戦いますが、意気込みを教えてください!

尾花:どのチームに対してもチャレンジャーな気持ちで臨んでいきたいと思っています。GRIZZLIESは今年発足したチームなので、運営面含め、きちんと試合に出場し、しっかり自分たちのやるべきことを発揮していきたいと思っています。

ー改めて、今年のチームの目標を教えてください

金山:今年の目標は、まず1部にあがることっていうのは最低条件として達成したいと思っています。そして今年の最後には、2強といわれているFALCONSやStealersに試合を申し込み、自分たちで1年間積み重ねてきたものを出して勝ち切るってことをこだわっていきたいと思ってます。また今年の目標も大事なのですが、3~4年後のアメリカ遠征で自分たちのラクロスをやりながら二桁得点をして勝利をするというのを見据えて今年から活動をしていきたいと思っています。

ーGRIZZLIESの皆さん、この度は取材を受けてくださりありがとうございました。チーム新設1年目で運営等大変なこともあると思いますが、若手トップレベル選手がたくさん集まったGRIZZLIESさんの今年の活躍、楽しみにしています!

GRIZZLIESの注目選手についてそれぞれの選手から聞いてみました!

◾️金山選手からの注目してほしい選手 → 柳井宏太選手(DF 立教大学20年卒)
DFにおける運動量、しっかりと足でついていく1on1が持ち味の背番号1。普段のキャラとフィールドでのギャップにご注目ください!

◾️金谷選手からの注目してほしい選手 → 小野沢憲太(MF 明治大学21年卒)
キレのある1-1と運動量が相模原でNo. 1

◾️尾花選手からの注目してほしい選手 → 浅岡大地(AT 慶応義塾大学19年卒)
すごく大きい声と沢山の経験

◾️後藤選手からの注目してほしい選手 → 小松勇斗(AT 中央大学20年卒)
オフェンスコントロールとシュート決定力

◾️嶋田選手からの注目してほしい選手 → 中島大介(DF 早稲田大学20年卒)
バスカットからのトランジション

◾️青木選手からの注目してほしい選手 → 松本友祐(DF 青山学院大学20年卒)
やるときはやる男だから

◾️服部選手からの注目してほしい選手 → 三木理太郎(G 東京大学21年卒)
名門東大ゴーリー!かわいい顔からのナイスセーブに注目!


(写真:チーム提供・チームスタッフ渡部 桜撮影 / 取材:LACROSSE PLUS 小野寺ひより)