【こぶ平レポート】クライマックスシリーズ22|今週末開催!第20回全日本クラブ選手権決勝戦・女子

ラクロス、クライマックスシリーズ クラブラクロス頂上決戦。
第20回全日本クラブ選手権決勝戦 女子編

第20回大会という事で、「ラクロス美女コンテストが行われ、、、、、」という事もなく、各クラブの盛り上げに期待をしているところですが、日本一へ巻き返しを謀るクラブ女子の戦いぶりは、大学の対戦相手が決まっただけに非常に注目されます。

女子の今年は、全日本クラブ選手権では2回目となる顔合わせ。決勝戦では初の対戦になる。
新しいラクロスの先駆的なクラブの対戦となった。




決勝展望の前に過去を振り返ると

【優勝・準優勝】  
☆女子ラクロス
1999年         WISTERIA  8 対 2 MISTRAL
2000年       MISTRAL  5 対 3 WISTERIA
2001年         WISTERIA  6 対 3 MISTRAL
2002年       WISTERIA ?? 対 ?? CHEL
2003年       Sibylla  5 対 4 MISTRAL
2004年       MISTRAL  7 対 5 WISTERIA
2005年       WISTERIA  8 対 5 CHEL
2006年         MISTRAL  7 対 4 Sibylla
2007年         MISTRAL  9 対 3 NLC SCHERZO
2008年       FUSION  5 対 3 Sibylla
2009年         Sibylla  7 対 5 CHEL
2010年       MISTRAL 10 対 5 Sibylla
2011年       FUSION  8 対 7 NLC SCHERZO(延長サドゥンヴィクトリー)
2012年       MISTRAL  8 対 7 NLC SCHERZO
2013年       MISTRAL 11 対 10 NLC SCHERZO(延長サドゥンヴィクトリー)
2014年       NLC SCHERZO 5 対 4 CHEL
2015年         FUSION  6 対 5 NLC SCHERZO
2016年       NeO  6 対 3 FUSION
2017年       NeO  6 対 5 FUSION
2018年          NeO    対   MISTRAL  

 ●女子はクラブ選手権での優勝が日本一に繋がるという図式が描けなくなってきた。

2012年に慶應義塾大学に日本一の座を奪われてから、6年間で5回、4年連続で学生の後塵を拝し続けて
いる。この歴史から見える物があるだろうか?
1つの事に注目をした。
クラブチームの得点力がこの6年で下がっているのではないだろうか? ということ。
相対的なことなので、この得点力の減少は、ディフェンス力の上昇に攻撃力が追い付いていないのではないか?
という事に置き換えられかもしれない。

MISTRALが優勝した2013年が攻撃優位の最後の年だったのかもしれない。




そして、大学ラクロスが勝負という点にこだわりを持つが故に、負けにくいディフェンスの確立からビルドアップしていくチームの体力面での優位へと進化し、得点力の弱さが露呈したという事なのではないかと見ている。

今年の決勝は 3年連続優勝を狙う NeO vs 日本女子ラクロス女王の座を得た最後のクラブ MISTRAL である。
今年、NeOは昨年の全日本選手権の苦杯から、どんな守備に対しても点を取れるラクロスへと進化してきている。
交代要員も含めたアタック関係の10人ぐらいが、高いレベルで誰でも点を取れるラクロスになったと見ている。
表面的には11番小川選手のセンターでの強さが目につくが、それも一つの手段で、昨年のように攻撃パターンが限定される事が無いのも特徴だろう。その結果 リーグ戦5試合 で1試合平均 10.2得点 2.2失点
プレーオフ クラブ選手権も入れた 8試合で  得点9.9点  失点 3点 というチームとなった。

一方のMISTRAL 
今年加入した選手が15名。35名の選手の内6名しか3年以上の在籍者がいない非常に若いチームに変わった。タレントは豊富だ。しかし、チームのコンセプトも、戦術も異なる選手が大量に加入し主力を占めるチームが、チームとして機能するのかは、疑問符が5つぐらい付くスタートだった。従って7月29日に戦ったリーグ4戦目においても、昨年から熟成された
FUSIONとの打ち合いでも、連携ミスを誘発し7対10と敗戦を余儀なくされていた。
しかし、そこからの3か月でコンセプトのシャンパンラクロスへの集中が進められた事は、称賛されるものであり、促進できたコミュニケーション力と柔軟性がMISTRALの特徴となった。
往々にして、タレンティブなチームの場合相乗効果で15,20になるべきものが、バラバラのベクトルで8にしかならないケースが見られる。(ラクロスの理解度や方向性すら違う選手の寄り合いから始まるのだから、バラバラが普通。まとめ上げる力が非常に大きなサクセスファクター)MISTRALは大量15名の新人加入でバラバラとなっていく可能性を秘めていた。それをまとめ上げてきた力が、決勝で。そして全日本選手権で試される。今までと違うチームのはずである。

ちなみにMISTRALの今季のデータは 8試合 平均得点 8.99点  失点 3.75点  である。
NeOと比べると平均得失点差で2点程度ビハインドしている。
そして、リーグ戦プレーオフでも 4対10 とNeOが圧倒する形であった。

そこからの予想は      8対8  のサドゥンヴィクトリー で  一発の決定力が勝負を決めると見る。
意外だろうか?もちろん速醸のMISTRALが破綻を見せる可能性はあるが、逆に先制点次第で波に乗る可能性も高い。NeOは大人のチームとして高度安定的である。その条件下で、そう簡単には決まらない。思う存分戦ってもらうだけだ。見逃すな!!

そして、どういう状況でも最後はゴーリーのセーブや、パスカットが試合を決定づける形になりそうだ。
最多セーブのNeO96番 白鳥選手に、10人制世界大会も経験したMISTRAL12番 高橋選手の パフォーマンス合戦にも注目をして欲しい。




12月1日の全日本クラブ選手権の決勝は、非常に高いレベルの攻撃に期待している。そしてその攻撃が日本一奪還のブレークスルーだと考える。

12人制ラクロスでこういう事ができるのかと分からせてもらえる試合が見られそうである。

■決勝戦
平成30年12月1日(土)東京・駒沢オリンピック公園総合運動場第一球技場
開場10:00?  / 女子11:00~(NeO 対 MISTRAL) / 男子13:30~(FALCONS対 Stealers)   

収容人数1400名程度です。是非満員の観客で平成最後のクラブチャンピオン誕生を観届けよう!!
残念ながら、テレビ中継はありません。是非会場に駆けつけて下さい。

Enjoy Lacrosse!
Lacrosse makes friends and players.

こぶ平


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編集長LACROSSE PLUS JAPAN
小野寺ひより(編集長) <ラクプラについて>設立:2016年8月|ミッション:ラクロスに関わる人に有益な情報を届け続ける|ビジョン:ラクロスの人ってかっこいい

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