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【こぶ平レポート】全日本選手権準決勝@東京会場|女子ラクロスの進化の過程を見た?

2017年度最後のラクロス公式戦全日本選手権が始まりました。12月9日(土)の東京ラウンドを観ました。
そのレポートを中心にレポというより考察を書いていきます。
これは、かなり思い入れがあるだけに、偏った見方もあるかと思いますが、「これをネタに、そんな事ないぞラクロスに繋げていただければ、見る側はとても嬉しい」という思いで書いています。
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クラブのチャレンジと大学ラクロスの進化を見てしまった

【準決勝・東京ラウンド】慶應義塾大学(学生1位)vs FUSION(クラブ2位)

前回のコラムでは、見どころを下記のようにしました。
クラブ女子は3年連続で学生に奪われている日本一の称号を取り戻すべく、挑戦者の気持ちで学生に対して挑めるか?
攻撃面を見ると、流動的な動きから、得点できる人が得点するというコンセプトで行けば、慶應義塾の方が進んでいそうです。先日(注;大学選手権決勝)見せたショット力もFUSIONに劣る事はなく、決断力という点では優っているとも思われます。しかし、ナチュラルシューターを多数そろえるFUSIONも又得点力は高く、クラブ選手権準決勝のような気持ちで行けるならかなりの得点力になります。その攻撃力というか、攻撃パターンの違いを見て下さい。
守備面を見ると、個々の速さで行くと慶應が優る部分はあると思いますが、組織としての守備にはFUSIONの方が1日の長があると見ています。この中盤の制し合いがこの試合の大きなポイントになると思います。そこの支配率を見て下さい。

この部分はかなり、当たったのではないかと思っています。その結果は 9対5 慶應義塾大学が勝利します。この勝利の過程に大変興味を抱き、試合前にお聞きした話や、試合中のターニングポイントを考えると、単純な力負けではない物が見えてきたので、以下で検証してみたい。

【慶應義塾大学スターティングメンバー】
ゴーリー#49横田/渋谷幕張 DF:#70飯豊、#62櫨本 MF:#66石川/品川女子学院、#11竹村/桐蔭学園、#96白子、#73伊藤,#42力丸/慶應湘南藤沢、#97小久保/慶應NY、AT:#99出原、#32友岡、#33西村 (出身校無は慶應女子出身、Teen’s経験者)

【FUSIONスターティングメンバー】
ゴーリー#23岩田/東海、DF:#7宮沢/慶應義塾、#8木村/東海、MF:#3佐藤/東海、#9小田桐/日本体育、#12河合/青山学院、#17水戸/立教、#22寺西/明治、#27谷山/慶應義塾、#31堀田/早稲田 AT#10高橋/日本体育、#18内野/東海

ー試合の考察は次ページへー

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