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鈴木さくら 就活体験談

【キャリア】マイナビアスリートキャリア経由でデュアルキャリア社員内定者の鈴木さくらさんを紹介!【マイナビアスリートキャリア × ラクプラキャリア】

今回は今年の大学4年生で来年新社会人、昨年マイナビアスリートキャリアさん経由でデュアルキャリア就活をし、現在入社待ちの鈴木さくらさんに就職活動についてのインタビューをしてみました!

今回インタビューを受けてくださる方

<マイナビアスリートキャリア経由で入社をしたデュアルキャリアラクロッサー!>
【名前】鈴木さくらさん SUZUKI SAKURA
【所属チーム】卒業後はNeO LACROSSE CLUB(予定)
【出身大学】日本女子体育大学
【勤務先】株式会社ジーケーライン
【ラクロス受賞歴】2019年 関東ラクロスリーグ戦(新人王/得点王/ベスト12)、関東ユース選抜、Worldcross出場
2020年 ラクロス女子日本代表、関東ユース選抜
2021年 ラクロス女子日本代表、関東ユース選抜、関東ラクロスリーグ戦一部昇格

<デュアルキャリアラクロッサーを採用した企業の採用担当者>
【名前】関 直人さん
【社名・部署】株式会社ジーケーライン 総務情報システムグループ 人事チーム

ー インタビューアー:ラクプラ小野寺

デュアルキャリアアスリート内定者 鈴木さんへインタビュー

鈴木さくら デュアルキャリア

ー鈴木さん、まずは昨年のリーグ戦では1部昇格おめでとうございました!これで気持ちよく卒業して、社会人でもラクロスが続けられますね!そんな鈴木さんですが、デュアルキャリア採用として就職活動を進められたと思うのですが、その流れについてお聞きしたいです!就職活動はいつから動き始めましたか?

大学3年生の9月から就活を開始しました。実は就職活動を始めた当初は、スポンサー探しやバイト等で生計を立てラクロス1本での社会人として活躍したいと考えていましたので、社会人として企業に勤務して社員として勤務することは考えていませんでした。

デュアルキャリア就活をしようと決意したのは、大学3年生の12月頃です。夏から行っていたスポンサー企業探しはなかなか見つからず、バイトで生計を立てていこうと考えた場合、競技を続ける上での生活費が足りないことに気が付きました。そんな中、私が関東ユースで活動している際のコーチが実際にデュアルキャリアで選手をされている方でしたので、その方をきっかけに、デュアルキャリアという言葉を知り、競技を続けることが可能な企業での就職に切り替えました。

ー 身近にロールモデルとなる人がいたんですね!鈴木さんは12月以降にどのような就活をしていったのでしょうか?

体育会専門のエージェントに登録し、自己分析から開始し、60社程の企業の面接や説明会に参加をしました。正直、日本代表選手であれば休暇や待遇の融通が利くのではないかと甘く考えておりましたが、話を聞いてくれた企業は、結果的に1社だけ。その企業とも、練習拠点と勤務先が遠くデュアルキャリアが現実的ではなかったので、白紙となりました。そんな中で、WEBで就活について検索していたときにマイナビアスリートキャリアさんと出会い、改めてキャリアアドバイザーさんに相談をし、就活を伴走していただき、内定先となった企業と出会わせていただきました。

ー 鈴木さんの企業を受ける際の就職活動時の軸を教えてください。

就活を始めたばかりの頃は、仕事でやりたいことはなく「とにかくラクロスに集中したい」と考えていました。「給料もほしい!休みもくれ!」と要求の多いわがままな学生だったと思います。(笑)
しかし、キャリアアドバイザーの方とコミュニケーションを取る中で「お金をもらう」とか「仕事をさせてもらう」ということがどんなことなのかを改めて考えることができ、仕事があることへの感謝の気持ちと、ラクロスを抜きにした自分で社会に貢献したい気持ちが芽生えました。

ー 最終的に内定先企業からの内定を受諾した理由を教えてください。

2つあります。1つ目はアスリート社員が多いところです。すでに10名以上のデュアルキャリア社員が活躍しており、同じ境遇の方がいるという点です。競技種目も様々な為、切磋琢磨しながら活躍できると考えました。
2つ目は、社員の人柄です。アスリート社員に限らず、皆さんがとても暖かい印象を受けました。競技を応援してくれる雰囲気も非常に魅力的に感じています。

ーアスリート社員の方が既に会社にいるのは心強いですね!鈴木さんの勤務予定の企業について教えてください!

社内外問わず関わる方全ての “挑戦” を後押ししてくれるインターネット関連 / 広告 / ソフトウェア・情報処理をしている株式会社ジーケーラインです。
私は新規営業を担当させていただく予定で、主に電話でのインサイドセールスとなりますが、企業様のECサイトの商品をより多くの顧客へ届けていくことが役割となります。
入社前なのでわからない部分もありますが、人と関わることが本当に好きなので、たくさんの方と接点を持てることは楽しみです。営業はものを売るだけが仕事ではないと思いますので、人と人との関わりを大切にしながら成長していきたいと考えています。

ー お仕事4月から頑張ってくださいね!!これからのラクロスの活動状況について教えてください!

現在は日本代表練習を月4~5回 大学での練習を毎日1時間半~2時間、自主トレーニング週6日(3~4時間程度)しており、入社後は土日祝中心に終日練習/平日朝3時間(基礎・技術面)・夜2時間(トレーニング)程度を予定しています。

ーこれからお仕事もラクロスも頑張ってください!

企業人事サイドへインタビュー

一 それでは続きまして企業の人事チーム関さんにお聞きします。既にデュアルキャリア社員がたくさんいらっしゃる中、今回鈴木さんの採用理由はどのような点だったのでしょうか?

2つあります。
1つ目は、企業理念と人物像がマッチした点です。
弊社の社名でもあるGKに込められている想いは、『変化への対応』『人と人の絆』ですが、鈴木さんからは変化をいとわず成長し続けている姿勢と、感謝の心を本当に大事にされていると感じました。面接では、ことあるごとに●●さんのお陰と仰っていたのが印象に残っています。また話を広げるのがうまく、人に興味を持って接することができることも評価ポイントの一つです。
2つ目は、目標達成へのアプローチが秀逸な点です。
面接を通じて、最後の最後まで努力ができる方だなとお見受けしました。弊社は電話での営業となるため、鈴木さんのおっとりとした話し方に少し懸念がありましたが、面接を重ねる度に、コミュニケーションが上達しており、自分が設定した目標に足りないものがあれば、諦めずにトライができる方だと感じました。
この2点が採用理由となります。

ー デュアルキャリア社員の鈴木さんへはどのようなことを期待していますか?

現状のトークスキルだけで見た場合、営業において改善すべき点は多くあると感じています。しかしながら、これまで足りないものを努力でカバーしてきた経験もあるので、短所を長所に変えることができるのであれば、当社の既存の従業員や今後の採用基準にも影響を与えうるのではないかと思います。鈴木さんにはそういったところを特に期待しています。
また、弊社ではアスリート社員が10名以上在籍しておりますが、想像以上にお客様に応援してもらっていますので、お客様に選手としても営業パーソンとしても応援してもらえる存在になって欲しいです。

ー 貴社にはデュアルキャリア社員がたくさんいらっしゃると思うのですが、デュアルキャリア社員から感じることがあれば教えてください!

特に感じることは、物怖じしないということと、懐に入るのがうまいなという印象があります。
電話営業はタフな仕事ではありますが、行動し続けられる強さには驚かされます。
競技者として努力し活躍した経験がやはり活きているのではないかと感じてますね。

ー デュアルキャリア社員を採用したことで、社内での変化はありましたか?

デュアルキャリア社員が仕事と競技を両立し、一般社員よりも短い勤務時間であっても高い成果を出していることを中堅社員も目の当たりにしておりますので、中堅社員も責任感がより強くなり、これまで以上に頑張っているように感じています。
結果として、デュアルキャリア社員が入社した3年前から右肩上がりで業績も上がっています。
デュアルキャリア採用をするにあたって、その方の仕事と競技のバランスは常に考えていく必要があります。どちらも頑張り過ぎることにより、疲弊してしまう時もでてきますので、メンタルケアは重要になってくると思います。

ー ありがとうございます!デュアルキャリア社員が会社にいい影響を与えられていると人事の方からお話をいただくと、これから仕事も競技も頑張ろうと思っている人にとっては心強いです。

終わりに…

日本女子体育大学

ー 最後に鈴木さんから、社会人で仕事をしながらラクロスをやろうと思っている学生へメッセージをお願いします!

私も、自分の将来に悩み苦しみました。しかし、変わらない1つの思いは、ラクロスが大好きという事です。
競技自体が好きなのはもちろんですが、それ以上にラクロスで出会う人が大好きなのです。ラクロスを通して生まれる繋がりや、感情はかけがえのないものだと思っています。
ラクロスを一生懸命取り組んだ皆さんが人生の岐路に立つ時、技術のレベルで継続するかを悩んで欲しくありません。上手くなくていいのです。下手でもいいのです。
ラクロスが好きならば、ラクロスで出会う仲間や人が好きならば、ラクロスで得た思い出が好きならば、続けてほしいと願っています。
仕事を一生懸命やりながら、ラクロスも一生懸命できる。そんな充実した生活…なんて素敵なの!と思うのです。
「社会人は、上手い人たくさんだし、実力追いついてないからやらない…」と、私はよく耳にしますが、たしかに実力は大事かもしれません。でも、もっと大切なのは自分の本当の気持ちです。

やりたいと思うなら、やればいい。
もっとできると思うならやればいい。
ラクロスの魅力から離れられないのであれば繋がっていていいと思うのです。

人は、誰かの一生懸命な姿に感動や勇気をもらいます。
カッコいいプレーではなく、泥臭く必死に努力する姿が美しいと私は思うのです。
私達が懸けてきた時間は、お金では買えない財産であり、目には見えない宝物です。

もし、競技を継続するかどうか迷っているのであればほんの少しの踏み出す勇気を大切にして欲しいです。
みなさんの心の本当の声を大切に。やらなかった後悔は、1番悔しいです。
皆さんがラクロスで学ぶ、継続力や諦めない心、挑戦する姿勢、主体性などは、仕事にも繋がり、社会でも勝負できると考えています。

仕事を本気でやりたい。
でも
ラクロスも本気でやりたい。

こんな素敵な挑戦、ワクワクが止まりません。
二つのキャリアを並行し、活躍する事ができるのがデュアルキャリアです。

ー 鈴木さん、そして株式会社ジーケーラインの関さん、この度はインタビューを受けてくださり、ありがとうございました!デュアルキャリア採用枠で社会で活躍している先輩の声を聞けたとても貴重なインタビューでした!ラクロッサーでこれから社会人でラクロスを続けたいという方、是非マイナビアスリートキャリアさんに相談をしてみてはいかがでしょうか?

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