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【キャリア】現在アスリート社員として活躍している近見 陽さんにインタビュー!【マイナビアスリートキャリア × ラクプラキャリア】

今回はマイナビアスリートキャリアさんとのタイアップ記事で、マイナビアスリートキャリアさん経由で就活をし内定を獲得、そして現在社会に出てしっかりとフルタイムで働きながら、ラクロスも日本トップレベルで活躍中のこの方へインタビューをしてきました!

ー 関連記事:デュアルキャリア採用って何?大学卒業後もラクロスを続けたい人の就職活動とは

今回インタビューを受けてくださる方

<マイナビアスリートキャリア経由で入社をしたデュアルキャリアラクロッサー!>
【名前】近見陽 HINATA CHIKAMIさん|現在社会人1年目!
【所属チーム】 NeO(全日本選手権3連覇中!)
【出身大学】福岡教育大学
【勤務先】株式会社テンワス
【ラクロス受賞歴】2017年九州ユース、 2018年全国強化指定選手団、 2019年九州リーグ3位 / 九州リーグベストMF 、2020年九州リーグ準優勝/ 九州リーグベストドロワー / 2020年九州リーグVP

<デュアルキャリアラクロッサーを採用した企業の採用担当者>
【名前】宮里竜太郎さん
【企業名】株式会社テンワス
【部署】総務部 採用課

ー インタビューアー:ラクプラ小野寺

デュアルキャリアアスリート 近見さんへインタビュー

近見陽

まずは近見さんの学生時代の就職活動について教えてください!就職活動はいつスタートしましたか?

3年生の8月に動き出しを開始しましたが、学んでいた大学が教育大学ということもあり、当時は教職の選択肢もあり競技を継続するかどうかは決めておりませんでした。

そうですよね、福岡教育大学といえば教員になる方が多いですもんね。いつからデュアルキャリア就活をして、企業に働きながらラクロスを続けようと決意しましたか?

デュアルキャリアとして続けていこうと決意したのは就活を初めて半年後の大学3年生の2月です。大学3年の8月から就活を開始してから、ラクロスでデュアルキャリアをおこなっている先輩の選手に話を聞きにいきました。就活中は正直、競技をしながら働くことが想像できてなかったのですが、トップ選手でもデュアルキャリアで頑張っている選手がいて、その経験談を聞くことで、私もやってみたいと感じました。そんな中、大学3年の2月に日本代表の選考に選出していただき、日本代表に挑戦すると決意した時にデュアルキャリア一本での就活をしようと決意しました。

日本代表の選考に呼ばれたことが決意するきっかけになったんですね。では、デュアルキャリア就活をどう行っていったのか、その就活の流れを教えてください!

まずは、周囲の方に話を聞くところから始めました。ただ教育大学ということもあり、教職志望の方が多く、デュアルキャリアという面では参考になる話は少なかったです。そこからネットをあさり、就職サイト等に登録し少しでも興味があればとにかくエントリーをしていました。普通は、企業選考の前に自己分析を行うと思うのですが、私は大丈夫だろうとすっ飛ばして選考を受けていたのですが、面接で企業に見透かされてしまい痛い目にあいました。(笑)その後、マイナビアスリートキャリアさんに登録して、面談や選考を重ねる中で、改めて自分の軸を見直すことができ、無事にデュアルキャリアでの環境で内定をいただくことができました。 

就活を伴走してくださる方がいてよかったですね!近見さんの就活時の条件や軸を教えてください。

デュアルキャリアでの就活を始めたタイミングでは、第一条件として、ラクロスが継続できる土日休みということです。その他では、ラクロスレベルの高い所、挑戦・成長できる環境とかなり漠然としておりました。それから選考を重ねていく中で、社内外問わず『想い』を共有しながら仕事ができる環境、また、裁量権が大きく自分で考えて行動できる環境を求めていることが明確になってきました。これもキャリアドバイザーさんと相談しながら見えてきた軸でもあります。 

今勤務しているテンワスさんからの内定を受諾した理由を教えてください!

最終的には内定は3ついただいたのですが、最終的に「株式会社テンワス」に決めた理由は、内定をいただいた後に、役員や人事、社員の方に何度も面談を繰り返し実施いただき、仕事と競技の両立の考えや、想いが共有できたことが最終的な決め手となりました。ここなら『自分らしく』働けるのではないかと感じたのを今でも覚えています。

テンワス 近見

素敵な出会いと決断ですね!では、今働いている企業「株式会社テンワス」と近見さんのお仕事内容について教えてください。

テンワスは、常に突き進む不動産総合事業会社です。私は営業部として、ビル開発のための土地や建物を仕入れて、仕入れた建物をリノベーションし、テナント貸しを行うという、一連の流れをおこなっています。また、営業と併せて広報も兼任しており、SNSやオリジナルキャラクターを用いたPR活動、取材等の対応も行っております。

近見さんの今のお仕事のやりがいについて教えてください!

「自分の取り組みが結果として目で見えてわかること」が一番のやりがいであり誇りになる部分だと思います。不動産というカタチに見えるもので、その場所に関わる方が笑顔になると考えるとワクワクします。今の仕事は、一気通貫でビルに携わることなので、後世に価値あるビルを残していきたいです。

また成長という部分でも、実感として非常に感じられています。自分自身コミュニケーションはできる方だと思っていましたが、入社後すぐは営業先で全く言葉がでてきませんでした。しかし入社から9カ月経った今では、お客様からも「顔つきが変わってきたね」とお言葉をいただいたり、知識と経験がついてきたことで、社内外でコミュニケーションがうまくとれるようになってきました。

お仕事も順調なんですね!一方で現在のラクロスの活動状況について教えてください!

現在はNeOという関東地区のクラブチームに所属しており、オンシーズンでは練習を週に土日2回+平日朝or夜に週3回のトレーニングをしていました。入社当初は、どちらも頑張り過ぎていっぱいいっぱいになっていた時期もありますが、今は、少しずつバランスが取れるようになってきたと思います。今後はさらに時間を有効活用して、家族や友人、会社の人に活躍している姿を見せられるよう頑張りたいです。

NeOラクロス全日本選手権日本一

ーお仕事もやりがいを感じられるようになり、ラクロスもトップレベルでラクロスができ、いい環境で生活ができているんですね!これからも引き続きラクロスと仕事に頑張ってくださいね!

企業人事サイドへインタビュー

それではこれからは、企業の採用人事側にお話を聞いていけたらと思います。

内定者(デュアルキャリア社員)の採用理由を教えていただけますか?

面接の時に感じたことは、やり始めたものを極めたいという意欲の高さ、また壁にぶつかった時にその壁を乗り越える力に強さを感じました。

仕事において困難を打破する力は非常に重要だと思いますし、近見さんの負けず嫌いでストイックな姿勢は面接でも光っていました。とはいえ、当社として初めてデュアルキャリア社員を受け入れるにあたり、仕事が片手間になるのではという懸念は社内でも上がっており、繰り返し面談を実施しました。最終的には、九州から上京して来られる覚悟と、仕事も競技も100%頑張る熱い気持ちを感じ内定を出させていただきました。

企業側として、デュアルキャリア社員の近見さんへはどのようなことを期待していますか?

しっかり経験を積んで、周囲を引っ張っていける存在になって欲しいと思っています。

弊社では、入社後3年間は学齢期といって学ぶ期間として考えています。その為、3年間は積極的に多くの事を学び、4年目以降は同期だけでなく若手全体を引っ張っていっていく存在を目指して欲しいです。

近見さんの仕事ぶりはいかがでしょうか?

バランスが良く押し引きがうまい印象があります。お客様に可愛がられることも多いですし、そういった意味ではやっぱり営業向きだと感じます。仕事と競技の両立は、決して楽な道ではないと思いますが、入社前に想像していたよりも、競技面での苦労や弱音を全く言わないということには驚いています。そういった面では、スケジューリングや自己管理をきちんとされているのではないかと感じています。欲を言えば、社内全体にラクロスの応援に来てくださいともっとアピールしてもいいと思っています!(笑)

デュアルキャリア社員として近見さんが入社した後、社内での変化はありましたか?

これまでも体育会学生を採用したいという気持ちはありましたが、近見さんの活躍により、これまで以上に体育会学生を採用したいという気持ちは高まりました。業務の面では、弊社としても初めての取り組みでもあるビルのサイネージ広告にも中心となって取り組んでおりますので、そういった面でも変化はでてきていると思います。

ーありがとうございました!デュアルキャリア採用で入社した社員がいましっかりと会社で活躍しているということが、嬉しいですね!

終わりに…

ー 最後に近見 陽さんから、社会人で仕事をしながらラクロスをやろうと思っている学生へメッセージをお願いします!

NeO club championship 2021

はい!もし競技を続けたいけどどうしようかなと迷っているのであれば、デュアルキャリアとしての選択に飛び込んで欲しいと思っています。

私もとても悩みましたが、ラクロッサーの中でも、デュアルキャリアで活躍している選手はたくさんいますし、何かあれば力になってくれる方も多いと思います!

先輩方が作ってくれた道もありますし、チャレンジしてダメであればその時に辞める決断をしても遅くないと思いますし、私もまだまだ社会人1年目ですが、デュアルキャリアをやって良かったと感じています。

もっともっと仕事も競技も頑張りたいと思っていますし、仕事で学んだことを競技に活かせたり、競技で学んだことを仕事で活かせる時も多くあります。

それぞれが刺激になっているので、競技を続けることで成長の幅が広がることは間違いないです。

だからこそ、迷っているのであればチャレンジして欲しいです!

一緒に頑張りましょう!

ー 近見さん、そして株式会社テンワスの宮里竜太郎さん、この度はインタビューを受けてくださり、ありがとうございました!デュアルキャリア採用枠で社会で活躍している先輩の声を聞けたとても貴重なインタビューでした!ラクロッサーでこれから社会人でラクロスを続けたいという方、是非マイナビアスリートキャリアさんに相談をしてみてはいかがでしょうか?

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