【こぶ平ラクロスコラム】第12回全日本中学高校女子ラクロス選手権が開幕

※2021年4月5日本文中内容訂正:目白研心 ゴーリー を#99 藤原選手と表記すべきところを、現場で背番号を見間違えてしまっていたため、#64 平岡選手のプレーであると表記しておりました。関係者の方々にご迷惑をおかけ、申し訳ございませんでした。

 

2021年3月29日(月)全国のラクロスファン待望のラクロス公式戦、『第12回全日本中等高等学校女子ラクロス選手権』が開幕した。
(大会公式HP:https://jtlnc.com/

会場は神奈川県三浦市にある三浦潮風スポーツ公園多目的グラウンド。桜の花満開、気温も25度に迫ろうかという絶好の条件。前日の強風雨によるグラウンドコンデションの悪化も少なく、大会初日1回戦を迎えた。

今年は変則的で、4日間に渡る変則開催。
初日は東日本勢(実質関東勢)同士が戦う1回戦となり前大会(10回大会)優勝で関東秋のリーグ戦優勝の日本大学中学高等学校(日大中高)vs 東日本第5代表(実質関東5位)で初出場の目白研心中学高等学校(目白研心中高)の戦いであった。

27日に、予選を経験した目白研心試合勘を持って、女王に挑む事で、実質的な差が縮まることも予想されたが、現実は女王の強さをマザマザと見せつける結果となった。

試合の焦点は、予選で優位性を示した目白研心中高の67番大村選手のドローと、16番宮本選手、56番丸岡選手、67番大村選手のアタックがどこまで、日大中高に通じるか? そして、日大中高の試合勘は対応できるのか?というところだった。

そして、ファースト・ドロー。
日大中高22番中澤選手の自取りで試合が始まると、持ち前のポゼッションからの個々の選手のドライブがブレイクし、パスの試合勘が掴めているかどうかなどというポイントは焦点とはならなかった。

結果的に、ドローは日大中高(中心は22番中澤選手)が圧倒。ポゼッションを確保してからの高速のドライブで得点を重ね、17対1で日大中高が勝利した。

しかし、目白研心も、後半にはゴーリー99番藤原選手からのターンオーバーで何度もアタックを仕掛け、最後まで攻めて掴んだ、全国大会での1点は、歴史に新しいページを加えることになった。その得点は、ターンオーバーからの速攻、正面から56番丸岡選手が堂々と打ち抜いたものだった。
歴史は、こうして始まる。日大中高にも過去チャレンジがあった、目白研心中高のチャレンジはここから始まったと何年後かに言われる時が来ると願っている。

試合結果 |1Q|2Q|3Q|4Q|計
日大中高| 5 |6| 3 |3| 17
目白研心 |0| 0 |0 |1 |1

<得点者>
日大中高
21番 秋山選手(新高3) 6点
22番 中澤選手(新高3) 6点
27番 小川選手(新高3) 4点
79番 四十川選手(新高3)1点

目白研心中高
56番 丸岡選手(新高3) 1点

全日本選手権連覇に向けて、圧巻のスタートを切った日大中高は、進化の具合を全く出さずに選手の力なりに勝ち切った。このチームを止めるヒントは現時点では、見つからない。

こぶ平’s Eye

いつもと違う全日本選手権だが、顔触れも変わった。常連の大妻多摩中高も、強豪の都立飛鳥高校もいない。そして今回東日本第5代表決定戦では触れませんでしたが、埼玉県立伊奈学園総合高校にも少し触れておこう。
熱き指導者の下、熱く、厳しいチェックを信条として泥臭いラクロスを展開してきた伊奈学園が昨年秋季の新チームから厳しさに徹しきれないもどかしいチームとなり、秋4強を逃した。

それから半年、コロナ禍の練習はままならない中、元気と厳しいチェックを復活させて戻ってきた。第5代表決定戦では秋のままだと、2部に食われる可能性すらあると考えていたが、強い気持ちの前に出る試合を展開していた。
来季に向けて、さらに引かない気持ちを高め、一つ一つのプレーに集中し、ショットの決断力を磨けば、再び強い伊奈学園が戻ってきそうな気がしている。

高校の場合、指導者の変更や、選手の入れ替わりが短期間である為、どうしても中高一貫の学校が優位になり勝ちだ。
普通の公立校の頑張れるモデルとなるべく、進化して欲しい。そして又、全日本選手権に戻ってきてほしい。

全日本選手権 次回1回戦残りは 4月25日 京都宝ヶ池球技場で行われる。大会の模様をこぶ平が伝えられるかは不明だが
さらに厳しい戦いが繰り広げられそうだ。

ご期待あれ!

こぶ平

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