【ラクロス団体コラム】MILL(Men’s Indoor Lacrosse League)コラム

今回は、インドアラクロスはフリースタイルラクロスとも呼ばれていますが、何がフリースタイルなのか、その特徴などを書かせて頂きます。

◆即興(対応)性

ここ数年、フリースタイルのラップバトルがブームとなり、日本でも1つのカルチャーとなりつつありますが、相手の攻撃(口撃)に対応した、(基本的には)即興での返しで且つビートに合わせて韻を踏むというものです。勿論フィールドラクロスもBOXもそういった要素が必要なのは言うまでもありませんが、防具無しスタイルのインドアラクロスはより相手DFの状況に合わせてプレーをしないとオフェンスファウルになりやすい競技の為、相手に合わせた即興対応がより必要な競技と言えるかも知れません。

女性ラクロスは元々そういったプレーカルチャーが根付いていると思いますが、インドアラクロスはシュートのフォロースルーを当てると危険(ファウル)ですので、D Fにタイトに付かれている時は基本的にはシュートが打てないか、打つとしてもフォロースルーをD Fに当てない工夫が必要になります。(またD F側も過度なプッシュはファウルとなります)

6年前のインドアラクロス立ち上げ当初は、選手の皆さん100%フィールドラクロス出身ですので、目の前のD Fにフォロースルーを当ててしまうケースが多く見られました。ロールしながら振り向きざまにシュートを打つプレーなどはフィールドラクロスの場合、DFを気にしない場合もあるかと思いますし、また1on1の際、ゴリゴリD Fと競り合ってDFに激しくチェックされDFにシュートフォロースルーを当てながらゴールにねじ込むというプレーなどもフィールドラクロスやBOXラクロスの大きな魅力だと思います。やはり皆さんそのプレースタイルが体に染み付いていますので、特にヒートアップして来るとそういったプレーが出てしまう傾向がありましたが、ここ最近は皆さんのご理解、協力の元、そういったプレーはかなり少なくなりました。

インドアラクロスは、そういった意味でオフェンス選手主体でのプレー(最初からこのプレーをしようと決めるているプレー)がしづらいので、逆に「フリー」スタイルではないとも言えるかも知れませんが(笑)、常に相手D Fの状況に合わせたプレー(DFを崩して、しっかりフリーを作った状態でシュートを打つというプレー)が必要となるという意味ではラップバトルのような即興(対応)性がより必要な競技ではないかと考えています。くどいですが、、勿論、フィールドラクロスもBOXもそういった要素はたくさんあると思います。

◆ある程度、ボールに当たる事を前提としたラクロス

サッカーやフットサルなどでは、ゴール前で複数のD Fが体を張ってシュートブロックをするというシーンがよく見られゲームが盛り上がるシーンの1つだと思います。逆に言うとD Fがゴール前にいても思い切りシュートを打っているという事ですが、クッション性ボールを使用しているインドアラクロスでも比較的良く見られるシーンであり、楽しさの1つだと思っています。こういったルールがシンプル=自由度が高いということも特徴の1つです。(勿論、クッション性ボールですが、早いシュートが顔などに当たると危険ですので、そういったハイショットは厳しいファウル設定により抑止されています。)

◆アウトオブバウンズ無し、少人数制ラクロス

インドアではアウトオブバウンズ無し(外側のライン無し)の為、パスミスをしても外側の壁で跳ね返ったボールを確保すれば、プレーを継続できます。また、プレー人数はゴーリーを含めて5人VS5人でボールタッチ回数が非常に多く、そういった意味でもチャレンジングなプレーをしやすいフィールドと言えるかと思います。

◆多くの人が長く楽しめる環境を

上記のようにハードコンタクトがNG、フィールドの広さもフットサルと同じとなっている為、怪我のリスクが非常に少なく、競技性もありながら長く楽しんで頂けるのも大きなメリット・特徴と言えると思います。また、費用面に関しても負担が少なくて済みますので、裾野を広げる役割もあるかと思っています。

以上が私達が考えているフリースタイルという内容です。

昨今、関東や他地区でもフットサル場や公園、体育館などでインドアラクロススタイルを楽しんで頂いている方々が増えてきており、今後もフィールドラクロスやBOXラクロスの発展は勿論、共に皆さんに楽しんで頂けるステージを作っていきたいと思いますので、皆さんよろしくお願い致します。

そして、来年1月からは男性は第3回インドアラクロスリーグ(MILL)、女性は第2回インドアラクロスリーグ(WILL)も開幕します。ぜひチェックしてください!

 

 

 

関連記事