【こぶ平レポート】2017年全日本選手権から見えたモノ|男子編
開始4分から試合は大きく動きます。
Stealers#8のゴール左から右へ回り込む中、ショットが決まるとStealers#12のFOブレイクやFALCONSのDF/LMF#0の果敢な攻撃を含め、1Qは4対3とFALCONSがリードして終わります。
?Kobhey’s Eye①
ここは、Stealersの小さな誤算だったのではないかと思います。クラブ選手権決勝では1Qを3対0とリードして終えていますが、元来立ち上がりの良くないFALCONSに対して漬け込むとしたら前半しかも特に1Qだったと思います。FALCONSのミスもあっただけに厳しい立ち上がりになりました。
ただ逆にこれは、FALCONSの強さだったでしょう。
試合前に、元FALCONSの選手の方にお話をお聞きする機会がありました。「日本選手権のFALCONSは違うFALCONSですよ。本当のFALCONS。」という風に表現をされていました。 正にです。
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2Qに入るとStealersも反撃をし#14の鮮やかにDFを交わす動きからのショット等で5対5まで盛り返します。FALCONS#44への厳しいチェックもあり膠着したまま、残り1分の攻防が勝負の行方を左右することになりました。
?Kobhey’s Eye②
残り1分FALCONS#90のインサイドへの強引な仕掛け、ねじ込むように得点する、Stealersも強引に得点を狙う(タイムアウトを取りながら)もののミスからFALCONSがボールを奪い返す展開。
そして残り10秒、FALCONSのタイムアウトからスペシャルプレーが飛び出し、警戒の厳しかった#44のジャンピングショットが決まり7対5と初めて2点差を付けます。そして、この差はついに最後まで埋まる事はありませんでした。
3Qで10対6と一気に決着をつけたFALCONSは流石のラクロスを魅せてくれた。対するStealersは最後まであきらめず果敢な攻めを繰り出しますが、差は詰まる事はなく、最後はFALCONSのボールキープで終了しました。
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